「落ちたらどうしよう」と思っている受験生に伝えたいこと【大学受験】

受験生の悩み
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こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。

受験勉強をがんばっていると、どうしても不安が押し寄せてくるときがありますよね。
このページにたどり着いたということは、落ちてしまったらどうしよう…という声が、心の中で聞こえているのかもしれません。

不安を感じているあなたに、今回は受験勉強を進めるうえでの心構えについてお伝えします。
あなたは、ひとりではありません
少しでも心が軽くなるお手伝いができると幸いです。

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「落ちたらどうしよう」は、あなたが本気だからこそ出る言葉

まず知っておいてほしいのは、「落ちたらどうしよう」と感じるのは、それだけあなたが真剣にその大学を目指している証拠だということです。

「受験生」と言っても、そのスタンスや心構えは人によって大きく異なります。
『どうせ自分は頭が良くないから、行けるところに行けば良いや』と考えている受験生は、意外と多いのです。

なぜあなたが「落ちたらどうしよう」と感じるのか。
それは、「自分の実力よりも高いかもしれない大学に挑戦したい」と考えているからでしょう。

不安ではなく、向上心の表れだと考えてみてください。
そしてこの向上心は、あなたを大きく成長させる原動力になるのです。

がんばらない人は、そもそも落ちる心配をすることがありません。
今あなたが不安を感じているのは、それだけ自分と向き合い、がんばっている証なのです。
マイナス思考になっているわけではないのかもしれませんね。

だからこそ、まずは「ちゃんとがんばれているんだ」と自分のことを認めてあげてください
無理にその不安を消すのではなく、「そう感じたときに必ず自分を褒める」習慣をつけると、非常にやりやすくなりますよ。

全員が「受かる保証がない道」を歩いている

実際に合格発表の日を迎えるまでは、だれにも結果はわかりません。
模試でA判定しかとっていなかったのに落ちる人もいれば、反対にD判定続きから逆転して受かる人もいます。

受験勉強とは「受かる保証がない努力」をする時間なのです。
積み重ねていけば必ず結果を出せるわけではないため、不安になるのは当然でしょう。

そう考えると、その道を歩み続けているだけですごいことですよね。
あなたの心はだんだんと強くなり、困難に立ち向かうことができるようになっています。

その証拠に、受験生活を終えたときに「自分自身が成長できたように感じる」と話す受験生は非常に多いです。
この期間にがんばれた人は、大学生活でも仕事を始めても、しっかりとやり遂げることができるでしょう。

だれかに頼ることも「強さ」

不安とうまく向き合える人の特徴は、周囲に相談できるということです。
自分ひとりで抱えていては大変なことも、ほかに支えてくれる人がいれば、負担を減らすことができますからね。

だれかに相談し、頼ることは「弱さ」ではありません。
自分と向き合って、前に進むためのサポートを求められるのは、立派な「強み」でしょう。
決して抱え込まずに、不安なときは周りに助けてもらいましょう。

だれに頼れば良い?2つのチェックポイント

遠慮してしまって、だれに相談すれば良いか迷ってしまうという人も多いですよね。
「自分のために時間を割いてもらうのは申し訳ないし…」と考えてしまうことがあるかもしれません。

そこで、不安を抱えている受験生が、頼るべき存在を見分けるためのチェックポイントを2つお伝えします。

自分よりも余裕があるか

相談するときに一番気をつけるべきは、その相手が「余裕のある状態か」という点です。

悩みを打ち明けたとして、相手もいっぱいいっぱいの状態では、求めているような答えは返ってきません。
むしろ追い詰めてしまうこともあり、それを見て自分もまた嫌な気持ちになってしまうことがあるでしょう。

相談を受ける側には、「その不安をかみ砕くためのキャパシティー(余裕)」が必要です。
たとえば受験を終えて大学生活を送っている先輩や、受験学年を受け持っていない学校の先生などは、受け止めてくれる可能性が高いと考えられます。

一方で、受験生同士で不安を共有するのは少し危険です。
共感しやすく、切磋琢磨できるメリットもありますが、直前期になるとお互いに余裕がなくなり、うまくいかないことが出てきてしまうかもしれません。

経験

相談する際は、自分が抱えている「不安」を克服した経験がある相手だと、なお良いでしょう。

あなたの境遇を具体的にイメージできれば、その悩みに対して共感することができます。
克服した経験があれば、どう対処すべきかもわかっていますよね。

何も大学受験だけではありません。
資格試験や仕事において、「結果を出せるかどうかわからない努力を続けた」人は、非常に頼りになるはずです。

保護者の方や先生に相談するのが気恥ずかしいという人は、『結果が出るかわからない状態でがんばった経験はありますか?』と、相談ではなく質問という形にしてみても良いですね。
そのなかでも、ヒントになる考えが見つかるでしょう。

まとめ:「落ちたらどうしよう」と思っている受験生に伝えたいこと

あなたが今抱えている不安は、とても自然なものです。
しかし、その不安に心をすべて持っていかれないようにしてください。

「落ちたらどうしよう」と不安が押し寄せてきたら、深呼吸をしてこう唱えてみましょう。

『まだ、結果はだれにもわからない』

「答えが存在しない」問題をいくら考えても、何も生まれません。
今は「合格」「不合格」という答えが、まだ決まっていない状態です。

目の前にあるのは、ただ努力を続けていく一本道だけ。
ほかのことを気にせず、どれだけその道を進めるかが、受験勉強なのです。

不安を感じながらも、今日も勉強をがんばっているあなたは、昨日の自分よりも確実に前へ進んでいます。
道の先に「合格」という答えが創り上げられるときを信じて、毎日努力を積み重ねていきましょう。

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大学受験合格ブログ編集部F

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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