こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。
気づけば、共通テスト本番まであと約90日。
残り日数が100日を切って2ケタになると、余計に「本番が近づいている」感じがしますよね。
全力で勉強をがんばってきた現役生も、ここにきて「本当に間に合うのか…?」と不安になりやすい時期かもしれません。

でも安心してください。
現役生はこの時期からが本番です。
あなたが伸びるタイミングは、これから確実にあります。
今回は、共通テスト本番が近づいている今、やるべき「3つのこと」を具体的にご紹介します。
目次
①「基礎の穴」を徹底チェックすべし!
「できない問題をできるようにする」、これはもちろん成長です。
しかし、新しく「できることを増やす」のには時間がかかりますよね。
直前期である今、一番大事なのは「伸ばす」ことよりも、「抜けを埋める」ことです。
授業で習った、あるいは問題集で触れたことのある問題がすべて解けるのであれば、これまでの模試やテストでも満点がとれているはずですよね。
取りこぼしをしない、つまり「失点しない」意識で勉強することが、得点を上げる最適な方法なのです。
そのために、問題演習や過去問に挑戦するだけでなく、「基礎の穴」がないかを徹底的にチェックしましょう。
対策方法
具体的に何をすれば良い?
- 教科書の例題や基本問題を確認する
- これまで使っていた問題集の中で、間違えたことがある問題だけやり直す
- 英単語・古文単語・公式などの知識系を点検する
⇒時間がない分、やるべきことを絞って集中的に対策しましょう。
そのためには、これからの授業や演習でも、間違えた部分をリスト化しておくのがオススメです!
どうして今やるべき?
基礎の抜けがあると、過去問や実戦演習をしても点数が安定しません。
また、試験本番は制限時間との戦いにもなるため、迷いなく解ける問題を確実に増やすことが大事です。

②「共通テスト形式の演習」をスタートすべし!
夏休みがあっという間に過ぎ去ったように、ここからの3か月は、時間が流れるのが早く感じるでしょう。
長いようで短い90日、効果的に対策をするには「過去問の知識がゼロ」の状態では危険です。
独特で苦手とする人が多い、共通テスト形式に慣れる時間を確保してください。
対策方法
具体的に何をすれば良い?
- 1週間に1〜2教科、過去問や予想問題を1年分解いてみる
- 必ず時間を測って解き、記録する
- 解いたら必ず見直し&分析をセットで行う
⇒共通テストでは、時間配分に苦労する受験生が非常に多く見られます。
どの問題や形式に時間がかかりやすいのかを確認するために、必ず記録して振り返りを行いましょう。
見直しや分析をする際のポイント!
過去問をただ解くだけでは、思ったように得点は上がりません。
分析をする際に、以下をチェックしてみてください。
- どの大問で時間が足りなくなった?
- ケアレスミスはなぜ起きた?失点しないためには何が必要?
- 配点の高い問題を落としていないか?

③「日々の計画」を週単位で見直すべし!
90日=約13週間。
週末を迎えるたびに、「あと○回土曜日が来たら本番だ」と、焦りが募ってくるかもしれません。
そこで、これからは1日ごとに一喜一憂するのではなく、「週単位」での勉強管理を行ってください。
受験に関する不安は、勉強でしか払拭できませんからね。
対策方法
具体的に何をチェックすれば良い?
- 1週間で英語・数学・国語にバランスよく触れているか?
- 理科・社会はおろそかになっていないか?
- 模試や学校行事を想定して、無理のないスケジュール調整ができているか?
計画を立てる際のポイント!
「週ごとの目標」を立ててから「1日の行動」へと落とし込むのがオススメです。
以下のように、大きな目標を設定し、それを実現するための行動を考えるイメージが良いでしょう。
- 今週の目標「英語長文を、見直しまで含めて時間内に解き切る」
⇒月・水・金に1題ずつ解いてみる。
適切な見直し時間を把握するために、目標の時間は少しずつ変える。 - 今週の目標「日本史の用語集を3テーマ分チェックする」
⇒通学時間の30分を日本史の勉強に固定する。
知識が定着しているか、週末にチェックテストを行う。

まとめ:今、現役生がやるべき「3つのこと」
大事な試験本番が迫っている状況で、焦っている受験生も多いでしょう。
しかし、受験について真剣に考えているからこそ、不安を感じるのです。
もし不安や焦燥感があると感じたら、それは「あなたが本当に受かりたいと思っている証拠」だと考えてくださいね。
そして、焦って何をして良いかわからなくなってしまったときは、以下を思い出してください。
- 基礎の穴を埋めること
- 共通テスト形式に慣れること
- 週単位で計画を見直すこと
現役生はこれからが一番伸びる時期です。
まだたくさんある伸びしろを、今からどんどん鍛えていってください。
「もう90日しかない」ではなく、「まだ90日もある」と考えて、今日からまた1歩ずつ進んでいきましょう。
あなたの努力は、必ず本番で結果につながります!
「計画が立てられない」「不安が大きい」受験生はどうすれば良い?
冷静に準備をしようと思っても、不安が大きくてうまくいかない!
…と感じている受験生も多いですよね。
四谷学院には、あなたの学習を徹底的にサポートしてくれる受験コンサルタントがいます。
目標に向けて計画を立てるときは、そこまでの道筋がわかっていなければうまくいきません。
まだ大学受験というものを経験していない現役生にとって、想像だけで合格までの道のりを考えていくのは、相当難しいことでしょう。
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