高3の7月にやるべきこととは?夏休み前に差がつく受験勉強の準備を解説

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こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。

高3の7月は、夏休み本番に向けて受験勉強の方針を決める大切な時期です。

夏休みに入れば、学校の授業が一段落し、まとまった勉強時間を確保しやすくなります。
一方で、何となく夏休みを迎えてしまうと、「時間はあったはずなのに、思ったほど勉強が進まなかった」という状態になってしまうことも少なくありません。

高3の7月に夏休み前の受験勉強を進める受験生

夏休みの学習を充実させるためには、7月の段階で現在の学習状況を見直し、優先して取り組む内容を決めておくことが重要です。

この記事では、高3の7月にやるべきことや、夏休み前に確認しておきたい受験勉強のポイントを解説します。

高3の7月で夏休みの過ごし方が決まる

高3の7月になると、「もうすぐ夏休みだから、そこから本気を出そう」と考える人もいるかもしれません。

しかし、受験勉強において、夏休みに入ってから何をするか考え始めるのでは、スタートが遅れてしまいます
夏休みはまとまった勉強時間を確保しやすい反面、自由に使える時間が増える分、自分で計画を立てて学習を進めていく力が求められる時期です。

そのため、7月は夏休み本番に向けて、勉強の方向性を定めておく期間と考えましょう。

具体的には、7月のうちに「何を優先するのか」「どの科目に時間をかけるのか」「どの教材を使うのか」を決めておく必要があります。

準備が不十分なまま夏休みに入ると、「どの科目から始めればよいかわからない」「参考書を買っただけで終わってしまった」「勉強時間は長いのに成果が出ない」といった悩みにつながりやすいです。

夏休みの序盤を準備だけで終わらせないためにも、7月のうちに学習の方向性をはっきりさせておきましょう。

高3の7月にやるべきこと

高3の7月に大切なのは、ただ勉強時間を増やすことだけではありません。
夏休みに入る前に、志望校との距離や苦手分野を確認し、限られた時間をどこに使うのかを決めておくことが重要です。

ここでは、夏休み前に確認しておきたいポイントを紹介します。

志望校の大学案内を確認しながら受験勉強の計画を考える受験生

志望校との距離を確認する

まず確認したいのが、志望校との距離です。

志望校が決まっている場合は、入試科目、配点、出題傾向、合格に必要な学力をあらためて確認しましょう。
まだ志望校が明確でない場合も、行きたい学部や受験する可能性のある大学を整理しておくことが大切です。

受験勉強では、ただ長時間勉強すればよいわけではありません。
志望校によって、重視すべき科目や対策の優先順位は変わります。

たとえば、英語の配点が高い大学であれば、英語の基礎固めや長文読解の対策に時間をかける必要があります。
記述問題が出る大学を目指すなら、知識を覚えるだけでなく、答案として表現する練習も欠かせません。

模試の結果を見るときも、判定だけで一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、どの科目で点数を落としているのか、どの分野に課題があるのかを確認することです。

「まだ模試の判定がよくないから無理だ」と落ち込むのではなく、「夏休みに何を伸ばせばよいかを知る材料」として活用しましょう。

基礎の抜け漏れを洗い出す

夏休み前に必ず確認しておきたいのが、基礎の抜け漏れです。

高3の夏休みは、応用問題や過去問演習に進むための大切な時期です。
しかし、基礎があいまいなまま演習量だけを増やしても、なかなか得点にはつながりません。

英語であれば、単語・熟語・文法の理解が不十分なまま長文を読んでも、内容を正確に読み取るのは難しくなります。
数学であれば、公式の使い方や典型問題の解法が身についていない状態で難問に取り組んでも、時間ばかりかかってしまいます。

7月のうちに、教科書、学校で使っている問題集、模試の復習、定期テストで間違えた問題などを見返し、各科目の基礎で不安な部分を洗い出しましょう。

このとき、「全部やり直そう」と考えすぎる必要はありません。
まずは優先度の高い弱点を把握し、夏休みに集中的に取り組む内容を決めていくことが大切です。

夏休みに取り組む教材を絞る

7月になると、「夏休みに向けて新しい参考書を買ったほうがよいのでは」と考える人もいるかもしれません。

もちろん、自分に合った教材を使うことは大切です。
ただし、教材を増やしすぎると、かえって勉強が進みにくくなる場合があります。

特に夏休みは、勉強時間が増える分、あれもこれも手を出したくなりがちです。
しかし、途中で教材を変えたり、複数の参考書を少しずつ進めたりすると、知識が定着しにくくなります。

7月のうちに、夏休みに使う教材をある程度絞っておきましょう。

基本は、現在使用している教材や参考書を中心にするのがおすすめです。
すでに取り組んでいる教材で理解が浅い部分があるなら、新しいものに進むよりも、まずはその教材をやり切ることを優先しましょう。

1冊を繰り返し復習することで、夏休みの学習に一貫性が生まれ、知識も定着しやすくなります。

志望校対策として必要な問題集や、苦手分野を補強する教材を追加する場合も、「この分野を補強するために使う」と目的をはっきりさせて選ぶことが大切です。

「周りが使っているから」「何となく良さそうだから」という理由だけで参考書を増やすと、かえって負担が大きくなることもあります。
夏休みに取り組む教材は、目的と優先順位を考えて選びましょう。

生活リズムと1日の勉強時間を整える

夏休みに入る前に、生活リズムも見直しておきましょう。

学校がある期間は、登校時間が決まっているため、ある程度生活のリズムが保たれています。
しかし夏休みに入ると、朝起きる時間や勉強を始める時間を自分で管理しなければなりません。

夜遅くまで起きて、朝起きる時間が遅くなると、午前中の勉強時間をうまく使えなくなってしまいます。
夏休みは長いように感じますが、生活リズムが崩れると、あっという間に時間が過ぎてしまうものです。

7月のうちから、朝起きる時間、勉強を始める時間、寝る時間を意識しておきましょう。

また、いきなり夏休みに長時間勉強しようとしても、集中力が続かないことがあります。
今のうちから、平日や休日にどれくらい勉強できるのかを確認し、自分に合った学習ペースをつかんでおくことが大切です。

無理な計画を立てる必要はありません。
ただし、夏休みに入ってから生活リズムを作ろうとすると、勉強に集中できるまでに時間がかかってしまいます。
今のうちに、毎日続けやすいペースを考えておきましょう。

夏休みの学習計画を立てる

7月のうちに、夏休みの学習計画を立てておくことも重要です。

ただし、細かすぎる計画を作る必要はありません。
1日の予定を分刻みで決めても、予定どおりに進まなかったときに修正しにくくなる場合があります。

まずは、夏休み全体で何を達成したいのかを決めましょう。

たとえば、「英単語帳を1周する」「数学の苦手単元を復習する」「古文文法を固める」「志望校の出題傾向を確認する」など、科目ごとに目標を整理します。

そのうえで、夏休み前半・後半で取り組む内容を分けると、計画が立てやすくなります。

計画を立てるときは、復習や調整の時間も入れておきましょう。
予定を詰め込みすぎると、少し遅れただけで計画全体が崩れてしまいます。

余裕を持たせた計画にしておくことで、体調不良や学校行事、模試などがあっても立て直しやすくなります。

高3の7月に避けたいこと

7月は、夏休みに向けて勉強の方針を固めたい時期です。
一方で、よかれと思ってやっていることが、かえって学習の妨げになる場合もあります。

ここでは、高3の7月に避けたい行動を確認しておきましょう。

夏休みになってから考えればよいと思う

「夏休みに入ったら時間があるから、そのときに考えよう」と思っていると、夏休みの最初の数日を、教材選びや計画づくりだけで使ってしまうかもしれません。

苦手分野の確認や学習計画の作成は、勉強を始める前に済ませておきたい作業です。
夏休みに入ってから考え始めるよりも、7月のうちに方針を決めておくほうが、学習に使える時間を増やしやすくなります。

夏休みを有効に使うためにも、何から始めるのか、どの科目を優先するのかを7月中に考えておきましょう。

参考書を買うだけで満足する

夏休み前は、「新しい参考書や問題集を用意したほうがよいのでは」と感じやすい時期です。

もちろん、必要な教材をそろえることは大切です。
しかし、参考書を買っただけでは成績は上がりません。
大切なのは、選んだ教材をどのように使い、いつまでにどこまで取り組むのかを決めておくことです。

特に、基礎固めが必要な段階では、複数の教材に少しずつ手を出すよりも、1冊を繰り返し復習するほうが効果的です。

新しい教材を追加する場合は、「何のために使うのか」「いつまでにどこまで終えるのか」を決めてから取り組みましょう。

勉強時間だけで満足する

受験勉強では、勉強時間を確保することも大切です。
ただし、時間だけに目を向けて満足してしまわないよう、注意しましょう。

長時間机に向かっていても、内容が定着していなければ得点にはつながりません。

7月のうちから、「今日は何時間勉強したか」だけでなく、「何ができるようになったか」「どの問題を解けるようになったか」まで振り返る習慣をつけましょう。

勉強時間と学習内容の両方を意識することで、夏休みの学習効果を高めやすくなります。

保護者ができるサポート

高3の7月は、受験生本人が夏休みに向けて学習計画を考えていく時期です。
一方で、保護者の方のサポートも、夏休み前の過ごし方に影響します

ただし、勉強内容に細かく口を出しすぎると、本人のプレッシャーが大きくなることがあります。
保護者の方は、学習そのものを管理するというよりも、生活面や環境面から支える意識を持つとよいでしょう。

たとえば、食事や睡眠のリズムを保つ、模試や出願に関するスケジュールを一緒に確認する、必要に応じて相談できる場所を探しておく、といった関わり方があります。

受験生本人が不安を感じている場合は、すぐに答えを出そうとするのではなく、まず話を聞くことも大切です。
的確なアドバイスができなかったとしても、話すだけで気持ちが軽くなるケースも少なくありません。

夏休み前は、焦りや不安が出やすい時期です。
家庭では、本人が落ち着いて勉強に向かえる雰囲気づくりを意識しましょう。

夏休みの勉強計画に不安がある場合は早めに相談する

7月のうちに夏休みの学習計画を立てようとしても、「何から始めればよいかわからない」「志望校に向けて今の勉強で合っているのか不安」という人もいるでしょう。

受験勉強は科目数が多く、志望校によって必要な対策も異なります。
自分だけで判断しようとすると、どの科目を優先すべきか、どのレベルまで進めるべきかを決めきれないこともあります。

そのような場合は、一人で抱え込まず、早めに学習状況を確認することが大切です。

特に、苦手科目がある人、部活動が終わってこれから本格的に受験勉強を始める人、志望校がまだ絞りきれていない人は、夏休み前に一度勉強の進め方を見直しておきましょう。

まとめ

高3の7月は、夏休み本番に向けて受験勉強の方針を決める大切な時期です。

夏休みに入ってから頑張ることももちろん大切ですが、その前に現状を整理できているかどうかで、学習の進めやすさは大きく変わります。

7月のうちに、志望校との距離を確認し、基礎の抜け漏れを洗い出しておきましょう。
夏休みに使う教材や1日の過ごし方を決めておくことも、学習をスムーズに進めるうえで重要です。

また、勉強時間だけで満足するのではなく、「何ができるようになったか」を意識することで、実力アップにつながる勉強がしやすくなります。

焦りすぎる必要はありません。
ただし、夏休みに入ってから準備を始めるのではなく、今のうちにやるべきことを整理しておきましょう。

夏休みの過ごし方に不安がある場合は四谷学院にご相談ください

「夏休みに何を勉強すればよいかわからない」
「志望校に向けて、今の学習計画でよいのか不安」
「苦手科目をどう克服すればよいか知りたい」

このような悩みがある方は、早めに相談することをおすすめします。

四谷学院では、受験コンサルタントが現在の学習状況や志望校をふまえて、これからの勉強の進め方を一緒に考えていきます。

夏休みを何となく迎えるのではなく、自分に合った学習計画を立てたうえで、本格的な受験勉強に取り組んでいきましょう。

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大学受験合格ブログ編集部F

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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