予備校・塾を辞めた本当の理由。予備校選びで失敗しないために

最終更新日:2023/07/15


※この記事は約12分で読めます。

こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント、田中です。

多くの大学受験生が予備校や塾に通っています。その理由はもちろん、しっかり勉強して成績を伸ばすためですよね。その先に志望大学の合格!という目標があります。
そこで今回は、塾や予備校を探している人、すでに通っているけれど成績が伸び悩んでいる人、今の塾をやめたいと思っている人たちに向けて、通っていた塾・予備校を辞めた理由・変えた理由をご紹介します。予備校選びに失敗しないために、これだけはぜひ確認してほしい!ということもあわせてお伝えします。先人に学んで正しい予備校選び・正しい塾選びを考えていきましょう。

理由1:成績が伸びない

  • 1年ほど通っているが効果が見られない、成績が伸びない。
  • 「浪人するならここがいい」と友達に言われて、なんとなく予備校を選んでしまった。前期が終わり成績が伸びた実感がまったくない。
  • 授業で難しいことばかりをやっているがテストで点数が取れず、基礎に抜け漏れがあることがわかった。
  • 個別指導塾に通っているが、生徒本人のペースに良くも悪くも合わせすぎる。

せっかく時間やお金をかけて塾・予備校に通っているのに、その成果が出なければまったく意味がありませんよね。
もちろん、勉強したらすぐに成績に結び付くとは限りませんがが、本人のモチベーションが下がっていたり、塾に「通う」ことで満足して実は勉強していなかったり、そうした状況であればその予備校・塾選びは失敗と言えるでしょう。

中には、十分な説明がないまま、予備校や塾に言われた通りに申し込んでしまい、自分の志望校と違う大学コースになっていたり、受験で不要な科目も時間割に組み込まれて無駄が生じていたり、というケースさえ聞かれます。また、個別指導塾でよくありがちなのが「生徒本人のペースに合わせます」という売り文句。確かに一人ひとりに合わせた指導は大切ですが、それは「生徒の言いなり」というのと意味が異なります。

予備校や塾において、講師や先生が大学受験に対応するための正しい方法を知らなければ、正しく指導することはできません。進路指導や学習計画をふくめて、受験のプロが責任をもってトータルに大学受験をサポートしてくれる塾・予備校を選びましょう。

(転塾を考える理由になったのは)授業についていけなかったら自己責任と突き放されるような印象を受けたから。(スタッフや講師から)
授業もついていけているし、理解もできているのに点数が伸びない、その原因がわからない。このまま同じところでは原因が見つからないと思い、予備校を変えることに決めました。

理由2:自習室が使えない

  • 自習室が満席で使えないことが多い。
  • あさイチに自習室の席とり競争。
  • 自分のいきたい時間に自習室が開いていない。
  • 自習室が有料で、追加費用が掛かる。
  • 自習室に他フロアの話し声が聞こえてきてうるさく、集中できない。

塾や予備校に入れば自動的に成績が伸びるかというと、そんなことはありません。授業を受ける時間は勉強時間のほんの一部。では、何が重要かと言えば「自学習」です。
良い塾や予備校では、正しい自学習の仕方を生徒に伝え、「やるべきこと」を明確にします。すると一人でも勉強しやすくなるので、授業での学習効果も倍増します。

しかし、勉強するにも様々な誘惑がありますよね。その誘惑に負けないためにも、勉強する環境は非常に大切。もしも、自習室が使えない、使いにくいということであれば、意欲はガタ落ちです。もちろん勉強は進みませんよね。
勉強できる環境づくりのためにも、「自習室」は受験生にとって欠かせないものなので、塾・予備校選びの際には必ずチェックしておく必要があるでしょう。

「よし!朝から勉強がんばろう」とやる気になって自習室に行くも、席がない。せっかく頑張ろうと思っていたのに意欲が下がってしまった。夏を機会に勉強習慣をつけたいということで、自習室が自由に使える塾・予備校に変えました。
自習室がいつも満席で使えなかった。朝一で並んでも長蛇の列で半数位が返されることもしばしば。

理由3:授業の質が低い/講師の質が低い

  • 授業スタイル的に「これはこういうものだからこう覚えろ」的な方針も多かった。
  • 先生が大学生なので夕方以降でないと組めない。
  • 気に入っていた先生が来月/次年度から来れなくなる。(ほかの先生では不安)
  • 国立志望なのに理科や社会についての方針提示などもないので不安。

授業や進路指導に不満があり、塾や予備校を変えるケースも多く見られます。
一方的に教えるだけだったり、特に難関大学コースにおいては難易度の高い問題ばかりを取り扱かったり、という様子も見られます。そうした授業に不安を覚えた生徒は、基礎から学び直したい、本質的な理解から積み上げたいと感じ、転塾に踏み切っています。学習の土台となる基礎の抜けをつぶしていくことが学力の向上には必須です。

また、大学受験に詳しくない、もしくは大学名だけで判断して進路を決めようとするチューターや先生に不安・不満を感じて転塾を決意する方も見られます。一方的な決めつけや押しつけでは、納得考えられませんし、自分にとって本当に必要な情報が得られない可能性すらあります。大学受験は情報戦の一面もありますので、希望や状況にあわせた進路支援ができる先生がいる塾・予備校が望ましいでしょう。

東北大を狙っているわけでもないのに、東北大志望のプラン提示ばかりをされました。他大学に関して聞いても返答してもらえなく、チューターから進路を押しつけられて嫌気がさし、転塾しました。

理由4:質問ができない

・(映像塾で)質問ができない。
・先生がいなくて質問ができない。
・質問しても、大学生でその場で調べて、書いていることをそのまま読むだけ。

勉強をしていると「わからないこと」が必ず出てきます。教科書やスマホで自分で調べて解決できることもあるでしょう。しかし、それでもわからない時にはどうするのか?そんな時には、わかる人に質問するのが近道ですよね。そもそも、勉強をしないと疑問は出てきません。自分がどこを分からないのかすら、わからないからです。疑問が出てくるというのは、勉強が進んでいる証拠!そしてさらに学びが深まるチャンス!
そこで先生に質問に行ったのに、教えてもらえない、そもそも先生がいない・・・・質問ができないのは、成績が上がるチャンスを無駄にしているということです。そんな塾・予備校は意味がありません。中には、「質問することが恥ずかしいと思わされた」「そのくらい自分で調べろと言われた」とひどい扱いをする塾・予備校すらあります。

質問することで「わかった!」という感覚を味わうことができ、それが達成感に繋がり、理解を深めるきっかけになっていく。疑問を解消することの重要性を十分に理解している塾・予備校を選びましょう。

映像授業の塾に通っていました。文系の先生ばかりで理系の質問対応ができる講師がおらず、疑問点が出たときに質問ができません。それがきっかけとなって、質問しやすい塾・予備校を探して変わることにしました。

理由5:授業が難しい

・大人数授業に置いていかれる。
・レベルが合わずついていけない。
・レベルの高い塾に通っているが、難しすぎる、授業についていけていない。

  • 一貫校に通っているからとTOPクラス、進度が速いクラスに入ったが、学校よりも早いペースで指導されているため苦手科目が付いていけない。
  • 大人数のクラス授業ではありがちなのが、授業のスピード・テンポが速くてついていけないというケースです。質問もしにくいために不安な気持ちのまま授業が進むので、モチベーションも上がりません。
    また、超有名進学高校の生徒ばかりの塾で、授業の難易度が高すぎて生徒本人が潰れてしまうというケースがあります。周りと自分を比較してしまいがちで、「自分はダメだ」と自信が持てなくなってしまうと、本来の力を十分に発揮できなくなってしまいます。いわゆる「お客様」の状態で塾に通い続けることにメリットは一つもありません。

    特に、志望校だけで受けるクラスが自動的に決まってしまう予備校・塾は要注意です。今の自分の実力と合致した授業を受けることで初めて学力を伸ばすことができますから、「コース選択の方法が理にかなっているか?」についても予備校・塾を選ぶときにはしっかりチェックしてほしい点です。

    (転塾理由は)授業が難しく、ついていくのに精一杯で、結局身になっていないことがわかったため。(テスト・模試で点数が取れていない)

    理由6:志望大学の受験対策ができない

    ・高校受験がメインなので大学受験に対する指導が少ない。
    ・個人塾に通っていたが、やはり大学受験のための情報やノウハウがほしい。全体での位置を知りたい。
    ・地元の個別塾などで高校入試ではお世話になったが、大学入試では大学受験に力を入れている塾に通いたい。
    ・個別指導塾に通っているが、講師が学生なので不安を感じる。
    ・集団塾で切磋琢磨させたい。

    個別指導塾の場合には「授業の質=講師の質」ということになるでしょう。特に大学生が講師をしていると、大学入試に関する情報収集という面で不安に感じる方は多いかもしれません。
    また、学校の授業の補習という意味で通っていたけれど、大学受験にシフトチェンジする際に予備校・塾を変更するということも珍しくありません。

    個別指導には個別指導の良さがありますので、そうした点も考慮しながら、情報力・指導力のより高い塾・予備校を検討するとよいでしょう。

    学校補習でひとまず始めたが、大学受験となると不安があり、地元塾から全国区の塾・予備校へ転塾を希望しています。

    そのほかの理由

    ・映像授業を受けていたが、やはり対面がいい。
    ・トイレが汚い

    予備校・塾を転塾した理由として、講師の変更や対面授業への希望もありました。特に近年、コロナ禍の影響もあり、映像授業や自宅学習のニーズも増えましたが、緊張感、自己管理の面で対面指導を希望される方も、増えているように見受けられます。
    そのほかにも、予備校の居心地が悪く感じ、通う意欲がそがれてしまったという体験談もありました。授業を受けたり、質問をしたり、自習をしたりと、長い時間を過ごす塾・予備校ですから、居心地の良さも大変重要になるかと思います。

     塾・予備校選びの際には、口コミ・評判だけでなく、自分の目で確かめてから入学されることを強くお勧めします。 

    四谷学院では、個別相談会を実施しています。ほかにはないシステムですから、直接聞いていただくのが一番確実です!オンライン説明会も実施していますので、お気軽にご参加ください。


    大学受験合格ブログ編集部

    このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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