こんにちは、四谷学院の日本史担当、高坂です。
日本史の成績が上がらないと悩んでいる方必見!日本史の間違った勉強法、やっていませんか?
今日は日本史が苦手な受験生のために、日本史が得意になるためのコツを3つ伝授します。がんばっているのに成績が上がらないならば、ぜひこの勉強法を参考にしてみてください。
間違った勉強法の一例
・ノートを見てばかりいる
・用語集を順番に覚えようとしている
当たり前ですが
人間の記憶メカニズムにあった学習をしないと学習効果は上がりません。
学習効果が高い勉強法
①右脳を使う
一般的に、左脳は言語処理や計算、論理的思考に、右脳はイメージや空間認識に優れていると言われています。日本史を覚えよう!と思うときには、「(文字として)用語や人物名を覚えなきゃ」と思っている人も多いと思いますが、イメージもうまく活用して右脳を働かせると効果的です。
右脳を使った勉強の一つの方法は、マンガや資料集を利用することです。例えば人物だったら「顔」を覚えてしまうのです。そして、その顔から「この人はこんなことをした人だったな。」というイメージを持つようにします。そうすることで、記憶が引き出しやすくなります。「日本史の勉強法と学習のコツ5箇条」にも書いてあるように、まずはマンガで歴史の流れをイメージできるようにして、細かいことを覚えるための土台を築きましょう。
②簡単な問題を繰り返し解く
最初は簡単な問題を繰り返し解きましょう。一問一答レベルのもので構いません。
この時のポイントは3点。「書かない」「繰り返す回数を多くする」「何日かに分けて繰り返す」です。
ポイント①書かない
最初から全部書いて覚えようとすると、とにかく時間がかかります。また、書くことが作業になってしまい、時間をかけている割に覚えていない、ということにもなりがちです。まずは語句が頭に浮かべるだけでいいので、「問題を見る→答えが頭に浮かぶか考える→答えを見る」を高速で進めていきましょう。
ポイント②繰り返す回数を多くする
語句を書かずに高速で進めることで一回にかかる時間が短縮できる分、繰り返す回数を増やします。1周目、2周目、3周目・・・、と頭に浮かぶ問題が増えてくるはずです。一通り頭に浮かぶようになるまで繰り返します。さらに時間を短縮するためには、思い出せなかったものだけチェックをつけていって、数を絞っていってもいいでしょう。
ポイント③何日かに分けて繰り返す
繰り返し学習は1日だけでなく、また別の日に行います。日が経つことで忘れている語句が増えているはずです。同じように、書かずに頭に浮かぶかどうかの確認だけで、高速で進めていきます。一回にかける時間を短くして、できれば毎日やるようなイメージで繰り返す回数を増やすことが、記憶を定着させるためのコツになります。
③いろいろな問題を解く
ここまで学習で8割くらいは覚えたかな、と思ったら、今度はいろいろな問題を解いてみましょう。
入試で実際に出題される時には、史料問題や正誤問題など、言葉を覚えているだけでは対応できない問題もでてきます。基本的な語句を覚える→実戦演習という順番で、対応力を広げていきましょう。
この時のコツは、間違えたら自分のノートやプリントを見直す、書き込むということを習慣化することです。そうすることで自分の間違いやすい部分が意識できるようになり、講義を聞いているだけでは出てこなかったような+αの知識も補強されていきます。
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ:日本史が苦手な受験生必見!学習効果が高い日本史の勉強法
今日は日本史が苦手な人のために、特に意識して学習してほしいポイントを3点紹介しました。
四谷学院では、マンガ教材や55マスター、55段階チェック集など上記で紹介した学習ができるような教材をしっかりと用意しています。
正しい学習方法を身に着けて、結果につながる勉強をしていきましょう。