【5月を迎えた浪人生へ】予備校に入るのはもう遅い?迷っている浪人生へ伝えたいこと

浪人生へのアドバイス
この記事は約6分で読めます。

こんにちは、受験コンサルタントの田中です。

受験勉強を独学で進めてきた浪人生の中には、5月に入ってから「やはり予備校に通っておいた方がよかったのではないか」と不安を感じる人も少なくありません。

結論から言うと、5月の時点であればまだ間に合います
しかし、今後の行動によって、来年の合否は大きく左右されるでしょう。

本記事では、予備校に通うメリットや、今からでも予備校に通うべき理由高卒生の予備校選びのポイントについて、受験指導の専門家としてお伝えしていきます。
「今更踏ん切りがつかないな…」と迷っている人は、ぜひ今後のことを考えるヒントにしてください。

四谷学院について詳しくはこちら
無料個別相談会はこちら
無料資料請求はこちら

5月の決断が合否を分ける

春から独学でスタートした人は、「なんとなく学習ペースをつかんできたぞ」と感じているころかもしれません。
しかし、この時期の判断ミスが致命的な遅れにつながるケースもあります。

特に以下のような状況に心当たりがある受験生は、注意が必要です。

(1)予定よりも学習が進んでいない

(2)得意・不得意のバランスが偏っている

(3)模試や過去問で手応えがない

(4)生活リズムが崩れてきている

こういった課題は、独学ではなかなか修正がききにくく、何とかしようとしてもただ時間だけが過ぎてしまい、そのままズルズルと試験本番を迎えてしまう可能性が高いでしょう。

独学で進める受験生に「見えにくい危険」

独学で受験勉強をしている浪人生にとって、もっとも危険なのは「現状を客観的に判断できない」ことです。
先ほどの課題でも挙げたとおり、間違った学習法に気づけないことや自分のレベルを正確に把握できないことで、焦りが増してモチベーションも下がってしまいます。

しかも、現役生は部活を引退する夏ごろから本格的に受験勉強に集中する人が多いため、夏以降には大きな差となって表れます。
特に、昨年の不合格の原因を十分に分析できていないまま勉強を続けている場合、同じ失敗を繰り返す可能性が高くなるでしょう。

予備校に通うことで得られる3つのこと

こうした「独学の罠」にはまってしまっている浪人生にとって、予備校に通うことで得られる以下の3点は非常に重要です。

1. 正しい学習戦略の構築

予備校では、志望校別・科目別に最適なカリキュラムが組まれています。

特に今の時期から予備校に通い始める場合には、志望校別のコースではなく、現状のレベルに合わせて科目ごとに受講クラスを調整できる予備校を選ぶことを強くお勧めします。
現役のときに不足していた部分を正しく補強することが、何よりも大切ですから。

2.第三者による学習管理と進捗チェック

予備校では、専門の先生に定期的な学習状況の確認を行ってもらえます。

客観的に現在の状況や進度を見てもらうことで、独学では気づきにくい弱点でも早期に修正が可能です。
大学受験のプロからアドバイスをもらうことによって、やるべきことが明確になり、モチベーションを高く保ちながら学習を続けることができるでしょう。

3. 安定した生活リズムと学習習慣

毎日決まった時間に予備校に登校し、授業に集中することで、規則正しい生活が維持できます。
実際の入試は早い時間から始まることがほとんどですから、夜型にならないというのも非常に大切なことです。

また、授業がない日でも自習室を使うことができる予備校であれば、生活リズムを安定させることができ、メンタルの安定や継続力にもつながります。

5月からでも予備校に通うメリットはある

浪人生が予備校に入学する場合、1年間の契約で4月からスタートという流れになります。

しかし実際には、多くの予備校で5月以降の途中入学も受け入れています。
特に浪人生向けのコースでは、「5月入学」を想定したスケジュールで柔軟な対応が可能です。

遅れて入学したからといって、必ずしも不利になるわけではありません。
むしろ、独学で迷走してしまうよりも、早めに仕切り直して軌道修正する方が合格への近道になるケースが多いのです。

予備校選びで注目すべき3つのポイント

5月からの予備校入学を検討している浪人生には、特に注目してほしいポイントが3つあります。

1. 面倒見の良さ

これまで独学で勉強を続けてきた人であれば感じているかもしれませんが、受験生は孤独になりがちです。
定期的な面談、進路相談、生活面でのケアなど、自分をサポートしてくれる体制が整っているかを確認しましょう。

個別対応が手厚い予備校なら、学習面だけでなく精神面でも支えになってくれるはずです。

2. カリキュラムの柔軟性

途中入学でもスムーズに合流できる仕組みがあるかを確認しましょう。

特に勉強が遅れている人や、得意不得意の差が大きい受験生の場合には、科目ごとに自分の学力に合わせたレベル分けを行っている予備校であることが不可欠です。
志望校別のクラス分けではなく、学力別のクラス分けを採用している予備校の方が安心して勉強できるでしょう。

3. 学習環境・自習室の充実度

集中できる学習環境が整っているかどうかは、合否に直結します。

特に自宅で集中できないタイプだと感じている人は、自習室の利用可能時間や座席数もチェックしておきましょう。
せっかく自習室があるのに希望の時間に使えなかったり、席取り競争や順番待ちがあるようでは意味がありません。

ほかにも、質問サポートや赤本の貸し出しなど、細かい部分についても必ずチェックしておきましょう。

いつまで予備校の授業が実施されるのか」も確認しておきましょう。
多くの予備校では年内で授業が終わり、受験シーズンが始まると予備校での授業がなくなってしまいます。
つまり予備校での受験生生活は4月から3月ではなく、4月から12月のわずか9か月なんです。
1月以降の直前期は別途、講習の申し込み(有料)が必要となることがほとんどでしょう。

四谷学院は共通テスト後にも55段階個別指導があります
追加の振込や申込も不要で、最後の最後までプロの先生に直接指導を受けることができますよ!

まとめ:今の決断が来年の合格を引き寄せる

5月の時点で「このままで大丈夫かな…」と感じているのであれば、その直感は残念ながら正しい可能性が高いでしょう。
大切なのは、気づいたタイミングで方向修正をすることです。

予備校は、単に授業を受けるだけの場所ではありません。
合格へ導く「仕組み」を活用し、正しい勉強法を身につけられる場でもあります。

「最終的に頑張るのは自分だけ」
だからこそ、努力の仕方を教えてくれる予備校は、受験生にとって欠かせない強い味方になってくれるのです。

今からでも遅くはありません
むしろ、ここで決断できるかどうかが、来年の春の結果を左右します。

迷っているなら、まずは四谷学院の個別相談会にご参加ください。
あなたが合格をつかめる受験戦略を一緒に考えましょう!

四谷学院について詳しくはこちら
無料個別相談会はこちら
無料資料請求はこちら

大学受験合格ブログ編集部S

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

シェアする

タイトルとURLをコピーしました