1点の差で合否が決まる大学受験。
1問でも多く正解し、1点でも高く得点を積み重ねて志望校合格をつかみとるには、最後の追い込みが欠かせません。
日本史は、現役生と浪人生の差がつきやすいと言われています。
学校で全範囲を習い終わるのが遅く、問題演習をする段階まで到達できないケースも珍しくありません。
「日本史は、正しく蓄積した知識が得点に直結しやすい科目」です。
知らなければ解けないし、知っていれば即答できる問題も多いでしょう。
しかし、教科書や用語集を丸暗記するだけでは、思ったように得点は伸ばせません。
しっかりと整理し、入試で活用できる知識に仕上げておく必要があるのです。

今回は、日本史を徹底的に仕上げるための、冬期講習の講座を紹介します。
後半では実際の講座内容や志望校合格をつかめる学習計画についても確認しているので、ラストスパートで伸びていく自分をイメージしながら見てくださいね。
日本史を得点源にし、志望校合格を勝ち取りましょう!
目次
冬に意識すべき課題とは?
まずは、受験生が冬期・直前期の勉強に取りかかる際に、意識すべき課題を確認します。
① 志望校の出題形式や内容を把握する
国公立大学の二次試験や、私立大学の入試は、大学が独自の問題を作成しています。
つまり、同じ偏差値帯・難易度とされる大学であっても、出題内容が異なるわけですから、どの大学に出願するかによって、合格の可能性は大きく左右されるのです。
日本史が得意という人でも、「史料問題が苦手で…」「論述対策ができていない」など、人それぞれ特性はありますよね。
なるべく得意な分野が多く出題されている大学を選び、不安な分野の対策について多めに時間をとれるようにしておくと、合格の可能性はグッと高まるでしょう。
② 適切な時間配分を把握する
これまでの模試で、「もう少し時間があれば得点を伸ばせたのに」と感じたことはないでしょうか。
どれだけ学力が高くても、試験の制限時間内にその実力を発揮し切れなければ、高得点をあげることはできません。
日本史であれば、「得意な時代の問題ほど素早く答えを導く」など、普段から意識して学習することが、解くスピードの向上にもつながります。
③ 取りこぼしがないかを確認する
大学入試は、高校3年生までに学習したことのすべてが出題範囲です。
直近で習ったような難しい知識、演習問題にばかり取り組んでいると、基礎の部分で足元をすくわれてしまうかもしれません。
「過去問で合格最低点を超えていたから良い調子だ」で終わるのではなく、抜けている部分に関しては、しっかりと復習まで行いましょう。
ただし、すべての知識を深堀りしていては時間が足りないため、その問題の正解を導くのに必要な知識や、見覚えはあるのに忘れてしまっていた項目など、要点を絞って振り返りをするのがポイントです。

四谷学院の冬期講座は何がすごい?
四谷学院では、最後の最後まで伸びるために、「冬期講習」「お正月特訓」「直前講習」という3つのイベントを用意しています。
受験生は、試験日当日まで伸び続けます。
最高の環境でラストスパートをかけて、志望校合格を勝ち取りましょう!
冬期講習

科目ごとに志望校別・テーマ別の多彩な講座が揃う冬期講習。
各大学の特性に合わせた対策ができるのはもちろん、苦手な分野を徹底的に鍛え上げることも可能です!
※1コマ80分授業 2コマ×3日間の計6コマが基本設定 (講座によって異なります)
●「史料問題」や「文化史」など、苦手な分野をピンポイントで対策できる!
●志望校の傾向に合わせた対策ができ、学習効率がアップする!
●演習のあとにプロの解説があり、疑問をその場で解決できる!
こんな人にオススメ!
●志望校の出題傾向から、対策すべき分野がハッキリしている人
●志望校対策に手がつけられておらず、効率よく学習したい人
お正月特訓

気が緩みがちなお正月。
周りの雰囲気に流されやすい人には特にうってつけの、1日完結の特別授業がお正月特訓です。
「講義→演習」スタイルで、入試頻出事項の総まとめを行います!
※実施時間 9:00~19:30 (間に休憩時間を挟みます)
●1日約9時間の長時間授業でも、ライバルや仲間と一緒だからお正月も集中してがんばれる!
●プロのわかりやすい解説を基に問題が解けるようになり、長時間演習もあっという間に感じられる!
●苦手科目も長時間演習をこなすことで、やり切った自信を獲得できる!
【1科目集中で演習⇒解説⇒演習…!】
●徹底的に演習と解説をくり返し、疑問点をすぐにプロが教えてくれる!
●普段は後回しにしていた内容も、一気に網羅できる!
●問題数を大量にこなすことで、点の取り方がわかってくる!
こんな人にオススメ!
●特に苦手意識の強い科目がある人
●長時間集中して勉強するのが苦手な人
●成績の伸び悩みを感じていて、挽回したいと考えている人
●お正月でも変わらず勉強に集中する環境がほしい人
直前講習

志望校合格へのラストスパートをかける、テストゼミ形式の直前講習。
本番同様の緊張感のなか、実際のライバルたちと競いながら最後の仕上げを行うことが可能です!
※1コマ80分授業 2コマが基本設定 (講座によって異なります)
●本番さながらの緊張感で、実力を発揮できるか確認できる!
●これまで練習してきた時間配分が適切かどうか、最後に試すことができる!
●問題を解きっぱなしにするのではなく、プロ講師の解説で漏れていた知識もバッチリ!
こんな人にオススメ!
●普段の模試を学校で受けており、試験独特の雰囲気に慣れていない人
●自分ひとりの勉強では不安があり、最後の追い込みこそプロに引っ張っていってほしい人
冬期講習 講座紹介
今回は、冬期講習の講座を一部紹介します。
共通テスト歴史総合・日本史探究対策
共通テスト日本史では、図表や写真、データなどの資料がよく出題されます。
高得点を目指すには、日本史の知識をもとに正しく考察し、解答を導き出す力が必要です。
この講座は、実戦演習形式で共通テスト型の問題に3セット取り組みます。
万全の状態で本番に臨めるよう、時間配分や知識に漏れがないかを確認しておきましょう。

志望別対策
各大学の傾向を踏まえた演習問題に取り組み、出題内容の把握から問題へのアプローチの仕方まで学ぶことができる講座です。
日本史という科目は、知識の習得に時間がかかるため、演習問題に取りかかるタイミングが遅くなりやすい傾向があります。
予習不要の演習形式であるため、間違いなく学習効率も上がりますね。
ここでは一部の講座を紹介します。
早慶日本史
早慶志望の受験生を対象にした講座です。
各学部で頻出の出題形式や傾向、それに対する具体的な対策を伝授します。
私大最難関である両大学で合格点をとるには、基本的な知識を万全にするのはもちろんのこと、プラスアルファとして深く広い知識まで身につける必要があります。
しかし、細かいところまで手を伸ばそうとしても、用語集や問題集を周回するだけでは難しいでしょう。
この講座で学部ごとの傾向をつかみ、早慶合格に必要な戦術を身につけてください。
MARCH 日本史
MARCHの日本史では「悪問」や「奇問」と呼ばれるような出題は少なく、どの大学でも必要とされる「解けるべき問題」が多数見られます。
難易度としては、標準~やや難レベルが中心であり、実力アップにつながる講座だと言えるでしょう。
この講座では、どのような出題形式であっても自信を持って答えられるよう、様々な大学の問題にチャレンジします。
ここでライバルに差をつけて、難関大合格をつかみましょう!

テーマ別対策
志望校の入試問題に近づけた問題だけでなく、自分の苦手な分野についてはとことんやり直すことが得点アップには欠かせません。
テーマ別の対策ができるこれらの講座は、毎年受験生に大人気です。
自分が出願する予定の大学について、出題傾向をしっかりと把握し、必要な部分を再度埋めていきましょう!
日本史 テーマ史征服
近年の入試では、「テーマ史」偏重の傾向が極めて強くなっています。
つまり、頻出テーマをマスターしておかなければ、入試で高得点を獲得することはできません。
日本史を制するには、まずテーマ史を征服すること。
この講座では、通史としてこれまで学んできた歴史から時代の枠を取り払い、それぞれのテーマごとに再度整理をしていきます。
「政治外交史」の中心テーマ演習に加え、「周辺地域史」「女性史」「社会運動史」「貨幣・金融史」など、出題頻度が高く苦手な人が多いテーマを、徹底的に確認しましょう。
日本史 文化史完全攻略ゼミ
古代から近現代まで、文化史の演習をすべて行います。
文化史は政治史に次いで配点が高く、出題率は2~3割程度です。
しかし、なかなか手が回らずに、直前期に詰め込もうとして失敗する受験生が多くなっています。
文化史を対策せずに合格できる大学は、ほぼないと言えるでしょう。
この講座では、まず文化史の重要問題を一通り解きます。
さらに類題を大量にこなすことで、その場で知識を定着させましょう。
文化史に苦手意識がある人、まだ対策ができていない人は、ぜひ遅れを取り戻してください。
日本史 国公立論述演習
国公立大学で出題される、60~400字の論述問題の対策を行う講座です。
これまでに学習してきた内容から、特に論述問題で出題されやすいテーマを厳選し、論述する際の要点を確認していきます。
また、それぞれのテーマについて、東大や京大をはじめとした旧帝大学や、都立大、筑波大などで実際に出題された類題に挑戦し、近世以降の論述テーマをおさえていきます。
差がつきやすい経済分野も扱うため、論述問題でしっかり得点を稼ぎたい人は、ぜひ活用してください。
先輩からのオススメ!
| | 東京大学・文科Ⅲ類 合格! |
| 日本史は比較的得意でしたが、経済史は苦手意識が強かったため受講しました。授業では単なる暗記にとどまらず、先生が時代背景や政策の意味など体系的に近世以降の経済史を整理してくれました。先生の解説を聞いた後に答案を書いてみると見違えるほど良いものができました。この講座で経済史を得意分野にできたおかげで、東大入試本番でとても有利になりました。 | |
「日本史の仕上げはこれでバッチリ!」冬期講習まとめ

日本史を完璧に仕上げて試験本番に挑めるよう、四谷学院では様々な講座を準備しています。
講座内容をしっかり確認して、受講プランを考えてみましょう。
ここで得点できなければ二次試験で勝負の土俵にも立てなくなってしまうため、最善を尽くしておきたいところです。
志望校別対策では、出願する可能性がある大学の傾向に合わせて受講を検討しましょう。
志望順位(偏差値)が低い大学の講座を先に受けるスケジュールにできれば、より実力アップにつながります。
「テーマ別対策」では、志望校の出題傾向に合わせて活用することで、大幅な得点アップが期待できます。
まずはそのために、情報収集や過去問の確認を行い、万全の準備をしておきましょう!
日本史は、文化史や政治史、史料問題など、特にピンポイントの対策が活きる科目です。
苦手分野を克服して、志望校合格を大きく引き寄せてください。
最適な冬の計画を立てるなら個別相談会へ!
詳しい講座紹介や時間割設定は、冬期講座パンフレットに記載しています。
資料請求ページはこちらから
また、随時個別相談会を実施しており、受講計画を相談して決めることも可能です。
パンフレットもその場ですぐにお渡しできるので、ぜひご来校ください!
オンラインでの説明会や通塾も可能ですよ。
相談会予約ページはこちらから
笑って春を迎えることができるよう、最高のラストスパートを決めましょう!






