【大学受験】夏休みの勉強は何をするべき?効果的な勉強法と計画の立て方を解説

受験生としての心構え夏期講習
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こんにちは!四谷学院の奥野です。
大学受験に挑む受験生にとって、夏休み中の勉強が合格を左右するといっても過言ではないでしょう。長い夏休みだからこそ、計画を立てて効率よく勉強する必要があります。

しかし、長い勉強計画をどのように立てればよいのか、1日に何時間の勉強が必要なのか、悩む受験生も多いのではないでしょうか?

今回は、夏休みを有効活用できる、勉強計画の立て方と計画実行のポイントについて解説します。

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夏休みに優先して取り組みたい勉強内容


学校の授業がない夏休みは、自分のペースで学習を進められる貴重な期間です。科目によって優先すべき内容は異なるため、各教科の特性に合わせた勉強に取り組むことが、効率よく実力を伸ばすカギとなります。

英語は単語・文法の基礎固めを優先

英語の成績を伸ばすには、単語・文法の基礎固めが最優先です。夏休みはまとまった勉強時間を確保しやすいため、単語・文法を集中的に復習するよい機会です。
基礎をしっかり身につけることで、長文読解やリスニングの得点力も自然と高まっていきます。

文法の理解に不安が残る場合は、この時期に見直しておくと秋以降の長文演習をスムーズに進められます。英語は毎日継続することで力がつく教科です。短時間でも毎日取り組む習慣をつけましょう。

数学は苦手単元の復習が重要

数学は前の単元の理解が次の学習の土台になる積み上げ式の教科です。苦手な単元を放置すると今後の学習にも影響します。夏休みは授業が止まるタイミングなので、理解が曖昧な単元を復習する絶好の機会です。教科書レベルの基本問題から丁寧に解き直し、解法のパターンを身につけましょう。

間違えた問題は解説をよく読み、なぜ誤答したのかを分析する習慣をつけると、同じミスを繰り返さないようになります。焦って難問に挑戦するよりも、「確実に解ける問題」を一つずつ増やしていくことが、成績アップへの近道です。

国語は長文読解に慣れておく

国語に必要な読解力は、公式や英単語のように短期間で身につくものではないため、継続的な演習が重要です。夏休み中に長文問題に触れる機会を増やし、文章を読むスピードや読解力を高める必要があります。

現代文では、接続詞や指示語の関係を意識しながら読む練習を積み重ねることで、文章の構造を正確につかむ力が身につきます。古文・漢文は、基本単語や文法の暗記を毎日少しずつ進めましょう。

長文読解と暗記の両輪で取り組めば、国語全体の得点力を安定させることができます。

理科・社会は暗記を進めるチャンス

理科・社会は暗記要素が多く、まとまった時間が取れる夏休みに学習を進めやすい教科です。用語を覚えるだけでなく、図や表と併せて記憶することで、理解が定着しやすくなります。

理科は、公式や用語の意味を体系的に整理しながら、演習量を増やして実戦感覚を養いましょう。日本史や世界史は時代の流れや因果関係を意識して覚えると、細かい知識も頭に入りやすくなります。

毎日少しずつ復習を繰り返し、夏休みのうちに幅広い範囲の知識を効率よく身につけましょう。

夏休みの勉強計画を立てるポイント


夏休みの勉強計画を立てる際は、次のポイントを意識しましょう。

夏休み明けの学力をイメージする

夏休みを終えた時点で、合格圏内の点数が取れるかどうかをイメージすると効果的です。大学入学共通テストや国公立の2次試験、私立の入試問題などの合格最低点を調べ、夏休み前の実力を踏まえて、夏休み後の目標点数を決めましょう。

また、特に力を入れるべき科目は、苦手な科目だけでなく、模試の結果から判断することも有効です。夏休み前は全国統一模試や、各大学の模試が開催されているので、自信がなくても受験することをおすすめします。

具体的な目標を設定する

勉強計画を立てる場合、「苦手科目を勉強する」といった曖昧な目標ではなく、より具体的な内容の目標を設定することが大切です。効果的な目標設定は、次のような例があります。

  • 英単語〇個覚える
  • 苦手な単元を克服する
  • 問題集を最後まで解く
  • 総復習をして主要科目の基礎を固める
  • 演習問題を○○問解く

やるべきことを明確にすると、勉強計画が立てやすくなるだけでなく、勉強の手が止まることがなくなります。「何から手を付ければよいかわからない」という不安も解消できるので、勉強のモチベーションを保つ効果も期待できるでしょう。

週単位や1日単位で作成

夏休みは約1ヵ月ありますが、1ヵ月計画ではなく、週単位や1日単位などに分配するのがおすすめです。
これにより無理な計画を立てることがなくなり、計画に沿った勉強ができます。また、週単位で目標とする課題を立て、1日の計画を積み重ねて達成する、という方法も効果的です。

予備日を設定する

勉強計画を立てたものの、体調不良や急な用事など、勉強できない日があっても不思議ではありません。もしくは、思っていたよりも勉強が進まず、計画どおりにいかないこともあるでしょう。

勉強ができなくなる日が出ることを見越して、予備日を何日か設定しておくことがポイントです。勉強の遅れを取り戻すことや、計画の見直しに充てられるので、夏休みの勉強を再び軌道に乗せることができます。

自分で立てた勉強計画を実行するポイント


勉強計画を立てたら、その内容を確実に実行することが重要です。計画に沿って勉強を進めるためには、次の工夫を取り入れるとさらに勉強がはかどります。

1日の予定を見える化する

1日単位の計画を立てる場合、頭の中で整理するのではなく、紙に書いて見える化すると、より効果的です。今日1日でやるべきことがすぐにわかるうえに、紙に書くことで頭の中が整理され、不足している部分も明確になります。

また、終わった項目を1つずつ消していくと、やり忘れを防ぐ効果や、進捗状況の管理も可能です。

勉強した内容を記録する

見える化の効果は、勉強計画だけでなく勉強した内容の記録にも同じことがいえます。取り組んだ勉強内容が一目でわかるので、計画どおりにできたか、もしくは予定よりも遅れているかが明確になります。

決めた課題は必ず終わらせる

1日や週単位で決めた課題は、なるべく計画どおりに終わらせるようにしましょう。せっかくの長い休みを活用するのですから、中途半端で終わらせては意味がありません。課題の締め切り日を設定して勉強に取り組むと、クリアできたときの達成感が自信につながります。

夏休み中の勉強時間は1日何時間がいいか?


夏休みは一日を勉強に充てられることもあり、何時間でも勉強することも可能です。しかし、ただ長時間勉強すればよいのではなく、学年と目標に合った勉強時間を設定する必要があります。

1、2年生の場合

高校1年生は1日3〜4時間、高校2年生は1日4〜6時間程度を目安にしましょう。まずは3年生の受験対策に向けて、1、2年生の間に「勉強の習慣を付ける」ことが必要です。1、2年生は本格的な受験勉強をするにはやや早いため、これまでの総復習に取り組むとよいでしょう。

また、2020年度(2021年1月以降)にセンター試験に代わり大学入学共通テストが実施されています。
大学入学共通テストでは知識量だけでなく、思考力・判断力を問う問題が重視されるようになりました。早いうちから大学入学共通テスト形式の問題に慣れておくことも効果的です。

3年生の場合

3年生の夏休みは受験本番まで半年を切っているため、1、2年生よりも勉強時間を増やす必要があります。3~4科目の私立を受験する場合、8時間が目安と考えましょう。
ただし、英語や数学などの主要科目が苦手な場合、10時間以上を費やして基礎固めを優先することが重要です。

大学入学共通テストと2次試験がある国公立は、受験科目が多いこともあり、12時間程度は確保する必要があります。大学入学共通テストは私立入試と異なり、6教科8科目必要なことが多いです。副教科が苦手な場合、夏休みを利用して重点的に勉強することもおすすめです。

また、大学入学共通テストと2次試験を受ける仕組みは変わりません。大学入学共通テスト対策に時間が取られる可能性が高いため、夏休みを利用して重点的に取り組むとよいでしょう。

夏休みの勉強で避けたいNG行動


夏休みは長い時間を勉強に充てられる一方で、やり方を誤ると「努力した割に成果につながらない」ということにもなりかねません。

頑張っているのに結果が出ない受験生には共通したNG行動がみられます。効率よく実力を伸ばすために、陥りやすい落とし穴をあらかじめ知っておきましょう。

計画だけ立てて満足する

いくら入念に勉強計画を立てても、実行できなければ成績アップにはつながりません。「計画を作ること」自体が目的になってしまい、肝心の勉強時間が不足してしまっては本末転倒です。

最初から完璧なスケジュールを目指す必要はありません。大切なのは無理なく続けられる内容に絞ることです。計画には必ず予備日を設け、遅れが出た場合でも取り戻せる余裕を持たせましょう。

「1日◯時間」よりも「1週間で◯時間」のように週単位で目標を組むと、柔軟に調整しやすくなります。

復習せず問題集を増やす

新しい問題集に次々と手を広げると、1冊ごとの理解が浅くなり、結果的にどれも中途半端になってしまいます。量をこなすことよりも、間違えた問題を繰り返し解き直して定着させることが大切です。

解けなかった問題は解説をよく読み込み、なぜ間違えたのかを分析する習慣をつけましょう。3冊を浅く理解するよりも1冊の理解をしっかり深めることが、結果的には効率的で、かつ確実な得点力向上につながります。

睡眠時間を削る

勉強時間を確保するために夜更かしを続けると、睡眠不足によって集中力や記憶力が低下しやすくなります。睡眠は学習した内容を脳に定着させる重要な役割を担っているため、逆効果になりかねません。

学習効率を高めるためにも、毎日一定の時間に起床・就寝する規則正しい生活リズムを意識しましょう。受験本番に向けて、朝から頭が働く朝型の習慣を夏のうちに身につけておくことも大切です。

苦手科目を後回しにする

苦手科目を避け続けると、理解不足が積み重なってさらに苦手意識が強くなり、克服が難しくなります。時間に余裕がある夏休みだからこそ、苦手な単元にじっくり時間をかけて向き合うことが大切です。

まずは「なぜ苦手なのか」を分析し、基礎から丁寧に復習し直し、少しずつ自信を取り戻しましょう。一日のスケジュールの中に苦手科目の時間を意識的に組み込み、後回しにしない習慣をつけることがポイントです。

夏休みの勉強に関するよくある質問

高校3年生の夏休みになると受験勉強もいよいよ本格化してきて、焦りを感じてしまう受験生も多いかもしれません。ここでは、夏休みの勉強に関してよくある質問をまとめましたので参考にしてみてください。

部活と勉強は両立できる?

部活動をしている場合でも、スキマ時間を上手に活用すれば勉強との両立は十分に可能です。「少し空いた時間ができたら何をするか」をあらかじめ決めておくだけでもかなり違います。

例えば、通学時間に単語帳を見る、授業の合間に前日の復習をするなど、スキマ時間でできることはたくさんあります。空いた時間をうまく活用すれば夜遅くまで起きて勉強する必要もなくなり、無理なく学習を進められるでしょう。

夏休みだけで成績は上がる?

成績を上げることは十分可能です。夏休みはまとまった勉強時間を確保できるため、苦手克服や基礎固めには絶好の機会です。

高校3年生が夏休みに勉強にあてる時間は1日平均で約7.6時間とされています。休み中の約40日間で毎日8時間勉強すれば320時間確保できることになります。

ただし、十分時間があるからといって安心せず、秋以降の勉強に備えて基礎固めをするラストチャンスととらえ、夏休み後も継続して学習を積み重ねていくことが重要です。

夏期講習は必要?

夏期講習は、苦手分野の克服や受験対策を効率的に進めたい場合に役立ちます。講習自体の効果はもとより予習・復習が自然と身につき、学習習慣をつけるきっかけにもなります。

ただし、目的を決めずに「みんな行くから」という理由で受講すると、思うような学習効果が見込めない可能性が高いです。自分に必要な内容かどうかを確認したうえで活用しましょう。

まとめ

約1ヵ月ある夏休みを有効活用するためには、勉強計画を立てるだけでなく、計画をいかに実行できるかが重要なポイントです。勉強計画は具体的な目標を決め、1週間や1日という短いスパンで組むとよいでしょう。

計画どおりに勉強を進めるためには、一日の予定や勉強した内容の見える化や課題の設定などの工夫が必要です。また、夏休み中の勉強時間は学年や目標によって異なるため、勉強時間がどれくらい必要かを見極めることで、夏休み後の成績アップにつながるでしょう。

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大学受験合格ブログ編集部A

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