【大学入試対策】古文の攻略するための代表的なレトリック「掛詞」とは?

  公開日:2022/02/19

※この記事は約3分で読めます。

生徒
生徒
古文で、掛詞(かけことば)を習ったんですけど、あれってかえって歌の意味がわかりにくくなりますよね?
「秋」と「飽き」とか、別に掛けなくてもよくないですか?
先生
先生
和歌は「五・七・五・七・七」と、文字数が決まっているからね。
その限られた三十一字のなかでいかにたくさんの、深いことを言えるかが勝負みたいなところがあるんだと思うよ。
生徒
生徒
なるほど、わかりました。
でも今はそんなテクニック使わないですよね?
先生
先生
ダブルミーニングという意味では、そんなこともないんじゃない? 
有名な例としては、映画『羊たちの沈黙』で犯罪者のハンニバル・レクターが
「I’m having an old friend for dinner.」
って電話で言うシーンがあるよ。
生徒
生徒
その映画は知りませんが、英語は得意ですよ。
「旧友を夕食に誘う予定だ」ということですよね?
先生
先生
さすが! でもね、この言葉にはもう一つの意味が込められているんだ。しかも、それは聞いている相手の警官であるクラリスにはしっかりと伝わる。
興味があったら、調べてみてね。

☆レクターは食人鬼。もう一つの意味は「旧友を夕食に食べる予定である」。

先生からひと言

「掛詞」とは、いわば「シャレ」のようにして使うレトリックです。言葉遊びともいえるでしょう。
和歌のレトリックの中では代表的なもので、出題頻度も高いので受験生は要チェックです。

大学受験合格ブログ編集部

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

科目・能力別授業詳細はこちら

個別相談会で詳しくご説明します

相談会の様子

システム紹介はもちろん、受講プランの作成や教材閲覧、校舎見学などを行っています。※相談会後の迷惑な勧誘やしつこい電話は一切しておりません。安心してご参加ください。

無料個別相談会はこちら

無料でパンフレットをお送りします

パンフレット

各コースの詳しい資料と合格体験記冊子を無料でお届けします。
お気軽にご請求ください。

無料資料請求はこちら

無料資料請求はこちら

こんな記事も読まれています

 

前の記事 » 
次の記事 » 

 

同じカテゴリの記事を見てみる  教科別学習アドバイス  

 

感想をお寄せください

個別のお返事はいたしかねますが、いただいたコメントは全て拝見しております。いただいた内容はメルマガやブログでご紹介させていただくことがございます。掲載不可の場合はその旨をご記入ください。
お問い合わせはフリーコール(0120-428255)にて承っております。

このページの先頭へ