大学受験の面接対策は何をすればいい?事前準備や面接成功のコツを伝授します

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総合型選抜や学校推薦型選抜で、面接試験はとても重視されます。
最近は一般選抜でも面接試験を実施する大学が増えているため、対策に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

しかし、面接対策をしっかりしてくれる高校はそれほど多くありません。
そこで今回は、大学受験生の多くが苦手意識を持つ面接対策について解説します。
事前に準備しておかなければならないこと、そして面接を成功させるコツを紹介しますので、「何から手をつければ良いのかわからない!」という方はぜひ参考にしてください。

面接前にしておくべきこと

面接試験前には、必ず受験大学のアドミッションポリシーを読んでおきましょう。
可能であれば、オープンキャンパスや学校説明会にも参加すべきです。

アドミッションポリシーは必読!

アドミッションポリシーとは、端的にいうと“大学がどのような学生を求めているのか”を示したものです。学部・学科ごとにアドミッションポリシーを定めている大学も少なくありません。

アドミッションポリシーは受験生が大学を選ぶ際にも役立ちますが、面接試験時の重要な指針でもあります。「わが校のアドミッションポリシーをどう思いますか?」「アドミッションポリシーに当てはまる部分はありますか?」といった形でストレートに聞かれることもあるため、必ず熟読しておきましょう。

オープンキャンパス・学校説明会に参加

感染症の流行状況には注意が必要ですが、可能な限りオープンキャンパスや学校説明会には参加しましょう。

オープンキャンパスや学校説明会では、志望理由書や小論文の書き方など、入試に直結する情報が得られる場合があります。大学によっては、面接試験で聞かれる質問を教えてくれる場合もあるようです。

教授や先輩に直接質問できる時間が用意されている場合もあるため、わからないこと・不安なことをあらかじめメモしておくのも良いでしょう。
事前にアドミッションポリシーを読み込んでおくのもおすすめです。

予備校や学校の先生を活用

毎年多くの受験生をみている予備校や学校の先生方も、非常に強い味方です。

同じ大学を受験した先輩がいる場合、昨年度までの情報をもとに、より具体的な面接指導が受けられる場合があります。
場合によっては、先輩が受験したときの質問内容を教えてもらえることもあるようです。
面接試験を受けることが決まったら、予備校や学校の先生に積極的に相談しましょう。

面接を成功させるコツ

それでは、面接官の心をぐっとつかんで合格に王手をかける“面接試験成功のコツ”をいくつか紹介します。

面接官の目を見て答える

面接時に緊張してしまうのは仕方のないことですが、きょろきょろしたり伏し目になって視線を落としたりするのはNGです。
しっかりと会話のキャッチボールをするために、試験官の目を見て答える癖をつけておきましょう。
目を見るのが苦手な場合は、試験官の眉間あたりを見れば大丈夫です。

結論から話す

面接試験で自分の思いをストレートに伝えるためには、結論から話すことが大切です。
最初に最も伝えたいこと(結論)を述べ、そのあとに理由を説明するという回答パターンをしっかりと身につけておきましょう。

模範回答をそのまま使わない

面接試験を受ける前に、想定質問に対する回答をアドミッションポリシーに沿う形で用意している人は多いでしょう。しかし、できの良い模範回答をそのまま暗記するのはやめてください。

面接官が求めているのは、体験や本音に基づいたあなた自身の答えです。
気持ちをともなわない答えは面接官の心に響かないだけではなく、悪印象を残すことになります。

模範回答を参考にするのはかまいませんが、必ず自分自身の言葉に置き換えることが重要です。
人のまねではない、自分だけの回答を用意してください。

多少の失敗は気にしない

面接官は、受験生に完璧を求めているわけではありません。
全体的にみて大きなマナー違反がなく、面接官の質問に対してきちんと回答できれば、小さなミスは問題にならない場合がほとんどです。

そもそも、面接慣れしている受験生などほとんどいません。
みんな同じ条件なので、リラックスして面接試験に臨みましょう。

沈黙しない

面接試験では、想定外の質問をされたり、緊張で頭の中が真っ白になってしまったりすることもあるかもしれません。
面接官の問いかけにすぐ回答できない場合は、沈黙するのではなく、その旨を素直に伝えましょう。

例えば、正解のある質問ならば「勉強不足でわかりません。帰ったらすぐに調べます。」と答えれば、前向きな姿勢をアピールできます。

一方、意見を求められている場合は、「すみません。緊張してすぐに答えられないので、考える時間を少しいただけますか。」といえば大丈夫です。
質問の意味がわからない場合は、「すみません。今の質問は〇〇という意味ですか。」といった感じで聞き返してもかまいません。

面接試験で大切なのは、“この大学へ入学したい”という熱意を伝えることです。
多少の沈黙は許されますが、沈黙が続くとどれほど熱意があっても伝えられません。

万が一に備え、“答えられない場合の対応策”も忘れずに用意しておきましょう。

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