
こんにちは、四谷学院の受験コンサルタント、田中です。
大学受験の面接対策をいつから始めればよいか悩んでいる受験生は多くいます。それは、面接の時期や重要度は入試方式によって大きく異なるからです。
この記事では、各入試方式ごとの面接試験の時期や特徴を整理し、効率よく準備を進めるためのポイントをわかりやすく解説します。
目次
大学入試の主な入試方式と面接時期の違い
大学入試における面接試験は、主に次のような入試方式で課されます。面接の実施時期が異なるため、入試方式ごとに準備のタイミングを考えることが大切です。
学校推薦型選抜(指定校推薦、公募推薦など)
出願は9月~12月頃、面接も同時期に実施されることが多く、合格発表は12月~1月頃です。
総合型選抜(旧AO入試)
出願は一般的に9月から11月頃、面接試験もこの時期に集中して行われます。合格発表は11月から12月頃が多くなります。
一般選抜(共通テスト利用、一般入試)
学力試験(筆記)が1月下旬から2月にかけて行われ、二次試験として面接が実施される場合は2月から3月の時期がピークです。
入試方式ごとの面接対策のタイミングとポイント
面接対策の準備時期は入試方式によって大きく異なります。ここで、方式ごとにどのように準備を進めるかポイントをまとめます。
学校推薦型選抜や総合型選抜の場合
出願や面接の時期が早いため、夏休み明けから準備を始めるのが理想です。志望理由の整理や自己分析、模擬面接の練習を早めに始めることで、当日の緊張を和らげることができます。
一般選抜(学科試験+面接)の場合
一般選抜の場合、学力試験の勉強が最優先です。まずは一次試験でる筆記テストをクリアすることが重要なので、面接対策は二次試験の直前期に集中的に行うことが多くなります。面接がある大学や学部を志望する場合は、学科試験の準備とバランスを取りながら、遅くとも12月以降には基本的な面接対策を始めましょう。
注意点
受験生によって勉強の進み具合や志望校が異なるため、面接対策の開始時期は一概に決められません。自分の入試方式やスケジュールをよく確認し、計画的に準備を進めることが大切です。
面接対策のタイミングを逃さないための工夫
スケジュール管理をしっかり行う
受験日程や面接日程をカレンダーに書き込み、逆算して準備期間を設定しましょう。
学校や予備校のガイダンスを活用する
面接練習会や説明会の開催情報を見逃さず、積極的に参加しましょう。
家族や先生に早めに相談する
練習相手をお願いしたり、精神的なサポートを受けることで準備のモチベーションが上がります。
日常の小さな練習も大切に
自分の志望理由や自己PRを書くだけ、読むだけでは十分とは言えません。声に出して練習する習慣をつけましょう。
注意点
一言一句覚えてしまうと、当日あたまが真っ白になってしまった場合に取り返しが尽きません。また、想定されていない質問に全く答えられない…などという事態に陥る可能性も。全体の骨子をしっかり作りこんでおくことが重要となります。
効率よく面接準備を進めるためのポイント
・志望校の過去の面接内容や質問例をリサーチする
・夏休みなど時間のある時期に自己分析や志望理由の整理を始める
・模擬面接は実際の試験の2〜3ヶ月前から徐々に増やしていく
・一般選抜の場合は、学科試験優先で勉強しつつ、面接対策の時間も確保する
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まとめ:【大学受験】面接対策はいつから始める?ベストな時期とタイミングを徹底解説
面接対策の準備時期は、入試方式や志望校によって大きく異なります。総合型選抜や推薦入試は夏〜秋からの早めの準備が望ましく、一般選抜の場合は学科試験優先の中でのバランスが重要です。計画的に対策を進めることで不安も軽減され、自信を持って本番に臨めます。まずは今日から、自分の入試方式や志望校の面接時期を確認してみましょう。
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