【大学受験】塾の夏期講習を徹底活用「夏だけ個別指導」で苦手科目に集中して取り組む!苦手克服のチャンスを逃すな!
公開日:2023/07/19
こんにちは、四谷学院の片野です。
高校は夏休み。日中は、自宅や予備校、塾で勉強をしているのではないでしょうか。
受験生こそ、夏休みを120%活用したいもの。そこで今回は、夏期講習の活用についてご紹介をします。
夏に差が埋まらない理由
夏期講習だけ塾や予備校に通う場合、どうしてもこれまでの蓄積が影響してきます。
たとえば、志望校別のコースに分かれている夏期講習の場合、1学期から通っている生徒と夏期講習だけ参加する生徒では、どうしても差が出てしまうのです。当然ながら授業は「わかる子」を中心に進みがちですから、せっかく夏期講習に行ったのにライバルとの差が埋まらない、それどころかさらに差がついてしまう…という残念なケースも出てきます。
ライバルと差を詰めるには?
でも、1学期からすでに受験体制に入っている生徒と、部活や学校で忙しくしていた生徒と差が出るのは当然ですよね?
この夏でその「差」をどうやって縮めていくかがポイントになってくるわけです。
同じ授業を受けていても、差は埋まりません。自習の時間を増やしても、ライバルも同じだけ自習時間を増やします。では、どうやってライバルとの差を詰めるのか?その解決方法は2つあります。
苦手に特化した対策をする
1つ目は「志望校別のコース」ではなくて、「学習内容ごとのコース」である夏期講習を選ぶこと。
志望校別の夏期講習は、一見合理的なように見えるのですが、実はクラス内にレベル差が存在することもあり、
「ついていけない」
「全然わからない」
と自信喪失してしまう生徒もいるんです。
そこで、学習内容ごとの授業を受けましょう。苦手分野があれば、まずはその克服を!得意を伸ばすことも大切ですが、どちらか一方というのであれば、苦手克服を優先させるとよいでしょう。
個別指導を受ける
2つ目は個別指導の夏期講習を選ぶこと。
普段クラス授業を受けている場合には、個別指導を受けることで秘められた才能が開花することがあります。苦手を徹底的に勉強し直すことで、得意科目へと変貌を遂げます。
それが自信となって、ほかの分野や科目にも良い影響を与えます。
「個別はちょっと…」と思っている生徒に限って、「やってみたらすごくよかった!」と言うことも。「夏の間だけ」と思えば、集中的に勉強するハードルも下がりますね。
個別指導のメリット
夏休みの間、1ヶ月だけ個別指導を受けることの最大のメリットは
「自分に合わせた対策が集中してできること」
これに尽きるでしょう。
普段よりも勉強時間が確保しやすい夏休みの間に、苦手科目や嫌いな分野を中心にテコ入れをしていく、これが得策です。
2学期以降、クラス授業にスムーズに合流できるのももちろんですが、個別指導はなんと言っても「集中力」が違います。
先生が「あなただけ」を見ていますから、授業中は緊張感をもって取り組めますよ。
学校の授業中に、いつの間にか「ぼ~~~」と窓の外を見ていた、ノートは真っ白・・・
ということも、個別指導ならありません。
「勉強に集中するとはどういうことか?」を実感することができます。もちろん、それを自宅学習や授業中にも発揮してくださいね。
夏期講習との併用がオススメ
「夏休みに個別指導だけ」というのも、ちょっぴりモッタイナイところです。
というのは、クラス授業は刺激が大きいのです。
「え~~、みんなスゴイ!めっちゃ集中してる!」
「先生の解説、超迫力!みんなも巻き込まれてるし、すごく楽しい」
「意外に私、できちゃうかも、もっとがんばりたい!」
「同じ志望大学!?一緒にがんばろうね」
などなど、クラスだからこその「刺激」がありますよね。
個別指導は、丁寧に親切に学習を進める傾向にありますが、一方でクラス授業の方が勢いや雰囲気も大切。
先生やまわりの生徒の「パワー」をもらえば、この夏を邁進できますよ!
苦手なところや自信のないところは個別指導で補いつつ、推進力・やる気はクラス授業でさらにパワーアップ!
じょうずに、個別指導を活用してほしいと思います。
大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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