
こんにちは!四谷学院の奥野です。
城西大学は、埼玉県坂戸市にキャンパスを構える私立大学です。1965年に、大蔵大臣や政調会長を務めた水田三喜男によって創立されました。
文系・理系5学部9学科を擁する総合大学で、リベラルアーツ教育や協創力教育にも取り組んでいます。学部横断型プロジェクトや地域連携活動にも力を入れており、学部の枠を超えて、さまざまな挑戦ができる環境が整っているのも特徴です。
この記事では、城西大学の入試の特徴や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法をご紹介します。城西大学の受験を考えている方や、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載されている情報は2025年11月29日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。



目次
城西大学の入試問題で問われる能力
城西大学が求める学生の人物像について解説します。
城西大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか
城西大学は「学問による人間形成」を建学の精神に掲げ、豊かな人間性を持ち、互いを尊敬し合えるような人材を育成しています。加えて、周囲と協力して気付きを得る「協創力」を育むための教育にも注力しており、アドミッション・ポリシーでは求める人物像として以下を定めています。
- 多様な事象に興味を持ち、人々の暮らしにおける課題・ニーズは何かという視点を持って、社会のルールに従って、責任感を持って行動し、自己の理想に向かって学ぶ意思を有する人
- 他者との対話を通して自らを高め、他者と協力して社会の課題に取り組む意思を有する人
- 自らが学ぼうとする学部・学科における専門的な学びを修め、教養を高める意欲があり、そのために必要な学部・学科で指定する教科の学習に取り組んでいる人
上記の内容から、城西大学は学習や社会課題の解決に対する高い意欲と協働性を持つ学生を求めていることがわかります。
なお、アドミッション・ポリシーは、学部・学科ごとにも定められています。詳細は、大学公式ホームページの理念等・ポリシー・各種方針から、最新年度のものをご確認ください。
城西大学入試の特徴
城西大学では、さまざまな資質のある学生を受け入れるため、一般選抜以外にも多様な選抜方法を採用しています。ここでは、2026年度の学生募集要項をもとに、主な選抜方法について解説します。
一般選抜(A日程・B日程・C日程)
大学独自の個別学力試験や出願書類などにより合否を判定する選抜方法で、A日程・B日程・C日程があります。経済学部・総合政策学部(※)・経営学部では、いずれの日程でも1回の受験で最大3学部を志願できる統一入試を行っているのが特徴です。
※現在は「現代政策学部」で、2026年4月から「総合政策学部」に名称変更予定
A日程は2日間で、複数の試験会場で実施されます。同一学科・方式または異なる学科・方式の出願が可能です。同日程にて、A特待生(授業料半額免除)の選抜も行われます。
B日程は選考日が1日のみで、試験会場も一部学科を除き、埼玉坂戸キャンパスのみとなっています(理学部情報数理学科のみ、東京紀尾井町キャンパスでも実施されます)。1~2科目の受験となり、学科によって受験科目が異なる点が特徴です。
C日程も選考日が1日のみ、試験会場が埼玉坂戸キャンパスのみとなっています。理学部情報数理学科および数学科では、C日程が実施されません。
一般選抜(S日程)
S特待生(授業料全額免除)を選抜する方法です。受験した結果特待生とならなかった場合は、一般選抜での選考対象になります。
S日程においても、経済学部・総合政策学部・経営学部は統一入試で実施されます。
大学入学共通テスト利用選抜
大学入学共通テストの成績を利用する選抜方法で、大学独自の個別学力試験は行いません。
出願時期はI期前期・I期後期・Ⅱ期・Ⅲ期に分かれ、理学部情報数理学科はⅠ期(前期・後期)・Ⅲ期、数学科はⅠ期(前期・後期)のみの実施となります。
総合型選抜
出願書類や面接・口頭試問、プレゼンテーションなどによって、受験生の資質・能力を総合的・多面的に評価して合否を判定する選抜方法です。評価内容は学部・学科によって異なり、筆記試験を実施する学部・学科もあります。
A日程(専願性・併願性)、B日程(専願制)、C日程(併願制)、D日程(専願制)に分かれているのが特徴です。
A日程(専願制)は全学部・学科対象、A日程(併願制)・B日程(専願制)・C日程(併願制)・D日程(専願制)は、理学部情報数理学科および数学科を除く学部・学科で実施されます。
学校推薦型選抜(指定校制)
大学が指定する高校に在学する生徒を対象とする選抜です。各校に指定枠数が決められており、校内選考を経て推薦された生徒が出願できます。城西大学での選考方法は、書類審査・面接審査が基本です。
A日程・B日程・C日程があり、日程および学部・学科によって推薦の有無や基準が異なります。
公募制推薦型選抜(併願制)
大学が指定する条件を満たし、学校長の推薦を受けた人が出願できる選抜方式です。理学部情報数理学科および数学科を除く、学部・学科で実施されます。
選考方法としては、志望理由書・推薦書・調査書といった書類審査、面接・口頭試問のほか、学部や学科によっては小論文や基礎学力試験が課されます。
各科目の試験問題の特徴
城西大学に合格するには、試験科目ごとの特徴や、試験全体の難易度を把握することが大切です。
ここでは、城西大学の2025年度一般選抜(A日程)をもとに、試験問題の特徴を解説していきます。
英語
英語はマーク式で、試験時間は60分、大問は5問です。文法や語彙力、読解力に関する内容が出題されています。基礎的な問題が中心のため、教科書で基本を押さえたうえで演習を行いましょう。ミスしないように、解答に慣れておくことが大切です。
国語
国語はマーク式で、試験時間は60分、大問は3問です。出題は現代文のみとなり、読解問題のほか、漢字や語彙に関する問題が出されています。時間配分を意識しながら、文章を読み解く練習を行っておきましょう。
数学
数学はいずれもマーク式で、試験時間は60分です。数学は学部・学科によって出題範囲が異なり、大問も2~4問と異なります。そのため、希望学部・学科の出題範囲を事前に確認することが必要です。
経済学部・現代政策学部・経営学部では、平方根や三角比、確率、微分積分などに関する問題が出されました。理学部情報数理学科および数学科では、三角関数を含む不等式や平面ベクトル、確率、微分積分、図形などに関する問題が出されています。そして、理学部化学・生命化学科と薬学部では、三角関数や平面ベクトル、確率、微分積分などに関する問題が出されています。
解答すべき問題数は年度によって増減があるものの、出題傾向は大きく変わりません。過去問で出題形式に慣れておき、スムーズに解答できるようにしておきましょう。
城西大学入試の難易度
Benesseの「マナビジョン」のデータによると、城西大学の偏差値は41~51です。大学入学共通テストの得点率は43~62%とされています。(2025年11月29日時点)
学部ごとの偏差値は以下のとおりです。
| 学部 | 偏差値 |
| 経済学部 | 43~47 |
| 総合政策学部(※) | 41~48 |
| 経営学部 | 44~51 |
| 理学部 | 43~47 |
| 薬学部 | 45~50 |
※2026年4月に現代政策学部から名称変更予定
参照:城西大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報
城西大学試験の概要

ここからは、城西大学の入試概要について解説します。
出願資格について
城西大学の出願資格は、選抜区分・種類ごとに定められています。一般選抜での出願資格があるのは、以下のいずれかに該当する方です。
(1) 高等学校又は中等教育学校を卒業した者及び入学年の3月卒業見込みの者。
(2) 外国において、学校教育における12年の課程を修了した者、又は、これに準ずる者で文部科学大臣の指定した者。
(3) 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者。
(4) 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣の定める基準を満たすものに限る)で文部科学大臣が別に指定したものを、文部科学大臣が定める日以後に修了した者。
(5) 文部科学大臣の指定した者。
(6) 高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(旧課程による大学入学資格検定に 合格した者を含む)及び入学年の3月31日までに合格見込みの者で、入学年の3月31日までに18歳に達する者。
(7) 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学年の 3月31日までに18歳に達する者。
そのほかの選抜方式の出願資格については、最新の募集要項をご確認ください。
入試科目や配点
城西大学の試験科目は選抜方式によって異なります。ここでは、一般選抜の試験科目と配点を、一部学部を抜粋してご紹介します。
【統一入試(経済学部・総合政策学部・経営学部)】
| 教科 | 科目 | 配点 | |
| 外国語 | 「英語」 (英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ) | 100 | |
| 国語 | 「国語」 (現代の国語、言語文化、論理国語) | 100 | |
| 地理歴史 | 「歴史総合、日本史探究」 | 1科目を選択 | 100 |
| 「歴史総合、世界史探究」 | |||
| 公民 | 「公共、政治・経済」 | ||
| 数学 | 「数学」 (数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A(図形の性質・場合の数と確率)) | ||
| 総点 | 200 ※受験した科目のうち高得点の2科目を判定に使用。 | ||
【理学部数学科】
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 外国語 | 「英語」 (英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ) | 100 |
| 数学 | 「数学」 (数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A(図形の性質・場合の数と確率)、数学B(数列のみ)、数学C(ベクトル・平面上の曲線と複素数平面)) | 200 |
| 総点 | 300 | |
【薬学部薬学科(6年制)】
| 教科 | 科目 | 配点 | |
| 外国語 | 「英語」 (英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ) | 100 | |
| 数学 | 「数学」 (数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A(図形の性質・場合の数と確率)、数学B(数列のみ)、数学C(ベクトルのみ)) | 100 | |
| 理科 | 「化学」 (化学基礎、化学) | 1科目を選択 | 100 |
| 「生物」 (生物基礎、生物) | |||
| 総点 | 200 ※受験した科目のうち、理科の得点とそれ以外の科目の高得点を判定に使用。 | ||
出願者数や合格者数のデータ
城西大学の一般選抜における出願者数や合格者数(2025年度)は、以下のとおりです。
| 学部 | 出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 実質倍率 |
| 経済学部 | 218 | 193 | 175 | 1.1 |
| 現代政策学部(※) | 147 | 131 | 117 | 1.1 |
| 経営学部 | 167 | 152 | 132 | 1.2 |
| 理学部 | 439 | 380 | 312 | 1.2 |
| 薬学部 | 267 | 216 | 155 | 1.4 |
※2026年4月より「総合政策学部」に名称変更予定
参照:城西大学 2025年度 城西大学入試結果(PDF)
城西大学に合格するための勉強方法

ここからは、城西大学に合格するための勉強方法をご紹介します。
城西大学に入るには、何をすればいい?
城西大学の偏差値は41~51であることから、入試難易度はやや易~標準レベルといえます。入試では基本的な問題が多いため、基礎知識を身につけておくことが大切です。
大学公式ホームページには、過去問と解答例が3年分掲載されています。すべてに目を通し、出題方式や傾向などを確認しておきましょう。
また、城西大学には入試方式・日程が複数あり、併願がしやすくなっています。受験機会を最大限に活かせるよう、出願計画を立てることも大切です。
受験期の過ごし方
志望校に合格できるかどうかは、高校3年生の過ごし方によって決まります。
城西大学を一般選抜で受験する場合は、出題科目の基礎を固め、入試問題をスムーズに解けるようにしておく必要があります。以下を参考に、本番から逆算して年間スケジュールを立て、学習を計画的に進めていきましょう。
- 春(4~5月):基礎を身につける時期です。教科書の内容を理解し、基礎的な問題が解けるようにしておきましょう。暗記が必要な単語や文法の勉強も、この時期に始めます。
- 夏(6~8月):基礎を固め、苦手分野を克服する時期です。まとまった勉強時間を確保しやすい夏休みは、苦手克服には絶好のタイミングといえます。「問題集を週○ページ進める」など、目標を細かく立ててクリアしていくと、モチベーションを維持しやすくなります。
- 秋(9~11月):応用力をつける時期です。入試レベルの問題演習を多くこなし、アウトプット中心の訓練を行いましょう。模試を活用するのもおすすめです。大学入学共通テストを受ける場合は、その対策も始めてください。
- 冬(12月~):本番に向けて仕上げる時期です。過去問演習を繰り返して、本番に備えましょう。その際は、時間配分を意識することが大切です。少しでもあいまいな部分があれば都度復習をして、知識を確実なものにしておきます。
予備校で勉強する場合
城西大学に合格するには、出題傾向を把握したうえで勉強する必要があります。
受験勉強は独学でも可能ですが、スムーズに進められるとは限りません。例えば、苦手部分でつまずいてしまうと、学習効率が大きく下がってしまいます。さらに、大学ごとの出題傾向を踏まえて優先順位をつけながら学習を進めるのは、1人では難しいでしょう。
予備校に通えば、志望校の入試傾向に基づいた指導が受けられるため、効率のよい対策が可能です。わからないところは質問でき、苦手を残さずに学習を進められます。
また、予備校には、進路相談を受けられるメリットもあります。選抜方法が多様化する中、多くの入試データを活用できる予備校なら、自分に有利な方法で出願するといった対策も可能です。
しかし、予備校に通えば安心とは言い切れません。予備校の集団授業では、聞いているだけで理解したと思い込んでしまうことや、授業のレベルが合わずついていけないことが起こるためです。
四谷学院のカリキュラムのご案内
城西大学への合格を目指して予備校に通うなら、四谷学院がおすすめです。
四谷学院では、集団授業と個別指導のメリットを組み合わせた「ダブル教育」を行っています。ここからは、ダブル教育を構成する「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」の特徴をご紹介します。
科目別能力別授業
科目別能力別授業とは、科目ごとに能力別クラス編成をして授業を行うシステムです。
多くの予備校では、志望校や入塾時に受けるテストの総得点でクラス編成を行うため、苦手な科目の授業では内容が十分に理解できないおそれがあります。
対して、四谷学院の科目別能力別授業では、得意な科目は選抜クラスで、苦手な科目は標準や基礎クラスで学ぶことが可能です。そのため、授業についていけないと感じたり、授業にもの足りなさを感じたりすることがありません。
クラス分けを行うためのレベル診断テストは、月に1回受けられます。学力が伸びれば、それに応じたレベルの授業を受けることが可能です。
また、講師に質問しやすい環境であることも特徴です。同じ目標を持つ生徒の刺激もあり、勉強へのモチベーションをより高められるでしょう。
55段階個別指導
55段階個別指導は、受験に必要な内容を段階別に並べた「55テスト」を用いた個別指導で、解答力を高めていく学習プログラムです。
記述式のテストを受けたあと、その場で講師が採点・指導を行うため、解答したときの記憶が残った状態で正しい解法をインプットできます。どこでつまずいたのかが明確にわかるため、解説の理解が進みやすく、着実に解答力を伸ばすことが可能です。
また、55段階個別指導のデータを用いた学力分析システム「55合格Naviシステム」では、苦手な部分や志望校合格に必要な学習内容、学習ペースなどがわかります。これらのデータを活用することで、効率のよい勉強が可能です。
城西大学入試は丁寧に解く力が重要!
【城西大学の入試概要】
- 一般選抜をはじめ、総合型選抜や公募制推薦型選抜などさまざまな入試方式がある
- 偏差値は41~51で、やや易~標準レベル
【城西大学の入試データまとめ】
- 一般入試の実質倍率は1.1~1.4倍
【勉強方法まとめ】
- 基礎を確実にし、苦手を残さないようにする
- 過去問で出題傾向に慣れておく
城西大学を目指すなら、ダブル教育を行っている四谷学院がおすすめです。常に自分のレベルに合った指導が受けられるため、苦手分野を克服できます。興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※本記事でご紹介した情報は2025年11月29日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!
予備校選びは、合否を分ける要素の一つといえます。自分に合った予備校を選ぶには、予備校の説明会や相談会に足を運び、自分の目で指導方法や学習環境を確認することが大切です。
以下の記事では、予備校の説明会・相談会について解説しています。説明会へ参加するにあたっての疑問や不安を解消するためにも、ぜひご覧ください。
予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?



