【大学 再受験】社会人入試対策!入試の特徴や合格のための小論文対策ができる予備校とは?

最終更新日:2023/11/04

※この記事は約10分で読めます。

こんにちは、受験コンサルタント、田中です。

社会人入試とは、大学や大学院が社会人を対象とした試験枠を特別に設けて実施する入試です。高校生や浪人生が受験する一般試験とは別で、合格枠が設けられています。社会人の方つまり働きながら学ぶ方が、大学入試を受けやすいよう導入されている制度です。高校卒業後にすぐに働き始めた社会人の方が大学を目指す場合もあれば、すでに大学を卒業された方が再受験して別の大学や学部を目指すケースもあります。いずれにしても、勉強にブランクがあることや社会人としての経験を生かして大学受験できることが社会人入試の大きな特徴です。

今回は、大学入試の社会人枠「社会人入試」について解説します。

社会人入試とは?

入試方式の違い

まず、社会人の方が大学入試で受験できる入試方式について見ていきましょう。入試方式は主に3つ。社会人入試総合型選抜(AO入試)、そして一般入試です。それぞれ簡単に解説します。

社会人入試

社会人が大学入試に挑戦しやすくするために設けられているのが「社会人入試」制度です。
一般的な学力テストだけでなく、受験生のやる気、人間性、経験なども評価されます。そのため、面接や小論文の対策が重要で、大学に自分をアピールできるように準備しておく必要があります。
なお、大学の学部・学科によって社会人枠を設けていない場合や非常に少数枠であるケース、また、年齢や社会人経験の期間など受験条件が設けられていますので、志望校を決める際にはしっかり調べておきましょう。

一般入試

社会人でももちろん一般入試(一般選抜)を受けることができます。一般入試は、現役の高校生や浪人生と同じ土俵で、大学受験に臨むことになります。学力試験がメインとなりますので、勉強にブランクがある方や、働きながら受験勉強を行う方にとっては、やや不利な受験形態と言えるでしょう。再受験の場合には、高校生の時に勉強した内容が活かせることもあります。
ただし、受験科目数が少ない大学もあり、社会人入試よりも合格者枠は多くなっていますから、学力に自信がある場合には一般入試を選択するのもよいでしょう。

総合型選抜(AO入試)

条件によっては推薦入試「総合型選抜(AO入試)」も受験が可能です。学力試験だけではなく受験生の学外活動ややる気、目標などを評価する入試形式で、書類審査、面接・面談、口述試験、プレゼンテーション等、大学によって多岐に渡る選抜形式が設けられています。
形式だけを見ると、社会人入試に似た部分もあり、総合型選抜の中に社会人枠を設ける大学もあります。大学・学部学科によって様々ですので、推薦基準や応募資格をあらかじめ確認しておきましょう。

なお、いわゆる推薦入試の中でも学校長の推薦が必要な「学校推薦型選抜」の指定校制については、現役の高校生がメインとなります。

社会人入試の特徴

社会人入試の大きな特徴として、(1)一般入試よりも科目数が少ない(2)学ぶ意欲や理由、目標などを重視、という2つがあります。

詳しく見ていきましょう。

(1)一般入試よりも科目数が少ない

社会人入試は、一般選抜よりも受験科目数が少ないという特徴があります。
選考方法として書類審査と面接、小論文が多く、それに加えて英語、専門科目を課すというパターンが見られます。筆記試験についても、一般選抜と同じ内容であったり全く別のものであったりと、様々です。選択式を取り入れる大学も多く、自分の得意科目を選べるというメリットもあります。再受験の場合には、高校時代に得意だった科目を思い出して選択することもできるでしょう。

(2)学びたい意欲や理由、目標などを重視してもらえる

社会人入試では、「なぜ大学・大学院で学びたい」のか、「今後の仕事や人生にどう活かすか」などを面接や小論文で伝えていくことが重要になってきます。これまでの社会経験を活かし、うまくアピールに繋げることが合格に近づくカギともいえるでしょう。

社会人入試のスケジュール

  • 4~5月:情報集め
  • 6~7月:出願準備
  • 9~11月:出願・受験期間
  • 1月:合格発表
  • 社会人入試は少し早めの日程です。9月~11月に入試を行う大学が多くなっています。また、通常の大学入試(一般選抜)と同様1月~2月に実施される場合もあります。
    大学によって日程は異なりますから事前によく調べましょう。

     早めに目標設定と情報収集を!   

    社会人入試は一般的な大学入試と異なる部分が多くあります。そのために情報収集は非常に重要になってきます。とはいえ、情報は山のようにありますから、自分の目標をしっかり設定したうえで情報収集を行うと効率的に必要な情報を集めることができます。
    日程をはじめ、受験要件、受験科目、入学後学べること、学費など、「こんなはずじゃなかった」と入学後のギャップが出ないように、事前調査を行う期間を設けておきましょう。

    受験資格

    社会人入試の出願資格は、一般入試とは異なります。「社会人」を対象としていますから、年齢や勤務年数などが判断基準となっています。
    なお、専業主婦の方の場合は、主婦業が実務経験とみなされる場合も多くあります。

    試験内容

    社会人入試の特徴でもお伝えしたように、社会人入試は一般入試よりも受験科目数が少なく、書類審査や面接、小論文などの試験内容が一般的となっています。
    大学によって筆記試験の有無等、かなり違いがありますので、事前にしっかり調べましょう。

    社会人入試合格のためにやるべきことは「小論文対策!」

    「小論文」と聞いてハードルが高い!と思われる方も多いかもしれません。「昔から作文はニガテ、嫌い」という方でも、安心してください。小論文は、短期間の対策だけでも大きな効果が期待できます。つまり、対策をしたのとしないのとでは、雲泥の差になるということです。

    小論文は書きっぱなしではいけない

    小論文を作成するにあたって最も大切なことは、与えられた情報を正確に理解して、そこに課題・問題を見つけて、自分なりの解決案をわかりやすく、かつ説得的に提示することです。
    ですから、必ず自分以外の人に読んでもらいましょう。小論文は書きっぱなしではいけません。
    「自身の書いた文章が問われていることに対して正しく答えているか?」
    「採点者が読みやすいものになっているか?」
    予備校や塾など「小論文指導のプロ」に指導を受けておきたいもの。なぜなら、参考書や動画などで、いわゆる「小論文の書き方」を勉強したとしても、実際に書いてみた小論文が「合格ラインに達しているかどうか?」は自分では判断できないからです。

    さらに「小論文のプロ」に指導を受ける理由としては、専門家の視点が必要になってくるためです。

    × 点数をつけるだけ
    × 感想を述べただけ
    × 志望校の傾向を無視した採点

    これらは、正しい小論文指導とは言えません。あなたの限られた時間を無駄にしないためにも、小論文のプロ・大学受験のプロによる指導を必ず受けましょう。

    成功例:Sさん 45才 家政系の学部に進学決定!

    社会人入試の対策で夏から個別指導で「小論文」を受講しました。理系学部のため理科の筆記試験も必須。夏期講習の個別指導で「化学」「生物」を受講されました。そして、10月に見事志望校に合格!
    Sさんと担当してくださった先生から、合格までの勉強の様子を聞かせていただきました。

    キャリアチェンジのために4年制大学入学を目指す

    社会人経験を経てキャリアチェンジをしたいと思いたち、必要な国家資格が四年制大学必須とあって、入試に必要な小論文講座を探しました。住んでいる地方都市の大手塾、予備校の中では、四谷学院だけが社会人の小論文指導を実施していました。

    講師から一言

    他塾や予備校でも「小論対策」はできても、生徒一人ひとりに受験コンサルタントがついて受験生をしっかりサポートするのは四谷学院だけ。大学受験は、いくら十分に対策しても、また、生徒さんに力があったとしても、合格を100%保証してさし上げることはできません。もし不合格であったとしても、生徒さんに「十分やってもらえた」と納得して頂けるような授業や関わり方を心がけています。

    講師と受験コンサルタントの強力サポート

    私が高校卒業後20年たつことや、小論文は初学に近いことを理解して指導してくださいました。講師の方は熟練されており、課題の選定や志望校の出題傾向も情報収集して教えて頂き、毎回有意義な授業を受けることができました。私はやりたいことが決まっていたのですが、それに合わせて指導していただけました。

    講師から一言

    Sさんの場合は、社会人としての経験やご自分なりの学習プランがあったので、できるだけそれを尊重し、こちらからの提案ばかりを押しつけないということも意識しました。彼女の要望を具体化して明確にしたうえで合意を得ると共に、取り組んでもらう課題についても、できるだけ具体的に指示するよう配慮しました。例えば、大学からの課題で「志望理由書を書いてください」というものがよくあります。これをそのまま「書いてきてくださいね」と伝えても大体の生徒さんが戸惑います。書けません。そこでSさんにも、「まずこういうことを書く、次にこういうことを書く」と具体的に提示するようにしていました。受験対策は時間が限られているので。書けるようになるのを待つだけでは間に合わないんです。

    夏期講習の活用

    夏期講習では、生物・化学を受講しました。お世話になった現役大学生の講師の方々には、自分の高校時代の勉強方法やコツ、ここだけは押さえておくと今後にも役立ちますというアドバイスも頂いて、限られた夏期講座の中でも、打ち解けて学習に取り組むことができました。
    大学入学後にも必要な科目でもあったので、合格後の大学での事前学習会でも夏期講習での学びがとても役立ちました。

    講師からひとこと

    不安を察したり休憩中の雑談で話したりすることで、受験に対する負の感情をとりのぞくよう意識しました。しだいに、課題要求に適切に応じられるようになっただけでなく、大学進学後の夢や目標についても、オープンに話してくださるようになり、それを対策や授業プランに活かせました。色々なお話をしていくうちに、資格を取得したい理由や将来の夢を話してくださるようになって嬉しかったです。

    四谷学院の社会人入試対策が良かった!

    四谷学院の皆さんがいつも励まし応援してくださったおかげで、頑張る原動力になって合格することができました。家の事と両立して、現役大学生の方に混じって学習する4年間になるので、卒業はもちろんのこと、国家資格取得も最短でできるように心して学生生活を送りたいと思っております。

    講師からひとこと

    四谷学院のすごいところは、生徒さん個人の学力や志望校に合わせた対策を、講師だけでなくスタッフ全員で情報共有し、取り組む体制があることだと思います。個別指導では講師変更も可能なのですが、変更があった際にも、受験コンサルタントの先生が「こういう理由で変更になります」ときちんと説明してくださり、教材などの資料もしっかりそろえて引継してくださいます。ほかの塾だとこうはいきません。スタッフの方が、担当以外の生徒の顔と名前を覚えていらっしゃるのもすごいです!

    大学進学後のご感想

    週5日、ほぼ1限から毎日授業があって、課題と小テストがたくさん!私が大学生だった時と全然違います。すごく忙しいですけど、でも今、気持ちがいいです。
    四谷学院で教えてもらっていたことが本当に今でも役に立っていて、この間は生物と化学は小テストで満点が取れて先生に褒められました!やってなかったら今頃やばいことになっていたと思うんで(笑)。
    私は社会人入試で合格して、さびついていた何かが動き出しました。

    スタッフからのコメント

    個別指導の場合は、学習面での指導はもちろんですが、担当講師と生徒の関係性はとても深いものになります。信頼関係があるからこそ、生徒が将来の夢を聞かせてくれたり、あるいは今の悩みを話してくれたりすることも珍しくありません。それらをドンと受け止めてくれるのが「プロの講師」です。だから大学受験が終わった後でも「大学入学後も、四谷学院で教えてもらったこと役立った!」と話してくださいます。

    「社会人入試は難しいんじゃないか」
    「募集人員が若干名だし、無理だ」
    しり込みしている方もいるかもしれませんが、ぜひ勇気を出してください。
    四谷学院で一緒にがんばりましょう!

    大学受験合格ブログ編集部

    このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

    四谷学院の完全個別指導教室

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