こんにちは、四谷学院 受験コンサルタントチームの藤川です！
夏休みも早いものであと少し。
「予備校の夏期講習を活用してがんばった！」という高校生は多いでしょう。
しかし、夏期講習を受けたこと自体に満足していては、思ったように成績は上がりません。
本当に大事なのは、夏期講習を受けたあとの過ごし方なのです。
今回は、夏期講習を受け終わった人に向けて、その努力を成果につなげていく方法をお伝えしていきます。
講習を受けっぱなしになっていませんか？
ぜひ、この夏で大きく飛躍した自分を実感してください！
目次
夏期講習を受けただけで満足してはいけない理由と対策
この夏に初めて予備校の夏期講習を受けたという人も多いでしょう。
学校の授業とは異なる解き方や、役立つテクニックを教わり、充実した数日間を送れましたよね。
しかし、講習を受けただけで満足していては、「思っていたよりも伸びなかった…」という結果に終わってしまうかもしれません。
志望校合格をつかむには準備が何よりも大切
受験勉強をロールプレイングゲーム(RPG)に例えてみます。
最後に待ち構えている試験本番は、いわゆる「ラスボス」です。
その最終決戦で結果を残すために、受験勉強という「経験値稼ぎ」を行いますよね。
いきなり過去問や発展問題という、レベルの高い相手に挑み続けたとしても、決して勝つことはできないでしょう。
志望校合格をつかむには、最後に自分の実力を発揮できるよう、逆算して準備を進めていく必要があるのです。
強敵に挑む前にどう準備する？
ラスボスに挑むのに、武器を持たない丸腰の状態で、ただただ突っ込んでいく…という人はいないでしょう。
また、その敵に近い実力や特性の相手を想定し、腕試しを行うことをせずに臨んだとしても、相手に勝てるイメージは湧いてきません。
まずは強力な武器を手に入れる必要がありますね。
公式や解法のパターンを身につけなければ、多くの問題を解くことができません。
そして、問題演習量も重要となります。
志望校の傾向に似た問題を解いていくことで、経験値を積んでいきましょう。
夏期講習は「武器」や「経験値の積み方」を教えるもの
夏期講習を受けて、「実力がついた！」と実感している人もいるでしょう。
反対に、「思ったより成果を感じられない…」という人もいるかもしれません。
実際、「夏期講習を受けただけでは成績が上がらなかった…」というケースは珍しくないのです。
注意してほしいのは、夏期講習は受験を戦い抜くための「武器」を伝授したり、効率の良い経験値の積み方を教えたりする場所だということです。
それだけでは足りないと肝に銘じてください。
たとえば、夏期講習でしっくりくる英語長文の読み方を教わったとします。
その読み方という「武器」は、実際に読解演習を積んで手に馴染ませることをしなければ、実力として身につくことはないでしょう。
講習を受けて、「どういう勉強をすれば良いか」が見えてきたという声も多いですね。
ただ、それはあくまで経験値稼ぎの方法がわかっただけで、成果が出るかどうかはあなたの今後の学習量次第でしょう。
夏期講習を活用し、勉強をがんばったという人は、ぜひ自分自身を褒めてあげてください。
そのうえで、夏期講習を本当に「活用」するのは、2学期以降の勉強においてです。
この夏に身につけた武器で、志望校合格をつかみとりましょう！
まとめ「夏期講習を成績アップにつなげるには？」
今回は夏期講習の役割と、講習を受けたあとの学習の重要性についてお伝えしました。
夏期講習を受けて、「自分の実力がついてきている！」と感じた人は、その調子で勉強を続けましょう。
これまで続けてきた努力が、夏休みの長時間学習で花開くことも多いですからね。
反対に、まだ成果を感じられていない人も、焦ってはいけません。
夏に手に入れた武器で、これからどんどん経験値を積んでいってください。
2学期以降も、大きく学力は伸びていきます。
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