
こんにちは、四谷学院 受験コンサルタントチームの藤川です!
多くの高校2年生は、年明けに初めて「共通テスト模試」を受けることになります。
1月の共通テスト模試では、その年の共通テスト本番と同じ問題にチャレンジします。
本番のちょうど一年前に行われる、「共通テストの予行演習」ともいえるでしょう。
その一方で、高1・高2生の中には
「まだ2年生なのに本番の問題を解く意味はあるの?」
「これから習う範囲も多く、解けない問題ばかりになるのでは?」
と不安に感じている人も少なくありません。
そこで今回は、高1・高2生を対象とした共通テスト模試は、本当に受けるべきなのかという疑問に答えながら、模試の特徴や注意点、そして効果的な活用法について解説していきます。
目次
高1・高2生が受ける共通テスト模試とは
高1・高2生が対象の共通テスト模試は、実際の共通テストで出題された問題に挑戦する模試です。
以前は共通テスト本番と同じ日に行われていましたが、現在は本番の翌日以降に実施されるケースが一般的になっています。
近い将来、実際に受験生として問題を解いている自分をイメージしながら、ぜひ真剣に取り組んでみてください。
この模試で得られるものは非常に多く、主に次のような点を体験できます。
- 共通テスト特有の出題形式
- 問題文の分量や難易度
- 試験時間の感覚や時間配分
受験学年になる前にこれらを実際に体験しておくことで、単に過去問として問題を解くよりも、「受験生としての第一歩」を大きく踏み出すことができます。
また、開催する予備校によって、会場実施とオンライン実施の2つのパターンがあります。
受験形式や必要な準備については、事前によく確認しておきましょう。

共通テスト同日模試を受けるべき2つの理由
① 共通テストの「全体像」を早めに知ることができる
共通テストは、単なる知識量ではなく、思考力・読解力・情報処理力が問われる試験です。
そのため、学校の定期テストやこれまでの模試とは、出題のされ方が大きく異なります。
- 問題文が長く、意図を正しく読み取る力が必要
- グラフ・資料・会話文などを組み合わせた問題が多い
- 知識を「知っている」だけでは解けない問題が多い
受験学年になる前に共通テスト模試を受けておくことで、「共通テストとはどのような試験なのか」という全体像を、実体験としてつかむことができます。
この経験は、
- 高3になってからの勉強の進め方
- 普段の授業や問題演習への取り組み方
にも大きく影響し、受験勉強の土台づくりにつながります。
② 「今の実力」と「これから必要な力」がはっきりする
高1・高2生が受ける共通テスト模試では、まだ学校で習っていない範囲からも出題されます。
そのため、
- 思ったより点数が取れなかった
- 解けない問題が多くて不安になった
と感じる人もいるでしょう。
しかし、この模試で本当に見るべきなのは、点数そのものではありません。
重要なのは、
- すでに習った範囲の問題はどの程度解けたか
- 問題文の読み取りでつまずいていないか
- 時間配分は適切だったか
といった点です。
これらを振り返ることで、「知識が足りないのか」「考え方や読み方に課題があるのか」と、これから伸ばすべきポイントが見えてきます。
また、特に注目してほしいのは、「知識はあったのに解けなかった問題」です。
このタイプの問題は、今後の学習次第で大きく伸ばせる可能性が高く、高3での学習を効率よく進めるための重要なヒントになります。
高2のうちに共通テスト模試を受けておくことで、「なんとなく不安な状態」から、「やるべきことが見えている状態」へと変わっていくのです。

高1・高2生の共通テスト模試の正しい活用法
共通テスト模試は、受け方や受験後の行動次第で、得られるものが大きく変わります。
ここでは、高1・高2生が特に意識してほしいポイントを紹介します。
① 未学習の分野は「割り切る」ことが大切
前述のとおり、共通テスト模試では、まだ学校で習っていない分野からも出題されることがあります。
その際に大切なのは、「無理に全部解こうとしないこと」です。
一度「わからない」と焦ってしまうと、本来解けるはずの問題に時間を使えなくなってしまいます。
未習分野に時間をかけるのではなく、解ける問題を確実に拾う意識を持ちましょう。
これは、本番でも必要になる重要な判断力です。
② 模試は「受けた後」にこそ価値がある
共通テスト模試は、受けて終わりでは意味がありません。
模試の価値を最大化するためには、成績表や解答解説を使い、振り返りの作業を行うことが重要です。
具体的には、以下の手順で分析すると効果的です。
1.問題ごとに原因を分類する
- 知識不足
- 問題文の読み間違い
- 時間配分ミス
2.科目・単元ごとの課題をまとめる
以下は一例です。
- 英語:長文が最後まで読み終わらない
- 数学:条件整理が甘く、ケアレスミスが多い
- 国語:設問の意図を取り違えた
3.優先順位をつけて復習する
- 「解けるはずだったのに間違えた問題」から復習する
- 次の模試や授業にすぐ活かせる内容から手をつける
もし分析が難しい場合は、学校や予備校の先生に相談して、改善ポイントを具体的に指導してもらうとさらに効果的です。
このプロセスを行うことで、模試は単なる「点数測定」から、高3に向けた学習戦略の土台づくりに変わります。

共通テスト対策はいつから始めるべき?
共通テストでは、高校で習う基本的な内容から出題されます。
そのため、高3になる前に、高2までに習った範囲をしっかり復習しておくことがベストです。
特に、苦手分野や復習が不足しているテーマは、優先的に補強しておきましょう。
また、大学受験全体の流れを見ても、高3の夏までは基礎固めが中心です。
そして9月〜11月末までは、志望校の二次試験対策に時間を多く割くことになります。
志望大学・学部を早めに決めておくことで、出題傾向に合わせて効率的に学習を進めることが可能です。
共通テスト対策に本格的に取り組むのは、12月以降です。
直前期には、過去問や模試で力をつけ、弱点を集中して補強していきましょう。
まとめ|高1・高2生の共通テスト模試活用のポイント
高1・高2生が共通テスト模試を受ける目的は、合否判定のためではなく、学習の方向性と課題を見つけることです。
絶対に押さえておきたいポイントは、次の3つです。
Ⅰ.共通テストの全体像を早めに知る
- 問題の形式の理解や、長文・資料の読み取りといった、本番で必要な力を体験できます。
Ⅱ.自分の実力と課題を確認する
- 点数だけで一喜一憂せず、できなかった理由を分析することが大切です。
- 知識不足なのか、読み取る力が足りていないのか、原因を見極めましょう。
Ⅲ.模試後の振り返りが最重要
- 解説や成績表を活用して、科目・単元ごとの課題を整理しましょう。
- 優先順位をつけて復習し、高3に向けた学習戦略の土台をつくる意識が重要です。
さらに、高2までに基礎を固め、苦手分野は早めに補強することが、高3のスタートダッシュにつながります。
共通テスト模試は、「早めに受けるほど価値がある」模試です。
今のうちに体験して、自分の学習課題を見つけ、効率的に勉強を進める準備をしていきましょう。

模試の活用方法で悩んだら四谷学院へ!
共通テスト模試を受けても、
「どの問題から復習すればいいか分からない」
「自分の弱点をどう克服すればいいのだろう」
と悩んでしまう人が少なくありません。
そんなときは、経験豊富な受験コンサルタントがいる四谷学院に相談するのがおすすめです。
模試の結果をもとに、あなたに合った学習計画や復習法をアドバイスしてもらえますよ。
効率よく進めたい人は、指針を示してくれる人の存在を重視しましょう。
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