【大学受験】受験生の夏休みの過ごし方とは?効果的な勉強法を紹介

最終更新日:2023/05/19

※この記事は約5分で読めます。

こんにちは、受験コンサルタントの田中です。

大学受験を目指す受験生は、夏休みの過ごし方が合否に影響するといっても過言ではないでしょう。時間がたくさんある夏休みは、計画を立てて勉強することが重要です。しかし、「夏休みにどのような勉強をしたらいい?計画の立て方は?」、という疑問を持つ受験生も多いのではないでしょうか?今回は、合格に有利になる夏休みの勉強法と、計画を立てるポイントについて解説します。

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夏休みに必ずやることは?

夏休みの勉強計画を立てる前に、必ずやっておくべき勉強は次のものがあります。ただし、個々のレベルでどれをやるかが異なってくるので、以下の内容を必ずチェックしましょう。

基礎固め

基礎がまだできていない場合は、基礎固めを最優先にすることが大切です。基礎ができていない状態では、応用問題や過去問を解くことができません。1学期までに勉強したことを復習してもいいですし、必要なら学年をさかのぼって基礎を徹底的に固めましょう。 また、志望校が決まっている場合、主要教科の英語・数学・国語を重点的に取り組むことをおすすめします。たとえば、英語なら単語や熟語、文法などの暗記系、数学では教科書の例題を中心に勉強する、といった方法も効果的です。

苦手科目の克服

まとまった時間が取れる夏休みは、これまで後回しにしていた苦手科目の克服に最適です。点数がなかなか取れない科目や、いつもミスをする分野や問題を洗い出し、夏休み中に克服することを目標にしましょう。

また、夏休みは「反対科目」を勉強することにも適しています。文系なら数学、理系なら国語、というのが反対科目で、これらを苦手に感じる受験生も多いはずです。まとまった時間が取れる夏休みで、反対科目を重点的に勉強すると、2学期以降の演習対策に早く取りかかることができるでしょう。

しかし、苦手科目をどんなに勉強しても問題が解けない、解答を見ても理解できない、というケースもあるはずです。自分で勉強するのに限界を感じ、もっと効率よく勉強を進めたいと思ったら、予備校の夏期講習に通い、プロの講師に教えてもらうほうが効率的な場合がほとんどです。

2学期の先取り学習

高校の1学期を終了した時点で、授業で習わない範囲が残るケースがあります。夏休み中にこの範囲を先取り学習した割合は少ないものの、先取り学習で現役合格した受験生もいるようです。基礎固めができており、苦手科目対策でも余裕がある場合は、試してみる価値はあるでしょう。

基礎ができていれば共通テスト対策や過去問演習にも着手

早くから大学受験に向けて対策をしている場合、基礎固めと苦手科目の克服が高3の夏休みでほとんど済んでいるケースもあります。応用問題演習もこなせている受験生は、共通テスト対策を行うのが効果的でしょう。共通テスト対策は高校の基礎が問われるため、基礎固めができているかの確認にもなります。

また、志望校の入試問題に取り組むのは11月以降がベストですが、共通テスト対策ができるレベルになっていれば、大学入試試験と同じレベルの演習問題を試しに解いてみるのもいいでしょう。

共通テスト対策は何がベスト?独学より予備校がおすすめな理由を解説

夏休み中に大学入試レベルの演習を積むことのメリット

夏休み中は基礎固めや苦手克服が基本ですが、すでに基礎が身についている状態にある受験生は、夏休み中に入試問題レベルの演習を積むことにメリットがあります。

夏休み中に入試問題レベルを解いた場合、自分のレベルとの差と、どんな勉強が必要なのかを把握することができます。勉強計画も立てやすくなるので、早めに入試レベルに取り組むメリットといえるでしょう。

ただし、「何点取れたか?」ではなく、「解説を読んでみた内容と、考え方、解き方が理解できるか」を確認することがポイントです。理解できなかった問題は復習が重要になるのですが、時間のある夏休みなら復習にあてる時間を取ることもできます。

また、夏休みが終わったら、再び同じ問題を解くことで、休み中にどれだけの実力がついたかをチェックしましょう。

夏休み中の勉強計画を立てるポイント

夏休み中にやっておく勉強がわかったら、次は具体的な勉強計画を立てましょう。長い夏休みを有意義に過ごすために、以下のポイントを踏まえることが大切です。

やることを明確にする

基礎固めや苦手科目の克服という大きな目標から、何をやるかを具体的にする作業が必要です。たとえば、「関数やベクトルを克服する・英文法を克服する・単語帳を全部覚える」など、明確な内容にすると計画に落とし込みやすくなります。

1日や週単位など細かく設定

やることを決めたあとは、週単位と1日単位で細かい計画を設定しましょう。まずは週単位の目標やタスクを設定したあとに、7日間でやることを1日ごとに割り振ると、より具体的な計画を立てることができます。

1日で必要な勉強時間

目安にしたい勉強時間は、高校1・2年生、3年生で変ってきます。
高校1・2年生では2~3時間が多い一方、3年生では10時間以上は勉強する受験生が多いようです。ただし、時間だけで考えると勉強の内容が薄くなる可能性があるので、計画やタスクを完了できたか、という視点で見るようにしましょう。量と質の両方が大切です。

無理な計画はNG

勉強に使える時間が長いゆえに、無理に予定を詰め込み過ぎると計画倒れするので注意が必要です。計画を立てる際は、1日でできる勉強量を考慮する、または予定通りにいかないことを見越して、「予備日」を設定するのがおすすめです。

まとめ:受験生の夏休みは勉強計画を立てて効率的に!

夏休みの受験対策は、基礎固めと苦手科目の克服が基本です。そして、長い休みを有効に使うためには、勉強計画を立てて取り組むと効率的に勉強できます。早い段階で基礎固めが済んでいる受験生は、入試レベルの演習などに取り組んでもいいでしょう。夏休み中で高得点が取れなくても構わないので、解答が理解できるか、できなかった問題を復習して克服することが重要です。

しかし、毎日家で勉強していると、モチベーションを保つのが難しいこともあるでしょう。やる気がでないと感じたら、勉強する場所を変えてみると効果的です。四谷学院は快適な自習室を完備しているので、夏休み中だけでも通うメリットはあります。
集中して苦手克服ができる「夏期特訓」もおすすめなので、ぜひ夏休み中に四谷学院に通ってみてはいかがでしょうか?

大学受験合格ブログ編集部

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