AIに勉強を教えてもらっているのに、自力で問題が解けない…大学受験での正しい使い方は?

受験生の悩み
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こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。

「わからない問題もAIに聞けば、すぐに説明してくれる!」
「ただ、解説を読めば納得できるのに、テストでは同じような問題が解けない…」

ChatGPTなどの生成AIを使って勉強していて、こんな経験はありませんか。

AIは、わからないことを気軽に質問できる便利なツールです。
しかし、AIの説明を理解することと、自分で問題を解けることは別。
使い方によっては、勉強したつもりで終わってしまう危険性もあります。

今回は、大学受験の勉強でAIを上手に活用するための質問方法や注意点、自力で解く力を身につけるためのポイントを解説します。

AIを使って数学の勉強をする高校生。AIの解説を理解しても、自力で問題が解けない悩みをテーマにしたアイキャッチ画像。

AIの解説を読んだだけで「できる」と思っていない?

たとえば、数学の二次関数の問題で手が止まったとします。

AIに問題を入力すれば、式の変形から答えまで順番に説明してくれるでしょう。
それを読めば「なるほど、そうやって解くのか!」と納得できるかもしれません。

ところが、翌日に似た問題を解こうとすると、最初の式すら立てられない。

これは、解説を見て理解する作業と、自分で解き方を考える作業が違うからです。

AIが正しい解法を示してくれたとしても、それを読んだだけで自分の力になるわけではありません。
入試本番では、問題文を読み、必要な知識を選び、自分で答案を作る力が求められます。

AIの解説を読んで満足するのではなく、何も見ずに自力で解けるようになったかまで確認することが大切なのです。

AIには「答え」より先に「ヒント」を聞こう

わからない問題に出会ったとき、すぐにAIへ答えを求めていませんか。
まずは自分で考え、どこまで解けたのか、何がわからないのかを整理しましょう。

そのうえで、AIへの質問の仕方を工夫してみてください。

  • 避けたい質問:「この問題の答えと解き方を全部教えて」
  • 効果的な質問:「ここまでは解けたけれど、次に何を考えればいい?答えはまだ言わず、ヒントを一つだけ教えて」

たとえば、数列の問題なら「等差数列だと思ったけれど、一般項の求め方がわからない」と、自分の考えを伝えるとよいでしょう。

大切なのは、AIに問題を解いてもらうのではなく、自分が問題を解くためにAIを使うことです。

ヒントを受け取ったら、いったんAIの画面から離れて、自分の手で続きを解いてみましょう。

それでもわからなければ、もう一度質問しても構いません。
ただし、答えを教えてもらうことが目的にならないよう注意してください。

AIの説明は必ず正しいとは限らない!

もう一つ気をつけたいのが、AIの回答の正確性です。

AIはもっともらしい説明をしていても、計算ミスや問題の条件を見落としていることがあります。
特に、問題を写真に撮って読み込ませた場合、数式のマイナス記号や指数、図形の条件などを正しく認識できていない可能性もあるでしょう。

AIが自信を持って答えているからといって、その内容が正しいとは限りません。

教科書や問題集に模範解答があるなら、必ず照らし合わせて確認してください。

また、AIに「本当に合っている?」と聞き返すだけでは、十分な確認にならないことにも注意が必要です。
解説が食い違っている場合や、どちらが正しいのか自分で判断できない場合は、学校や予備校の先生に質問しましょう。

なお、学校の課題などをAIに入力する際は、利用ルールを守り、氏名などの個人情報を含めないようにしてください。

AIを使わずに、自分でも解き直してみよう

AIの説明で疑問が解消しても、そこで勉強を終わらせてはいけません。
まずは解説を閉じて、同じ問題を最初から解き直してみましょう。

このとき、途中の考え方も含めて、自分の力で答えまでたどり着けるかがポイントです。
もし途中で手が止まってしまったら、まだ理解が曖昧な部分が残っているのかもしれません。

さらに、少し時間をおいてから、数字や条件が違う類題にも挑戦してみてください。
同じ問題だけを繰り返していると、解き方や答えをそのまま覚えているだけなのに、理解できたと勘違いしてしまうことがあります。

「AIに聞いてわかった」で終わらず、「AIを使わなくても解けた」まで確認する。
このひと手間が、入試本番で得点できる力につながります。

AIを活用した勉強の4ステップ。自分で考える、AIにヒントを聞く、もう一度自力で解く、類題で理解度を確認する流れを示した図解。

AIで解決できない疑問は先生に聞こう

AIは何度でも質問に答えてくれますが、やり取りを重ねても疑問が解消しないことはあります。

たとえば、数学の途中式が合っているのか判断できない場合や、記述問題で自分の答案がどの程度評価されるのかわからない場合です。

AIに採点や添削を頼むこともできますが、その評価が実際の入試の採点基準に合っているとは限りません。

また、特に危険なのは、AIが間違っていることに気づかないまま勉強を進めてしまうことです。

自分が「わからない」問題なのであれば、AIが提示した答えや基準が合っているのかも「わからない」でしょう。
誤ったまま知識を入れてしまうと、その後の勉強にも響いてしまうかもしれません。

そんなときは、自分が書いた答案を先生に見てもらうのがおすすめです。

どこで考え方を間違えたのか、何が不足しているのか。
実際の答案をもとに指摘してもらえば、自分では気づかなかった弱点が見つかることもあるでしょう。

AIと先生のどちらか一方を選ぶ必要はありません。
場所や時間を選ばず、自由に質問できるのは、AIのメリットでしょう。

だからこそ、上手に使い分けることが重要です。

AIはちょっとした疑問の確認や、問題を解くヒントをもらうために。
自分では判断できないところや重要なポイントは必ず先生に確認するなど、役割を考えておくとよいでしょう。

AIと先生の役割を比較した図解。AIは問題を解くヒントや疑問点の整理に、先生は答案の添削や理解不足の確認に活用する方法を紹介。

まとめ|受験勉強の目的は「自分で解けるようになること」

AIは大学受験の勉強にも役立ちますが、答えを教えてもらうだけでは、入試本番で必要な力は身につきません。

まずは自分で考え、必要に応じてAIからヒントをもらいながら、自力で解き進める。
そして、AIを見ずに問題を解き直すことまで徹底する意識が重要です。

AIを使って目の前の問題が解けたかではなく、自力で解ける問題が増えたかどうかを基準にしてみてください。

受験本番では、AIを使うことはできません。
あくまで、あなたが学力を磨くための便利なツールとして、活用しましょう。

「わかったつもり」をなくしたいなら四谷学院へ

「解説を読むとわかるのに、試験になると問題が解けない」
「どこで間違えているのか、自分では判断できない」

そんな悩みがある人は、ぜひ四谷学院に相談してみてください。

四谷学院の55段階個別指導では、段階的に問題演習を進めながら、本当に理解できているかをテストで確認します。
さらに、プロ講師が答案をその場で採点し、1対1の対話を通じて、理解が不十分なところを確認できるのが特長です。

AIも質問を重ねることはできますが、基本的にはこちらが入力した問題や質問をもとに回答します。
自分でも気づいていない理解不足まで、見つけてくれるとは限りません。

一方、55段階個別指導では、先生が答案を見ながら対話をします。
「この問題でつまずいたなら、関連する単元は理解できている?」と問いかけてくれるので、自分では気づいていなかった弱点が見つかることもあります。

また、十分に理解できている場合は、別の解き方を教えてもらったり、発展的な内容へと学習を広げたりすることもできます。

「わかる」だけで終わらせず、「自分で解ける」状態を目指せるのが、55段階個別指導の特長です。

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大学受験合格ブログ編集部F

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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