
んにちは!四谷学院の奥野です。
大阪電気通信大学は、大阪府寝屋川市と四條畷市にキャンパスを構える私立大学です。
1925年に岡田定幸が設立した「大阪無線電話学校」から始まり、1941年に「東亜電気通信工学校」として開校、1961年に「大阪電気通信大学」が開学しました。
大阪電気通信大学には5学部10学科があり、産業界・官公庁との共同研究や、地域社会との連携活動として公開講座、高校生向けの出張講義など、実社会に根ざした取り組みを行っています。
また、世界各地の大学と連携したさまざまな留学プログラムを用意しており、現地で学びながら語学力と人間力を高める機会が充実しています。
この記事では、大阪電気通信大学の入試問題の特徴や難易度、合格に向けた効率的な勉強方法について解説します。
※本記事に記載されている情報は2026年9月27日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。



大阪電気通信大学の入試問題で問われる能力
大阪電気通信大学が求める学生の人物像について解説します。
大阪電気通信大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか
大阪電気通信大学は、以下のような人物を「目指す人間像」として掲げています。
- 基礎的人間力を備え、実際の課題を解決できる現実的対応力を磨き、自律的に自己を成長させる人。
- 個性を発揮し、自らの役割を、責任を持って果たし、社会に貢献する人。
- 自らに誇りを持ち、心豊かな生活を営み、人間的完成を目指す人。
また、アドミッション・ポリシー(全学統一の入学者受入れ方針)では、以下のような学生を求めているとしています。
大阪電気通信大学は、専門の学術を教授研究し、知的並びに道徳的な完成を期し、更に応用能力を展開させ得る人材の育成を目的としています。そのために、基本理念に掲げる大阪電気通信大学人としての人間像を目指し「手と頭と心」を同時に動かして夢を形にできる人材の養成を目標とした実践的な教育を進めています。
本学は、そのような教育を進めるにあたり、高等学校等の正課および正課外での学習を通じて基礎的な知識や技能を習得し、次のような意欲と情熱をもった入学者を求めます。
- 【手】自らの目標に向かって努力を惜しまない者
- 【頭】得意な分野の知識や技能を活かし、社会への貢献をめざす者
- 【心】大阪電気通信大学を母校として愛し、仲間とともに励まし学び合える者
上記によると、大阪電気通信大学では、高校レベルの知識を身につけているだけでなく、自ら学ぶ姿勢や、学びを活かして社会に貢献しようとする意欲を持った学生が求められています。
なお、大阪電気通信大学では、学部ごとのアドミッション・ポリシーも設定しています。詳しくは、大学公式ホームページの教育基本3方針(ポリシー)をご確認ください。
大阪電気通信大学入試の特徴
大阪電気通信大学は、多様な選抜方法を提供している点が特徴です。ここでは、2027年度の入試情報をもとに、大阪電気通信大学の選抜方法のうち、総合型選抜(専願制)、総合型選抜(併願制)、一般選抜について解説します。
総合型選抜(専願制)
大阪電気通信大学の総合型選抜(専願制)には、AO入試〔Ⅰ期〕とAO入試〔Ⅱ期〕があります。どちらも大阪電気通信大学を第一志望とする方が対象で、Ⅰ期は10月、Ⅱ期は12月に試験を実施します。Ⅰ期で不合格になった場合も、Ⅱ期に出願することが可能です。
事前に小論文を作成する「小論文タイプ」、保有資格を評価する「資格評価タイプ」と「情報資格評価タイプ」、課外活動などの実績・経験を評価する「課外活動評価タイプ」、制作した作品を評価する「作品評価タイプ」(建築・デザイン学科、デジタルゲーム学科が対象)の5つの入試方式があり、自分に合ったものを選ぶことが可能です。タイプごとの提出物と当日の個別面接をもとに合否を判定します。
総合型選抜(併願制)
大阪電気通信大学の総合型選抜(併願制)には、専門学科・総合学科特別入学試験、女子特別入学試験、公募制推薦入学試験〔前期・後期〕があります。
専門学科・総合学科特別入学試験は、高等学校または中等教育学校の専門学科・総合学科を入学年の3月に卒業見込みか、入学年の1年前の3月に卒業した方が対象です。1教科の適性検査と調査書の合計点に、自己推薦書を加えて合否判定を行います。受験できる教科は、学部によって異なります。
女子特別入学試験は、高等学校または中等教育学校の普通科を入学年の3月に卒業見込みか、入学年の1年前の3月に卒業した女子が対象です。専門学科・総合学科特別入試と同様に、1教科の適性検査と調査書の合計点に、自己推薦書を加えて合否を判定します。受験できる教科は、学部によって異なります。
公募制推薦入学試験〔前期・後期〕は、高等学校または中等教育学校を入学年の3月に卒業見込みか、入学年の1年前の3月に卒業した方、または高等専門学校の3年次を入学年の3月に修了見込みか、入学年の1年前の3月に修了した方が対象です。2教科の適性検査と調査書の合計点に、自己推薦書の内容も加味して合否を判定します。さらに、各種資格や検定を取得した方に加点する優遇制度もあります(前期のみ)。
一般選抜
大阪電気通信大学の一般選抜は、一般入学試験〔前期〕・一般入学試験〔中期〕・一般入学試験〔後期〕に分かれています。
一般入学試験〔前期〕は、3教科または2教科の学力試験で合否を判定します。合計点で判定する「ベーシック型」に加え、入学検定料に5,000円をプラスすることで、外国語または理科の高得点教科と数学の合計点で判定する高得点採用型、または外国語の得点を150点に換算して判定する均等配点型の判定方法を追加できます。また、得点率上位の方の学費を全額または半額免除する「成績優秀者奨学制度」もあります。
一般入学試験〔中期〕は、2教科の学力試験と調査書、出願時に提出する小論文で合否を判定します。ただし、小論文は提出がなくても出願可能です。
一般入学試験〔後期〕は、2教科の学力試験の合計点で合否を判定します。中期の結果を確認してからの出願も可能です。
大阪電気通信大学の各科目の試験問題の特徴や難易度と対策
大阪電気通信大学に合格するには、試験科目ごとの特徴や、試験全体の難易度を把握することが大切です。
ここでは、大阪電気通信大学の一般選抜・一般入学試験〔前期〕における試験問題の特徴について解説します。
数学
数学はマーク式で、試験時間は60分、大問は4つです。式の値、2次関数、指数関数・対数関数、確率、ベクトル、微分・積分など、幅広い分野からまんべんなく出題されます。
教科書レベルの問題を理解して基礎固めをしたら、過去問や演習問題にどんどん取り組んで計算力をつけましょう。
国語
国語はマーク式で、試験時間は60分、大問は2つです。現代文の文学的文章と論理的文章が1題ずつ出題され、古文・漢文は出題されません。
過去問で出題形式をつかみ、文章の内容を正確に読み取る練習をしましょう。また、漢字や語句に関する問題も出題されるため、問題集などを活用して、基礎的な知識を身につけておきましょう。
外国語(英語)
外国語(英語)はマーク式で出題され、試験時間は60分、大問は6つです。長文読解、語法・熟語、整序英作文、会話文など、さまざまな形式の問題が出題されます。
問題集を活用して単語や熟語、文法の基礎を学んだら、過去問や標準問題集に取り組んで実践力を高めましょう。問題量がやや多いため、長文を速く正確に読み解く力を身につけることが大切です。
理科(物理・化学)
理科(物理・化学)はマーク式で出題され、試験時間は60分、いずれも大問は4つです。物理では、力学や波動、電磁気が出題され、化学では、有機・無機、酸化還元、状態変化などが出題されています。
出題分野の諸性質を理解し、正しく計算して解答を導く力が求められます。教科書に書かれている基礎をしっかりと理解し、問題演習を繰り返して確実に解答する力を身につけましょう。
大阪電気通信大学入試の難易度
Benesseの「マナビジョン」のデータによると、大阪電気通信大学の偏差値は42~53となっています(2026年9月27日時点)。学部ごとの偏差値は下記のとおりです。
なお、学部・学科や入試方式によって受験科目は異なります。科目数の違いは偏差値(難易度)の数値にも影響するため、志望校選びの際は入試科目も必ず確認しましょう。
| 学部 | 偏差値 |
| 工学部 | 42~44 |
| 情報通信工学部 | 45 |
| 建築・デザイン学部 | 43~46 |
| 健康情報学部 | 42~46 |
| 総合情報学部 | 49~53 |
参照:大阪電気通信大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2026年度入試・2025年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報
大阪電気通信大学の試験の概要

大阪電気通信大学の出願資格、試験科目と配点、出願者数や合格者数のデータなど、試験の概要について解説します。
出願資格について
大阪電気通信大学の出願資格は、選抜方法によって異なります。ここでは一般選抜・一般入学試験〔前期〕の出願資格をご紹介します。
一般選抜・一般入学試験〔前期〕に出願できるのは、以下のいずれかに該当する方です。
(1)高等学校または中等教育学校を卒業した方および入学年の3月卒業見込みの方
(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した方および入学年の3月修了見込みの方
(3)学校教育法施行規則第150条の規定により,高等学校を卒業した方と同等以上の学力があると認められる方および入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの方
ほかの選抜方法の出願資格については、大学公式ホームページの入学試験要項ダウンロードで最新の要項をご確認ください。
試験科目や配点
大阪電気通信大学の試験科目は選抜方法によって異なります。ここでは、一般選抜・一般入学試験〔前期〕における一部の学部について、試験科目と配点をご紹介します。
<工学部、情報通信工学部(理系型)>
| 教科 | 科目・範囲等 | 配点 |
| 数学 | 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B(数列の範囲)、数学C(ベクトルの範囲) | 150点 |
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ | 100点 |
| 理科 | 「物理基礎、物理」「化学基礎、化学」から1科目 | 100点 |
<建築・デザイン学部、健康情報学部、総合情報学部(文系型)>
| 教科 | 科目・範囲等 | 配点 |
| 国語 | 現代の国語、論理国語、文学国語(いずれも古文・漢文を除く) | 150点 |
| 外国語 | 英語コミュニケーションⅠ、英語コミュニケーションⅡ、論理・表現Ⅰ | 100点 |
出願者数や合格者数のデータ
大阪電気通信大学の一般選抜・一般入学試験〔前期〕における出願者数や合格者数(2026年度)は、以下のとおりです。
| 学部 | 出願者数 | 合格者数 | 倍率 |
| 工学部 | 662 | 266 | 2.5 |
| 情報通信工学部 | 540 | 197 | 2.7 |
| 建築・デザイン学部 | 327 | 123 | 2.7 |
| 健康情報学部 | 129 | 50 | 2.6 |
| 総合情報学部 | 905 | 216 | 4.2 |
参照:大阪電気通信大学 大阪電気通信大学_入試ガイド2027
大阪電気通信大学に合格するための勉強方法

ここからは、大阪電気通信大学に合格するための勉強方法をご紹介します。
大阪電気通信大学に入るには、何をすればいい?
大阪電気通信大学は、知識やスキルを身につけたうえで、仲間とともに自ら学び、社会に貢献する意欲を持った学生を求めています。
偏差値は42~53で難易度としてはやや容易~標準レベルですが、基本事項を確実に身につけることが大切です。基礎的な問題で確実に点数が取れるよう、内容を理解したうえで演習を重ねましょう。
過去問を見ると、一般入学試験は基本的にマーク式で出題されています。過去問を分析し、出題傾向をつかんで演習に取り組んでください。
受験期の過ごし方
大阪電気通信大学を一般入学試験で受験する場合、学部によって必要な教科が異なるため、志望する学部に合わせて基礎を定着させる必要があります。
過去問を徹底的に解き、出題傾向をつかんで学習しましょう。受験勉強は時間がかかるため、志望学部を決めたら早めに対策を始めることが大切です。
高校3年生の1年間は、予定を立てずに過ごしているとあっという間に過ぎてしまいます。以下を参考に、長期的な計画を立てて有意義に過ごしましょう。
- 春(4~6月):基礎力を定着させる時期です。教科書の内容をしっかり理解し、例題や章末問題で理解を確認しましょう。単語や文法などの暗記は量が多く時間がかかるため、なるべく早めに取りかかってください。
- 夏(7~8月):夏休みの間に基礎力を完成させましょう。特に苦手分野は、まとまった時間が取れる夏休み中に克服しておくことをおすすめします。「週に問題集を◯ページ進める」など短期的な目標を立てて、モチベーションを保ちましょう。
- 秋(9~11月):これまでに身につけた基礎力を活かし、入試レベルの演習問題にどんどん取り組んで応用力を身につけます。模試にも積極的に取り組み、受験本番に実力を発揮できるよう練習しておきましょう。
- 冬(12月~):時間配分を意識して過去問に取り組み、実践力を鍛えます。直前期でも、不明点があれば基礎に戻って確認し、入試本番で確実に解答できるようにしましょう。
予備校で勉強する場合
大阪電気通信大学の入試では、目指す学部・学科の入試科目のポイントを押さえて勉強に取り組む必要があります。
受験勉強は独学でも可能ですが、自分で計画を立て、モチベーションを維持しながら学習を続けるのはかなり困難です。また、わからない問題があってもすぐに解決できないため、学習効率が下がってしまうというデメリットもあります。
ただし、予備校に通えば安心というわけではありません。大人数で授業を受ける予備校の場合、自分の理解に合わせて授業スピードを調整してもらうことは難しいでしょう。また、講師との距離が遠いため、不明点があっても気軽に質問・相談できないかもしれません。
四谷学院のカリキュラムのご案内
大阪電気通信大学を受験する方におすすめなのが、科目別能力別授業と55段階個別指導の「ダブル教育」を実施する四谷学院です。
ここでは、四谷学院のダブル教育の特徴をお伝えするために、科目別能力別授業と55段階個別指導についてご紹介します。
科目別能力別授業
四谷学院の科目別能力別授業では、科目ごとにレベル別でクラス分けをするため、自分の習熟度に合った授業を受けられます。
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55段階個別指導
四谷学院の55段階個別指導は、受験に必要な知識を55段階に分けて並べ替えたものです。中学1年レベルから少しずつ難易度を高め、最終的に志望校合格レベルまで到達できるようになっています。
1つの級を学習したら、55テストで理解度を確認します。理解しきれていない部分は、プロの講師がマンツーマンで解説してくれます。そのため、不明点を残さずしっかり理解してから次の級に進むことができます。
大阪電気通信大学入試は志望学部に合わせた対策が重要!
【大阪電気通信大学の入試概要】
- 選抜方法は、総合型選抜(専願制)、総合型選抜(併願制)、一般選抜などがある
- 偏差値は42~53で、やや容易~標準レベル
【大阪電気通信大学の入試データまとめ】
- 一般選抜
- 一般入学試験〔前期〕の倍率は、2.5~4.2倍(2026年度)
【勉強方法まとめ】
- 教科書に書かれている内容を理解し、例題などでしっかり理解できているか確認する
- 過去問を解いて出題傾向をつかみ、その傾向に沿った対策をする
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※本記事でご紹介した情報は2026年9月27日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!
大阪電気通信大学に限らず、大学受験の成功には、自分に合った予備校選びも重要なポイントです。
インターネットや口コミの情報を見るだけではわからないことも多いため、説明会・相談会に実際に足を運ぶことをおすすめします。教室の雰囲気や授業内容、実際に使っているテキストなどを自分の目で確認し比較したうえで、入学を検討しましょう。
以下の記事で、予備校の説明会・相談会でチェックしておきたいポイントなどをまとめました。ぜひ予備校選びにお役立てください。



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