受験生必見!センター試験「英語」の時間配分のポイント

  公開日:2017/10/18
最終更新日:2018/12/05


※この記事は約5分で読めます。

こんにちは。四谷学院の奥野です。

毎年1月にセンター試験が実施されます。
私立大学や国公立大学の一般入試を受けようと考えている高校生にとって、センター試験は、本格的な大学受験のスタートラインですね。

何事も最初が肝心です。
受験だって、スタートラインは大事。
「センター試験では失敗したくない!」
誰もが失敗したくないと思うのは当然ですね。
特に、必死に受験勉強を頑張ってきたからこそ、努力してきたからこそ、「失敗したくない」という想いは強くなるのだと思います。

この記事では、センター試験の時間配分について解説します。

センターに失敗しないために

センター試験で失敗しないためには、何が必要なのでしょうか?

そもそも失敗する理由とは

センター試験で失敗する典型例として、「時間が足りなかった」「解き終わらなかった」というケースが非常に多いのです。
練習として自分一人で解いている時は、しっかり間に合っていたのに。
でも、実際に本番では、全然計画通りにうまくいかない。

・ 試験会場の雰囲気に呑まれて、予想外に時間が足りなくなってしまった
・ 隣の受験生の動作が気になってしまって集中力を欠いた
・ 当日体調不良で、文章が頭に入ってこない
・ 問題の出題形式が変わって、とにかく焦った

うまくいかない理由は本当に様々なのです。

ですが、どんな理由であろうとも、結果として「時間が足りなくて解き終わらなかった」のは事実です。
センター試験に限った話ではなく、出題者は受験生一人ひとりの状況を考慮してはくれません。

練習通りにいかないのが本番

では、本番で失敗しないために、何をすべきだと思いますか?

答えはとてもシンプルです。
「何が起きても良いような時間配分を考えておく」
これしかありません。

練習通りにいかないのが本番というもの。
どんなに練習や努力を積み重ねても、すべてが自分の思い通りにいくはずがないのです。
だったら、当日試験会場で何が起こっても良いように、トラブルに対応できるような時間配分を考えておけばいい。

「当日何かが起こったらどうしよう・・・」
「緊張したらどうしよう・・・」

当日に起こるかもしれない予測不可能なことに怯えるよりも、開き直って作戦を立てる方が、よっぽど賢いですよね。

実際の時間配分を考えよう

では、実際に何が起きても良いような時間配分を考えてみましょう。
今回は、文系・理系問わず、ほとんどすべての受験生に共通するセンター英語について考えます。

時間配分は人それぞれ

「時間配分を考えてみましょう!」と言ったそばから覆すことになるのですが、時間配分には絶対的な正解は存在しません。

大問1(発音・アクセント)を5分以内に解けないと、その時点でもうアウト。
大問6(長文読解)に20分以上かかってしまったら、もう失敗。

・・・というワケではありません。

そう考えたくなる気持ちも分かりますが、自分の中のハードルを上げ過ぎです。
「〇〇をやらなきゃダメ」という感覚を持った瞬間、それは極度のプレッシャーになり、本番中に襲い掛かってくるでしょう。

大問1で5分以上使ってしまったら、他の大問の時間配分を変えればいい。
大問6に20分以上かかりそうであれば、他の大問に切り替えればいい。

絶対的な正解は無く、「臨機応変に対応できるかどうか」が非常に重要なのです。

解く順番も考慮しよう

センター英語は大問が6つで構成されています。

大問1 発音・アクセント
大問2 語彙・文法・語法・会話
大問3 会話・文脈把握
大問4 資料読解(グラフや広告)
大問5 読解(主に物語文)
大問6 読解(主に論理的・説明的な文)

さて、この6つの大問、みなさんはどこから解き始めますか?
そして、どういう順番で解きますか?

作戦1:問題冊子の最初から、つまり大問1から順番に解く

作戦2:最後の読解は読めれば高得点が狙えるため、大問6から逆に解く

作戦3:文法から片付けたいから、大問2から解き、あとは好きな順番に解く

どの作戦も間違いではありません。
今まで受験コンサルタントとしてサポートしてきた生徒の中でも、色々な作戦がありましたし、この3つ以外も作戦があるでしょう。

人それぞれ得意なジャンル、苦手なジャンルというのがあり、時間配分も変わります。
模試や過去問など、練習で何度も試行錯誤して、「自分が一番高得点を取りやすい順番」を見つけた人が勝ちです。

時間配分、ここがポイント!

「正解はない」とか「間違いではない」とばかり言っていると、
「結局曖昧じゃないか」
と怒られてしまいそうですね。
絶対に言えることがあります。

・見直しの時間を必ず確保したうえで戦略を練る

何度も言いますが、本番は何が起こるか予測不能です。
見直しの時間を確保して準備しておけば、想定外のことが起きても最悪その時間を使って対応ができますね。

・所要時間の目安を決めるのではなく、時間の上限を決める

大問1に〇分くらい。と見積もっていると、徐々にずれ込んでいき、最終的にタイムアップということになりかねません。
目安を決めるのではなく、上限を決めましょう。
大問1で7分以上使っている場合は、どんな場合であっても別の大問に移る。
行き詰った際には特に効果的です。
時間をかけすぎて得点が伸びないより、切り替えて別の大問を解き始めた方が高得点を狙えます。

まとめ

センター試験は、作戦次第で得点が大きく変わります。
もちろん作戦に縛られ過ぎると得点が低くなることもあり得ますが、何が起こるか予測不能だと言い聞かせた上で、しっかり計画を立ててみましょう。

自分で考えていても中々うまく作戦を立てられない時もあると思います。
そんなときは、ぜひ四谷学院に来て、相談してみてください。
みなさんにベストな作戦と、それに向けた学習計画を一緒に立てていきましょう。

詳しくは入学説明会でもお話しています。まずはお気軽にホームページをご覧ください。


大学受験合格ブログ編集部

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