動画教材と予備校、大学受験においてどちらを選ぶべき?合格実績に騙されないポイントを解説

オンライン予備校・塾の活用法受験生への学習アドバイス
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こんにちは!四谷学院の奥野です。
志望校合格へ向けた予備校選びで、「動画教材を使った自宅学習」と「予備校への通学」で迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。

どちらの学習スタイルにもメリット・デメリットがあることから、一概にどちらがよいとは言えません。重要なのは、公表されている合格実績や合格率に惑わされずに、自分に合った学習スタイルを選ぶことです。

そこで今回は、自宅学習と通学で迷っている方へ向けて、予備校を選ぶ前に知っておきたい「合格実績のからくり」と、「通学」が合格の近道となる理由を解説します。

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大学受験における動画教材とは

大学受験の勉強で活用する動画教材とは、予備校の授業に出席せず、好きな場所で「授業の映像」を視聴して学習できる教材のことです。

授業の様子があらかじめ収録された動画を自宅で視聴できたり、わからなかった部分を繰り返し視聴できたりするなど、自分のペースで学習しやすい点が特徴です。

予備校に通う場合と比べると、通学にかかる時間を勉強にあてられ、部活など勉強以外のスケジュールとの両立もしやすいでしょう。

一方で、授業に参加する場合と比べると緊張感を保ちにくい、集中力が続きにくい、その場で質問がしにくいといった難点もあります。

中には、ライブ配信で授業を行う予備校もありますが、視聴中にリアルタイムで質問をすることは難しいケースがほとんどです。

動画教材で受験勉強をしようと考えている場合は、ホームページや広告の情報に惑わされず、教材の特徴やサポートをよく比較して、自分に合うものを選ぶことが大切です。

なお、予備校選びでは合格実績の数字に目が行きがちですが、この数字には注意が必要です。次のセクションで詳しく解説します。

動画教材と通学のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

塾・予備校の映像授業VS対面授業~メリット・デメリットを考えよう~あなたに向いているのはどっち?

予備校における「合格実績」のからくり

予備校を選ぶとなると、多くの受験生が最初に目にするのが各校の「合格実績」です。

WebサイトやパンフレットにはXX大学〇〇名合格といった数字が大きく掲載されており、判断材料として参照する方も多いでしょう。

ただ、この数字には注意が必要です。予備校が公表している合格実績は、各校によって算出方法が異なるため、単純な数字では比較できません。

例として、次の3つの予備校を比べてみましょう。

A予備校

毎日登校している生徒の中で、実際に合格した生徒数を合格実績に計上

(通学している人=生徒)

B予備校

夏期講習を受講したことがある生徒の中で、実際に合格した生徒数を合格実績に計上

(講習のみ受けたことがある人+在籍生=生徒)

C予備校

模試を受験したことがある生徒の中で、実際に合格した生徒数を合格実績に計上

(模試を一度でも受験したことがある人+在籍生=生徒)

上記のように、実際の合格実績の計算方法は予備校によってバラつきがあります。

そのため、大学受験に向けて予備校や動画教材を選ぶ際に「この予備校(教材)は、自分が志望している大学の合格者数が多いから」という理由だけで選ぶことはおすすめできません。

自宅で動画教材を使った学習と予備校への通学、どっちがよい?

自宅で動画教材を使って勉強する場合と、予備校に通って勉強する場合を比べると、それぞれメリット・デメリットがあります。そのため、一概にどちらが優れているかは断言できません。

置かれた環境や個人の性格などから自分に合ったスタイルを選ぶことができれば、より高い学習効果を得られるでしょう。

例えば、動画教材が向いているのは、以下のような条件に当てはまる人です。

  • 近くに通いたい予備校がない
  • 自己管理が得意
  • 一人で黙々と勉強に集中したい
  • 勉強以外の予定も大事にしたい

一方で、そもそも勉強が苦手、自己管理が苦手といった人の場合は、予備校に通うほうが合格への近道となります。

その理由は、次の3つです。

  • 自習室などの「強制力」と環境があるから
  • 講師による解説を受けられるから
  • 予備校に通うほうが苦手科目の克服がしやすいから

ここからは、勉強に自信がない人ほど、予備校に通うほうが合格率は高まる3つの理由を解説します。

自習室などの「強制力」と環境があるから

動画教材には、自分のペースで学習を進められるというメリットがある反面、苦手科目の理解に時間がかかったり、誘惑に負けて勉強自体を後回しにしたりしてしまうリスクがあります。

一方、予備校は講師と対面式で行う授業のため、動画教材に比べると集中しやすい環境です。

また、多くの予備校には自習室が完備されており、誘惑が少ない環境で勉強に取りかかれるため、適度な緊張感を持って効率よく学べるでしょう。

予備校に通うほうが「苦手科目の克服」がしやすいから

動画教材では、得意科目の勉強が捗っても、苦手科目はスローペースになる場合があります。これは、わからないことがあってもリアルタイムで質問できないことが多く、理解できていない問題をそのままにしてしまうためです。

一方、予備校は動画教材に比べて質問しやすい環境が整っているため、わからないことがあればすぐに質問でき、苦手科目を素早く克服できる可能性があります。

講師による個別の解説を受けられるから

動画教材の授業内で行う解説は「その単元・設問に対する一般的な解説」であり、万人に向けたものであることが少なくありません。

対して、対面式の集団授業を行う予備校では不明点がある場合、授業後などに直接講師のアドバイスを受けることが可能です。

また、対面式の個別指導を行う予備校であれば、授業を受けながらリアルタイムで質問でき、素早く理解を深められます。

動画教材にも解説はありますが、自分が知りたい部分に関する解説がなければ、自分で調べることになります。最悪の場合は、内容を理解できず不安要素を残すことになりかねません。

動画教材と予備校の併用も選択肢の一つ

動画教材を使った自宅学習と予備校のどちらか一方だけにするのではなく、両方を活用するのも選択肢の一つです。

例えば、普段は予備校に通って学習を進め、スキマ時間に動画教材で復習ができれば、より高い学習効果を得られるでしょう。得意科目は動画教材を活用して学び、苦手科目は予備校で補うという方法もあります。

四谷学院のオンライン校では、全国にある四谷学院校舎の自習室を利用でき、夏期講習のみ通学することも可能です。

授業を休む場合には、あとから授業動画を視聴できます。もちろん、復習としての活用も可能です。「質問サポート」があり、動画の内容について講師に質問できるため、わからない部分が取り残される心配もありません。

また、オンライン校の55段階個別指導は、1対1でリアルタイムのオンライン指導が受けられる、四谷学院ならではのプログラムです。対面授業のようにその場で採点・解説を受けられ、不明点を解消できます。

以下の記事では、オンライン塾と対面式の塾の違いや、四谷学院オンライン校に関してのよくある質問をまとめています。

高校生にお勧めのオンライン予備校・オンライン塾 対面式の塾との違いをわかりやすく解説します。四谷学院オンライン校のQ&Aもご紹介!

まとめ

動画教材を使った自宅学習は、予備校へ通う場合と比べて通学時間を短縮できることや、自分のペースで勉強を進められることがメリットです。対して、予備校に通う場合は、勉強に集中できる環境がある、不明点について質問しやすいなどのメリットがあります。

志望校合格に向けて着実に学力を伸ばしたいなら、動画教材を使って自宅学習する場合と、予備校に通う場合のメリット・デメリットをよく比較しましょう。その際、予備校が公表している合格実績の数字に惑わされないように注意してください。

着実な学力向上のために、自分に合った学習スタイルの予備校を選びましょう。

失敗しない予備校選びは相談会・説明会参加が重要!

口コミやWebサイトの情報を参考にするだけではなく、実際に話を聞いて学習環境や指導方針、サポート体制などを確認しましょう。また、複数の予備校を訪れてそれぞれの特徴を比較検討することも欠かせません。

以下の記事で、予備校の説明会の流れやチェックポイントを解説しているのでぜひ参考にしてください。

大学受験予備校「説明会」の参加の仕方と確認ポイント

大学受験合格ブログ編集部A

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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