こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。
「受験なんてまだ先の話だし、3年生になったら本気出す」
「部活や行事で忙しいから、勉強は後回しでいいや」——
そう思っていませんか?

確かに、高校1・2年生は、まだ「受験生」と呼ばれることは少ないでしょう。
ですが、この時期の過ごし方次第で、受験本番までの伸びが大きく変わります。
今のうちにコツコツと「種をまくように」勉強に取り組むことで、高3になったときに一気に花が開くような成長が期待できるのです。
この記事では、高1・2生が受験に向けて、今から取り組める「基礎固め」や「学びの土台づくり」の方法を、5つのステップに分けて紹介します。
ぜひ、今日から実践してみてくださいね!
目次
勉強における「種まき」とは?
ここでいう勉強の「種まき」とは、将来の成果につながる「今の積み重ね」のことです。
たとえば以下のような勉強や習慣づけが、受験学年になるころには大きな力に変わっていきます。
- 教科書レベルの基礎をしっかり理解しておく
- 毎日勉強する習慣を身につける
- 語彙力や読解力を養っておく
- 自分に合った勉強スタイルを見つける
- 進路について考え始め、情報を集める
これらは、今すぐに成果が現れるわけではありません。
しかし、受験期には確実に効果を実感できるでしょう。
今のうちに、未来のライバルに差をつけておきたいですね。
今のうちにやっておきたい5つの「土台づくり」

① 語彙力・読解力を養う
英語や国語をはじめ、すべての教科に共通して必要となるのが「語彙力」と「読解力」です。
特に語彙が不足していると、問題文を正しく理解できず、内容を深く読み取ることが難しくなります。
今できること
- 英単語を「1日10語ずつ」「毎日1ページ」と、目標数を決めて覚える(アプリや単語帳を使う)
- 授業で出てきた、意味が曖昧な言葉を語彙ノートにまとめる
- 本や新聞に少しずつでも触れて、文章を読む習慣をつける
語彙力はすぐに伸ばすことが難しいからこそ、毎日の積み重ねが必ず大きな差につながります。
② 教科書レベルを完璧にする
受験では応用問題や難問も出題されますが、実は基礎を正しく理解しているかどうかが一番のカギです。
取りこぼしやケアレスミスをなくすことで、すぐにでもテストの得点が安定してくるでしょう。
今できること
- 授業内容をその日のうちに復習する
- 学校のワークや教科書の例題を3周解き、知識を定着させる
- 「なんとなく」ではなく、説明できるレベルまで理解する
基礎をしっかり固めることは、志望校合格に向けた一番の「近道」になるのです。
③ 定期テストを「受験のトレーニング」として活用する
定期テストは単に評定を上げるためのものではありません。
緊張しやすい受験本番に向けたトレーニングの場と考えるだけで、日々の勉強に対する意識が大きく変わります。
受験を経験している浪人生との差を埋めるためにも、毎回のテストに全力で挑みましょう。
今できること
- テスト範囲だけでなく、その周辺の内容や知識にも手を伸ばす
- テスト後に「どこを・なぜ間違えたか」を分析する
- 間違えた問題を、後日自分で解けるようになるまで復習する
この「振り返り」の習慣は、模試や過去問演習にも活かせます。

④ 勉強の「質」を高める
忙しい高1・2生こそ、「どれだけやるか」よりも「どうやるか」が重要です。
せっかく勉強するのであれば、確実に効果を得られるよう「質」にもこだわってください。
今できること
- 1週間の学習計画を立てる
- 通学時間やスキマ時間に英単語や暗記を活用
- 寝る前に「10分だけでも勉強する」習慣を作る
「習慣化」ができれば、それだけで受験勉強のハードルはぐっと下がります。
⑤ 進路や興味のあることについて調べ始める
進路がまだ決まっていなくても、将来のイメージを持つだけで、勉強する意味がわかってきます。
目標も決めずになんとなく勉強に取り組んでいては、途中でやる気がなくなって当然です。
「なぜ勉強をするのか」、がんばる意味を見出しておきましょう。
今できること
- 大学の学部紹介ページや授業動画を確認する
- オープンキャンパスに参加して大学の雰囲気を知る
- 自分が好きなことや関心があることをノートに書き出してみる
自分の「好き」や「興味」が見えてくると、自然とモチベーションも高まってきます。

まずは「1つだけ」でOK。今すぐ始めてみよう!
「全部やるのは無理かも…」と思った人も、大丈夫。
今できることから、まず「1つだけ」始めてみましょう。
オススメのステップ
- 今の自分の課題を見つける
例:「語彙力が不足している」「勉強習慣がない」など - 具体的なアクションを決める
例:「寝る前に英単語10個覚える」「日曜日に定期テストの解き直しをする」など - 1か月後に振り返る
実際に何が変わったか、次に何をするかを考える
勉強は「継続できるか」がすべてと言えるでしょう。
無理のないペースでコツコツと続け、最高の結果を手に入れましょう!

まとめ:『高校1・2年生が「受験で差をつける」ために今やるべき5つのこと』
今回は、高校1・2年生のうちから始めておくべき、「受験で差をつける」ための5つのポイントを確認しました。
最初の一歩はまだ小さな行動であっても、それが未来の確かな実力につながります。
「種まき」のように、今の積み重ねが、志望校合格というあなたの花を咲かせるのです。
焦る必要はありません。
まずはできることから、今日から少しずつ始めてみましょう!
「絶対現役合格!」を目指している人はどうすればいい?
「現役合格を目指しているけれど、ライバルに負けず合格できるかが心配」
…と不安を覚えている高校生も多いですよね。
四谷学院には、あなたの学習を徹底的にサポートしてくれる受験コンサルタントがいます。
合格までの道筋は、人それぞれ少しずつ違います。
現在の偏差値が40の人と60の人では、これからやるべきことも違います。
英語が得意な人と苦手な人で、勉強時間の配分が同じにはならないでしょう。
だからこそ、「合格のプロ」である受験コンサルタントを頼ってください。
あなたの現状をしっかりと把握し、目標を達成するための道のりを一緒に歩んでくれますよ。
やるべきことが明確になると、「今日もがんばろう!」と日々のモチベーション向上にもつながります。
「最適な勉強方法がわからない」「そもそも何をやるべきなのかがわからない」と困っているあなた。
ひとりで悩まずに、ぜひ一度四谷学院にご相談ください。
全国の校舎でお待ちしています!





