こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。
大学受験を意識し始めると、
「学校の授業中に、受験用の問題集を進めた方が効率的なのでは?」
「この科目は受験で使わないから、別の勉強をしたい」
と考えることがあるかもしれません。
授業中に、その授業とは別の勉強をする、いわゆる「内職」です。
受験本番が近づくほど、「少しでも受験勉強の時間を増やしたい」と思うのは自然なことでしょう。
ただし、内職で受験勉強の時間を増やすことが、必ずしも効率のよい選択とは限りません。
今回は、授業中の内職をおすすめできない理由と、限られた時間を有効に使う方法を紹介します。

なぜ授業中に「内職したい」と感じるのか
内職をしたくなる理由は、人によってさまざまです。
たとえば、
- 授業の内容がすでに理解できている
- 学校の進度が自分の受験勉強と合っていない
- 受験で使わない科目よりも、苦手科目の勉強を優先したい
- 学校から帰ったあとだけでは勉強時間が足りない
といったケースが考えられます。
特に受験学年になると、「英語をもっと進めたい」「過去問を解く時間がほしい」など、やりたい勉強はどんどん増えていきます。
そのため、学校で過ごす時間のなかで、「この時間も受験勉強に使えたら……」と思うこともあるでしょう。
しかし、その気持ちだけで内職を始める前に、本当にそれが自分にとって効率のよい時間の使い方なのかを考えることが大切です。
内職する前に、授業を聞かないデメリットも考えよう
内職するかどうかを、「受験で使う科目かどうか」だけで決めるのはおすすめできません。
一度習った単元でも、改めて授業を聞くことで理解が深まることがあります。
自分では理解できていると思っていたところに、思わぬ抜けが見つかることもあるでしょう。
また、受験で直接使わない科目でも、定期テストや学校の成績には関係します。
学校のルールや先生の指示に反して内職をすれば、授業への取り組み方として問題になる可能性もあります。
内職をすれば、その時間だけ受験勉強を進められるかもしれません。
しかし、「勉強時間が30分増える」というメリットだけでなく、「その授業を聞かないことで、どんな影響があるのか」まで考えることが大切です。
「今やりたい勉強」は、本当に授業中でなければできない?
もう一つ考えたいのが、その勉強を授業中にやる必要があるのかということです。
たとえば、英単語の確認なら通学時間や休み時間にもできます。
一方、数学の問題演習や長文読解など、ある程度まとまった時間が必要な勉強は、放課後や自宅で集中して取り組んだ方が進めやすい場合もあるでしょう。
高校生は学校の授業や部活などがあるため、受験勉強に使える時間が限られています。
だからこそ重要なのは、授業中に無理やり時間をつくることではなく、「何を、どの時間にやるのか」を整理することです。
短時間でできるものはスキマ時間へ。
集中が必要なものは放課後や休日へ。
勉強内容に合わせて時間を使い分けるだけでも、限られた時間を活用しやすくなります。

「内職しないと間に合わない」と感じたら優先順位を見直そう
「内職までしないと受験勉強が間に合わない」と感じている場合、そもそも勉強する内容を詰め込みすぎている可能性もあります。
英語も数学も国語も毎日やる。
学校の課題も進める。
模試も復習する。
参考書も予定どおり終わらせる。
過去問にも取り組む。
すべてを同時に進めようとすれば、時間はいくらあっても足りません。
そんなときは、
- 志望校で重要な科目はどれか
- 今もっとも伸ばす必要がある科目はどれか
- 期限が決まっている課題は何か
- 週末や別の日に回せるものはないか
と優先順位を整理してみましょう。
受験勉強では、空いている時間をすべて勉強で埋めることより、必要な勉強に時間を使うことの方が重要です。
「時間がないから内職する」と考える前に、今取り組んでいる勉強を一度整理してみると、別の解決策が見つかるかもしれません。
内職に頼らず、勉強全体を見直そう
内職について悩んでいるとき、本当に考えたいのは「限られた時間で、志望校合格のために何を勉強すればよいのか」ということです。
学校の授業、自分の苦手科目、志望校対策。
どれをどのくらい進めるべきなのかは、一人ひとり異なります。
内職に頼って勉強時間を増やすのではなく、今の自分に必要な勉強を見極め、優先順位や時間の使い方を整理することが大切です。
学校と受験勉強の両立に迷ったら四谷学院へ
「学校の授業と受験勉強のペースが合わない」
「限られた時間で、何を優先すればいいかわからない」
「今の勉強方法で志望校に間に合うか不安」
そんな悩みがある人は、四谷学院の個別相談会を活用してください。
四谷学院では、現在の学力や志望校、学校生活なども踏まえながら、一人ひとりに必要な学習計画を考えていきます。
学校で過ごす時間まで無理に受験勉強に充てようとするのではなく、自分の学力や志望校に合った勉強を進められる環境をつくっていきましょう。






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