こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。
入試本番を終えたあと、必ずといっていいほど耳にする言葉があります。
「今年は難しかった」「思ったより簡単だった」。

試験が終わった直後から、SNSや周囲の会話にはこうした感想があふれますが、実はこの「難化・易化」という言葉に、本番中から振り回されてしまう受験生は少なくありません。
問題の難しさそのものよりも、それをどう受け取ったかが、試験中の判断や得点に大きな影響を与えてしまうのです。
そこで今回は、入試本番で「難化」「易化」を感じたときに、冷静さを失わず実力を発揮するための心構えについてお伝えします。
本番での判断に迷わないためのヒントとして、役立ててもらえればと思います。
目次
「難しすぎる…」と感じた瞬間、受験生が陥りやすい思い込み
本番で問題を見た瞬間、
「見たことのない問題だ」「いつもと比べて全然解けない」
そう感じることは、決して珍しいことではありません。
そのとき、多くの受験生が無意識のうちに、こんな考えにとらわれます。
「これは、自分だけができていないのではないか」。
しかし実際には、試験が難化した年ほど、多くの受験生が同じように戸惑っています。
ただ、試験中は周囲の様子が分からないため、自分だけが大きく遅れているような錯覚に陥りやすいのです。
この思い込みが厄介なのは、焦りを生み、冷静な判断を奪ってしまう点にあります。
本来なら確実に得点できたはずの問題を落としてしまったり、合否を左右しない難問に必要以上に執着して、時間配分を崩してしまったり――
こうした形で、じわじわと失点につながっていきます。
難化した試験で差がつくのは、知識量そのものではありません。
「難しい」と感じたときでも、やるべき行動を変えずにいられるかどうか。
その姿勢こそが、結果を大きく左右します。

「簡単そうだ」と感じた瞬間、受験生が陥りやすい落とし穴
一方で、「簡単そうだ」と感じる試験にも、別の落とし穴があります。
問題が解けそうだと感じるほど、
「ここは絶対に落とせない」「満点に近い点数を取らなければ不利になる」
といった考えが、無意識のうちに強まっていきます。
すると、たった1問の計算ミスや読み違いが、必要以上に大きな失敗に思えてしまい、気持ちが大きく揺れやすくなります。
本来であれば、次の問題で十分に立て直せるはずなのに、「取り返さなければ」という焦りが先行し、判断が雑になってしまうのです。
易化した試験ほど、実は「問題の難しさではなく、メンタルの揺れが得点差につながりやすい」という点は、あまり知られていません。
焦らず、落ち着いて1問ずつ取り組み、得点を積み上げていきましょう。
試験中に「正しい感想」を持つ必要はない
試験中に、そのテストの難易度を正確に判断することは不可能です。
本当の難易度がわかるのは、採点が終わり、平均点や偏差値などの結果が出てから。
試験中に「難しい」「簡単」と感じても、それが得点や合否に直結するわけではありません。
特に共通テストでは、平均点の上下よりも、同じ大学を目指すライバルとの相対的な得点差だけが合否を左右します。
大切なのは、目の前の問題に集中し、感情に振り回されずに行動することです。
そのためには、次の二点を意識しましょう。
今解くべき問題を見極め、解く優先度が低い問題を冷静に判断する――
この二つを意識するだけで、試験中でも焦りや不安に引きずられることなく、実力を出し切れる可能性がぐっと高まります。

難化・易化でも得点できる受験生の共通点
入試本番で安定して得点できる受験生には、ある共通の習慣があります。
それは、問題の印象に一喜一憂せず、事前に決めてきた解き方や時間配分を最後まで守る姿勢です。
「難しいから方針を変える」「簡単そうだから欲張って解く」
こうした判断を試験中に増やすほど、結果はブレやすくなります。
反対に、「どんな問題でもやることは変えない」という姿勢を保てる受験生ほど、安定して得点を積み重ねられます。
難化・易化に惑わされず、自分のルールに従って行動できるかどうかが、得点差を生む大きなポイントなのです。
まとめ「入試本番で結果を左右するのは『冷静さ』」
入試は、問題の難易度だけで勝敗が決まる試験ではありません。
難化しても、易化しても、すべての受験生が同じ条件で臨んでいます。
最終的に結果を分けるのは、試験中に冷静さを保ち、計画通りに行動できるかどうかです。
前日に「難しかったらどうしよう」「簡単だったらどうしよう」と悩む必要はありませんし、試験中に「過去問と難易度が違う!」と焦るのも禁物です。
本番では、問題の印象に振り回されず、ただ自分がやるべきことを続けましょう。
その姿勢こそ、入試で実力を発揮するための最も大切な心構えです。

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