令和8年度共通テスト「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」総評 | 共通テスト解答速報2026

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このページでは、令和8年度(2026年度)大学入学共通テスト理科基礎の物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎の出題について解説します。

物理基礎

2026年度の物理基礎は、前年度よりもやや易化した難易度でした。

簡単な会話形式の問題が出題され、組み合わせ問題が増加しました。
実験方法の理解や実験データの読み取りに時間がかかる設問もありますが、問われている内容は難しくありません。

第1問は、各分野から基本問題が出題されました。

問2・問3それぞれで、単位に関する問題が出題されました。
また、問4はウェーブという身近な題材から、問題で与えられた数値を的確に波の基本量に対応させる必要がありました。
物理量を扱うときは、単位まで意識していきたいです。

第2問は、スマートフォンに内蔵されたセンサーを用いて、磁場の強さを読み取ることで台車の運動について考察するという目新しい問題でした。

問2・問3に関して、グラフを選択する問題が出題されました。
問2は等速直線運動、問3は等加速度直線運動であることに注意が必要です。

第3問 Aは、物質の加熱と冷却に関する問題でした。

問2はやや解きにくい問題でしたが、水の昇温過程と蒸発過程で水が吸収した熱量を求め、それを用いて銅製容器の温度下降を求めるということに気づけば解ける問題でした。

第3問 Bは、温度による抵抗値の変化を利用した比熱測定装置の問題で、問題文から必要な情報を読み取って計算する必要がありました。
教科書レベルの公式や物理量について、正しく丁寧に学習していくことが大切です。

令和8年度共通テスト「物理基礎」正解 | 共通テスト解答速報2026
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化学基礎

2026年度の化学基礎は、およそ例年どおりの難易度でした。

知識問題は、基本知識で正答できる問題がほとんどでした。
第2問の問2bのように、2種類の物質を「区別できる操作」=「結果が異なる操作」という思考は頻出ですので、おさえておきたいです。

計算問題では、基本的な計算が中心ではあるものの、題意や情報を正しく整理する力が問われました。
第1問の問7は、教科書では発展事項にあたる「溶解度」を題材とした問題でしたが、「グラフから20℃のときに溶けている量がわかる」ことに気づけば、最初の量から引き算して析出量を求めることができました。
初めて見るグラフであっても、落ち着いて「そのグラフが何を表しているのか」を読み取るようにしましょう。

第1問の問10も目新しい出題ではありましたが、「過不足のある反応の量的関係」という頻出テーマですので、取り組んできた基本計算を思い出せば、難なく正答できるはずです。

また、第1問の問3、第2問の問2a、問3bのように、物質における元素の含有率を考えさせる問題が複数出題されました。
元素の含有率を考える計算も頻出事項ですので、考え方を正しく理解しておきましょう。

令和8年度共通テスト「化学基礎」正解 | 共通テスト解答速報2026
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生物基礎

2026年度の生物基礎は、前年度よりもやや易化した難易度でした。

すべての大問で実験考察問題があり、「教科書レベルの基本知識と実験結果から読み取れる内容を組み合わせて解答を選択する」形式の問題が目立ちました。

たとえば第1問の問2(1)は、「CO2吸収速度が負の値である」=「CO2が放出されている」=「呼吸(異化)が行われている」=「有機物が分解されている」というように、結果のグラフが何を意味するのか、基本知識をもとに読み替えていく力が求められました。

また、知識問題については教科書レベルではあるものの、第1問の問1や第2問の問2、問5など基本知識の正確な理解が求められ、知識の定着が不足していた受験生は判断に迷うことも多かったかもしれません。
しかし、いずれも教科書を超える知識が必要となる問題ではないため、教科書の内容を正確に理解するという学習を心がけていきましょう

令和8年度共通テスト「生物基礎」正解 | 共通テスト解答速報2026
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地学基礎

本当に行きたい大学に合格

2026年度の地学基礎は、前年度と比べると思考力を問う問題が増加し、やや難化した印象です。

昨年度は計算が必要な問題は出題されませんでしたが、今年度は第1問Aの問2、第4問の問2で出題されました。
いずれも計算自体は簡単ですが、問題文から「何を求めればよいか」を正しく理解する必要があり、特に第1問Aの問2は大森公式についてしっかりと理解しておく必要があったでしょう。

ほかにも、細かめの知識を問う問題や、基礎知識をもとにした考察が必要な問題など、難しめの問題が昨年より増えました。

大問は全4問ですが、第1問は「A 地球の構造と地震」「B 火成岩と火山」「C 地質構造」の、それぞれ別個の分野からの出題でした。
地質年代に関する出題は昨年度に引き続いて今年度も見られませんでしたが、ジャンルを狭めずまんべんなく学習する姿勢が重要です。

令和8年度共通テスト「地学基礎」正解 | 共通テスト解答速報2026
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