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2020年度に大学入試テストが変わる!センター試験・記述問題・英語の変更点

  公開日:2019/06/21

※この記事は約5分で読めます。

国公立や一部私立大学の受験に導入されていたセンター試験ですが、2019年度の試験で廃止となり、2020年度からは「大学入試共通テスト」がスタートします。大学入試共通テストは従来の試験内容とは異なり、「思考力や判断力」を重視する傾向が高くなるのが特徴です。ここでは、大学入試共通テストの変更点について、詳しく解説します。

 

センター試験が大学入学共通テストに変わる

センター試験とは、高校の授業で学んだ知識や技能が身に付いているかを問うのが目的の試験です。マーク式で出題されるうえに、英語は読む・聞くが中心の問題になっており、極端な話、知識を丸暗記すればある程度点数を取ることができます。

しかし、今後の先行きが不透明な時代において、「問題の発見と解決や、新たな価値を生み出す思考力や判断力」が必要という国の考えにより、知識量でカバーできる問題を廃止するに至ったのです。

思考力と判断力を図るために、大学入試共通テストでは従来のマーク式の問題に加え、国語と数学に「記述問題」が一部出題されます。また、英語ではマーク式とリスニングの「読む・聞く」という技能の他に、外部の民間試験の「話す・書く」を含めた4つのスキルが問われます。

このように、従来型の知識量では対応できなくなるため、新たな受験対策を取る必要があります。

 

国語・数学では記述問題が出題

国語と数学に記述問題が出題される理由は、各教科で評価する能力があるためです。国語、数学における狙いは次のことがあります。

<国語で評価する能力>

  • さまざまな文章や図をもとに考えをまとめる
  • 考えをまとめる過程や結果を相手が正確に理解できるよう、根拠を基に論述する

<数学で評価する能力>

  • 図表やグラフ、文章などを用いて数式に表す
  • 問題解決の構想力や方略を書き表す

両方に共通しているのは、複数の資料を読み取り、必要な情報を選択・整理して、条件に応じた解答をまとめて記述する力が問われることです。多角的な視点での考察と思考力を重視するうえに、考えをまとめてわかりやすく記述する「表現力」も問われるでしょう。

このことを踏まえると、記述問題の対策は「考える習慣を付ける・知識を活用して問題を解決する」ことが重要になります。しかし、思考力や判断力はすぐに身に付くことではないので、次のポイントを取り入れることが大切です。

  • 自分の考えを根拠に基づいて表現する
  • 問題意識を常に持ち、考えながら勉強に取り組む
  • ニュースなどの身近な話題を話し合う

これらを日常生活に取り入れると、考える力と表現する力が身に付きます。国語では「相手にわかりやすく伝える」ことが求められるので、文章に書いて読んでもらうことも有効です。また、日常生活に起こる事柄に関わった問題が全教科で出題されているため、ニュースや新聞に目を通し、常にアンテナを張っておくといいでしょう。

 

英語は民間資格や検定試験が利用可能

グローバル化が進んでいることもあり、従来型の英語の「読む・聞く」の知識に加えて、「話す・聞く」というコミュニケーション能力が今後さらに求められます。しかし、「話す・聞く」の問題を大規模な試験会場で行うのは無理があることを考慮し、大学入試共通テストでは4つの技能評価を行う、英語の民間資格や検定試験を活用する方法が導入されます。

2023年度までは、大学入試共通テストと民間の資格・検定試験を、大学側がどちらかを選択、もしくは両方を選択するという仕組みです。大学入試共通テストの英語科目では、「筆記(リーディング)」と「リスニング」の問題が出題されますが、語彙力や文法、読解などは変わらないため、従来の勉強も必要になります。

また、英語の民間資格と検定試験は、「大学入試英語成績提供システム」の要件を満たしたものだけが利用可能です。2020年度に実施が予定されている、民間の資格・検定試験は次のものがあります。

  • ケンブリッジ英語検定
  • 実用英語技能検定
  • TOEFL iBT
  • TOEIC
  • GTEC
  • IELTS
  • TEAP
  • TEAP CBT

受験した資格・検定試験の結果である、級・スコア・レベルが「成績」となり、大学入試センターと大学側に提供されます。成績はCEFR(外国語の評価を示す国際指標)で段階的に表示され、その内容で合否を決めるケースもあるようです。

大学入試共通テストと民間の資格・検定試験を、どのように利用するかは大学側の判断になるため、受験生側は双方の対策をしておく必要があります。コミュニケーションの部分は実際に話すことが最善の方法であることから、学校の授業以外の対策も必要になるでしょう。

 

まとめ

センター試験から大学入試共通テストと大きく異なる点は、知識を問うものから、知識を活用して多角的に考え、わかりやすく表現するという方向に変わったことです。とはいえ、問題のベースとなる知識は教科書の内容と変わりないので、これまでの学習方法に加え、思考力とまとめる力を養う対策を取り入れましょう。

しかし、これまでの学習方法では不足することもあり、思考力や判断力を自分で身に付けるのは難しいと感じる受験生も多いはずです。

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