共通テスト後に浪人生がやってはいけない3つのこと

最終更新日:2023/01/18

※この記事は約5分で読めます。

こんにちは。四谷学院の岡本です。
2023年1/14(土)・1/15(日)は令和5年度の大学入学共通テストでしたね。

2023年の共通テストでは志願者数が51万人ほどと、センター試験の頃を含めると5年連続で減少となりました。
なかでも浪人生の数が減り続けていて、現役生の割合が過去最高となったようです。
妥協せず人一倍努力を続けてきた浪人生には、ぜひ志望校合格をつかんでほしいと思います。

さて、共通テストも終わり、
これから私大、国公立と受験が本格化していきます。

今回は、これから本格化していく入試を前に、共通テストの後にやってはいけないこと、気をつけたい3つのポイントを一緒に確認していきましょう。

共通テストを終えて

共通テストは私立志望の人にとっては、滑り止めを確保する重要な試験。そして、国公立志望の人にとっては本命の合否を左右する重要な試験。
共通テストは誰にとっても重要なので、そこに向けて対策を強化してきたと思います。

しかしながら、共通テストに向けて努力してきたからこそ、共通テストを受けた後、気が緩んでしまう人も少なからずいます。

「とりあえず、無事に共テが終わってよかった」
「はあ、まずは一つ試験が終わって安心・・・」
あなたはこんな風に思ってはいませんか?

共通テストは、あくまで受験のスタートを意味しています。ここから先が勝負、とにかくスピード命です。

共通テスト後の注意点

自己採点について


さて、共通テストが無事におわり、ちょっとホッとしてのんびり・・・なんてしてはいませんか?
ちゃんと自己採点はしましたか?

ときどき「やりっぱなし」で自己採点をしない人がいますが、自己採点しないなんて絶対にダメです。

自己採点を行えば、共通テストで出願した大学の判定がわかりますし、間違えた範囲も認識できます。

共通テスト利用の大学の判定がわかればそれだけで、今後の入試に向けたメンタルは桁違いに良くなります。もし思うように点数が取れていなかったとしても、結果を分析して間違えた範囲を復習することでこれから先の私大・国公立二次試験に向けて対策が強化できますよね。
また、共通テスト後でも共通テスト利用入試の出願ができる大学もあり、各科目の得点や配点を考慮すれば、合格の可能性を広げられるので、要チェックです。

詳しくは四谷学院の受験コンサルタントの先生に相談してみましょう。

出願校について

自己採点をしたら、次は出願校の決定です。
共通テスト受験前に予定していた出願校へ、何も考えずそのまま出願しようとする人がいますが、必ず共通テストの結果を見てもう一度出願校の見直しをしましょう。

私立志望の人は、共通テストの結果によって滑り止めの受験や挑戦校が変わってきますし、国公立志望の人は、「どの大学を受験するか」しっかり考える必要があります。

特に国公立大学を志望している人は、前期・中期・後期と受験できるのは最大一校ずつ。今後の人生を大きく左右するので、迷いますよね。
そんな時は、以下のように考えましょう。

共通テストの結果が良かった場合
基本的には、志望校にそのまま挑戦する人が多い
また、共通テストの配点比率が高い大学に出願した方が有利になる
共通テストで失敗、結果が思わしくなかった場合
二次試験の配点比率が高い大学に出願した方が、逆転合格の可能性が高まる

迷ったら共通テストと2次試験の配点比率を比べて考えましょう。
赤本に昨年度の合格者最低点が記載されている大学が多いので、それを基に計算すれば、自分が2次試験でどのくらい取れば良いのか目安がわかります。

また四谷学院では、これから共通テストの結果を踏まえた国公立の出願先について面談があるので、そこで受験コンサルタントの先生に相談してみましょう。

【国公立志望者向け】2段階選抜について

国公立志望の人は、共通テストと二次試験の配点比率を比べるだけで終わりにしないように気をつけてください。必ず2段階選抜の有無を確認しましょう。

ご存知の方も多いと思いますが、2段階選抜とはいわゆる足きりと呼ばれるもののことで、一次試験(共通テスト)の点数が大学の設定した基準点に満たない志願者を、二次試験の受験対象者から除外する制度のことです。つまり、共通テストの成績によって、二次試験を受けられるかが決まります。

2段階選抜は全ての大学で実施されるわけではありません。まずは、あなたが出願を考えている大学が2段階選抜を予告しているか(例年行っているか)を調べ、そのうえで自己採点結果から自分が通過できるかを調べましょう。

最後に、受験生のあなたへ一言


共通テスト後は、あっという間に受験が進んでいきます。

予想以上に点数が取れた人も、予想外に点数が取れなかった人も、どうか一喜一憂せず、もう少し粘ってみてください。エンジンをかけ直してみてください。

共通テストはあくまでただのスタートラインで、ここからが勝負です。ここから先は短い期間ではあるにせよ、受験の合否に大きく関わる重要な時期です。

実際(これは私個人の体験談ですが)、センター試験(当時)前までは同じようなレベルだった友達と自分を比べてみて、センター後に気が抜けてしまった友人が志望校に落ち、センター後に自分でもびっくりするほどエンジンをかけたわたしが志望校に合格するという出来事がありました。

もちろん、無計画に突っ走っても受験は突破できるものではありませんが、今回紹介したポイントを意識して、もう少しだけ一緒に頑張りましょう。そして嬉しい合格を一緒につかみとりたいですね。

大学受験合格ブログ編集部

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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