共通テストとセンター試験って何が違うの?

  公開日:2020/12/18


※この記事は約5分で読めます。

こんにちは。四谷学院の奥野です。
今回は共通テストについての概観について、話していこうと思います。
すでにご存知の人も多いと思いますが、20年度入試(2021年実施分)から、現行のセンター試験から大学入学共通テストへと変更が予定されています。

そもそも…
「共通テストって、センター試験と何が違うの?」
「思考力を大切にっていうけど、具体的に何をどう勉強したらいいの?」
といったことを中心に、四谷学院のプロの先生に聞いてみました。
今年度の受験生はもちろん今後受験を控えている高校12年生の方も、ご参考にしていただけたらと思います。

共通テスト導入の背景

そもそもどうして共通テストが導入されるの?
今までの「知識をただ覚えようという勉強」から、「「学力の三要素」を多面的・総合的に評価する入試へ変えよう」としているからです!
ここで出てきた、「学力の三要素」とは…
知識・技能
思考力・判断力・表現力
主体性
の3つを指します。

センター試験と変わる点、変わらない点

下の表は今まで行われていたセンター試験と、今後行われる予定の共通テストの概要をまとめてみました。
何が変わって、何が変わらないのかをチェックしてみましょう!

センター試験 項目 共通テスト
1月中旬に実施 日程 1月中旬に実施(*)
発音アクセント、文法から

読解問題まで出題

英語の出題内容 読解問題のみ
一つの大問に文章は基本的に一つ。 国語の出題内容 複数の情報を比較検討する設問もあり。
求値計算が基本 数学の出題内容 生徒同士の会話を読ませるなど、読解力が要求される

試験時間が70分に

知識をストレートに問う形式が中心 地歴公民の出題内容 知識をもとに、資料読解が中心
知識をストレートに問う形式

計算結果を選択しより選ぶ

理科の出題内容 実験をもとにした考察問題が増加

計算結果を直接解答(選択肢からではなく自分で穴埋めをする)

(*今年度は新型コロナウイルス蔓延による学習の遅れに対応するため、1月下旬に第2日程が設けられた)

まず言えるのは、科目を問わず知識を覚えていくこと、ということはやはり重要であるということ。
ではそれだけなのか、いいえ違います。知識を覚えていくことに加えて、その覚えた知識をもとに資料を読み取ったり試験場で考えたりする問題が増えています!
ここから、「学力の三要素を多面的・総合的に評価する入試に」変わろう!という方針が伝わるのではないでしょうか。
具体的には…
今までの「①知識」をストレートに問う問題が減少し、「②思考力・判断力・表現力」を問うような問題が増えていること、
また、問題文の中で資料(図、グラフ、写真・絵、資料としての文章)が今までよりも多く出題され、思考力や読解力を問う問題が増えています。
こうしたことからも、知識+αの入試に変えていこうとしているのが、見えてくるのではないでしょうか??
つまり、、、今まで以上に、「知識を使いこなしていく」ことが重要になっていくということです!!

「え、じゃあ、知識だけでは対応できないってこと??」
「それって今までと比べて難しくなるってこと???」
そう感じてしまうのも無理はありません…
実際に調査したところ、センター試験より「難しく感じる」という声もあります。
ただこれは、問題そのものの難易度が上がっているというよりは、考察型問題が増えているので、
「知識だけですぐに判断できない」
「答えを出すのに時間がかかるため時間が足りない」
「選択肢の提示が複雑になっている」
という原因から「難しく感じてしまう」といえます。

共通テストに向けた学習とは

では、試験自体が難しく感じられるようになり、資料の読み取りや考察が増えるとすると、普段からどのように学習をしていくことが必要なのでしょうか??

共通テストに向けた学習の中で大切になるのは、
「各科目の土台となる基本知識」を、「理解しながら習得すること」です。
つまり、、、単純な丸暗記はNGということになります。

では次に思考力の伸ばし方です。
これは問題に触れ、与えられた情報や条件を
「自分なりに整理すること」、
「その情報から何がわかるのかを考える」ことや、
そして何より「普段からそういった習慣をつけておくこと」が、何よりも大切です。

見たことのないような問題であっても、与えられた情報を読み解き、自分がもっている知識を組み合わせることで、その問題を解くことができる、あるいは解答の糸口を見つけられるようになります。

まとめると、
普段の学習から「なぜ、そうなるのか?」を意識して、勉強していくことが今まで以上に重要になります。
特に考える力というものは、ただ授業を聞いているだけ、ただ問題を解き散らかすだけ、ではなかなか身につけられません。

○×を付けるのはもちろん、それに加えて実際に自分が解いた答案をもとに、

「自分の考え方やプロセスのどこに間違いがあるのか」
「次間違えないようにするには何を修正する必要があるのか」

を考える、この経験を繰り返すことが、大切です!

まとめ

つまり、共通テストはセンター試験に比べて…
 ● 単純に知識をストレートに聞いてくる問題は激減する。
 ● 覚えた知識を基に、考える問題やその場で考察する問題が増える。
 ● 複数の情報を比較検討し共通点や相違点など、発言の意図を考えさせる問題が増える
ということになり、
 1. なぜその解答になるのか、なぜそのように考えるのか、といったことに目を向ける
 2. 自分の答案を振り返り、思考プロセスの穴、次間違いないようにする方法を考える
という二点を意識してほしい。ということです。

次回は各科目の具体的な学習法について、お伝えしていきます。

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