推薦入試の面接で失敗しない!合格者が実践する5つのポイント

推薦対策・面接対策
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こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。

近年、大学入試では「総合型選抜(旧AO入試)」や「学校推薦型選抜」を利用する受験生が増えています。
その中でも「面接」は、あなたの人柄や考え方を直接伝える大切な機会です。
実際、「どんな受け答えをするか」で合否が決まることも少なくありません。

「緊張してうまく話せなかったらどうしよう」「何を聞かれるのか不安…」
そんな声をよく聞きますが、面接は“完璧な答え”を求められる試験ではありません。
大切なのは、あなた自身の経験や考えを、自分の言葉でまっすぐに伝えることです。

しっかりと準備をしておくことで、質問に落ち着いて答えられるようになり、自信をもって面接に臨むことができます。
今回は、推薦入試の面接で合格者が意識していた5つのポイントを紹介します。

① 志望理由は「きっかけ+学びたいこと+将来像」で構成

推薦入試の面接で、最も重視される質問が「志望理由」です。
ここでストーリーをもって答えられるかどうかが、合否を左右すると言っても過言ではありません。

たとえば──

ボランティア活動で地域の高齢者と関わる中で、福祉の現場を支える仕事に興味を持ちました。
大学では福祉政策を学び、地域で誰もが安心して暮らせる仕組みづくりに関わりたいです。

このように、

  • きっかけ(経験)

  • 学びたいこと

  • 将来の目標

を中心にまとめることで、内容に一貫性が生まれ、説得力がぐっと増します。

② 活動実績は「結果よりも過程」を語る

面接官が注目しているのは、「何をやったか」という成果そのものよりも、その活動を通してどのように考え、どう行動したのかという点です。

たとえば──

文化祭で企画責任者を務め、意見が割れたときにどのようにまとめたか。
部活動で後輩の育成に悩み、どんな工夫をしたのか。

結果が思うようにいかなかった経験であっても、そこから得た学びや成長をきちんと伝えられれば、面接官にしっかりと評価されます。

③ 質問の意図を読み取る練習が大事

面接では、質問の意図を理解して答える力が非常に大切です。

たとえば「あなたにとってリーダーシップとは?」と聞かれたとき、単に定義を述べるだけでは伝わりません。
そこに自分の体験を交えて話すことで、より具体的に、より納得感のある答えになります。

私は、リーダーシップとは自分の考えを押し通すことではなく、チーム全員が意見を言いやすい雰囲気をつくることだと思います。

このように、自分の経験を例にして答える練習をしておくと、どんな質問にも落ち着いて答えられるようになります。

④ 大学研究を“面接用メモ”にまとめておく

面接官は「本学についてどのように調べましたか?」という質問を通して、あなたの関心の深さを見ています。

あらかじめ、以下のポイントを簡単にまとめておくと、質問にスムーズに答えやすくなります。

  • 興味のある授業やゼミの名前

  • 指導教員の研究テーマ

  • 学内の活動や資格取得のサポート

大学の公式サイトやパンフレットで最新情報を確認し、面接用メモとして整理しておくと安心です。
こうして準備しておくことで、面接本番でも落ち着いて話すことができます。

⑤ 「逆質問」で主体性を示す

面接の最後には、よく「何か質問はありますか?」と尋ねられます。
ここで「特にありません」と答えてしまうのは、とてももったいないです。

たとえば、こんな質問の仕方があります。

  • ○○教授のゼミでの研究内容に興味がありますが、学生の研究テーマはどのように決まるのでしょうか?

  • 入学後、地域連携の活動に参加したいのですが、どんな機会がありますか?

このように、大学での学びを前向きに想像している姿勢を示すことで、面接官に好印象を与えることができます。

まとめ『推薦入試の面接で失敗しない!合格者が実践する5つのポイント』

準備した分だけ「自信」が生まれる

推薦入試や総合型選抜の面接では、完璧な答えを用意することよりも、自分の考えや経験を整理して伝える力が大切です。

今回紹介した5つのポイントを意識して準備すれば、面接本番でも落ち着いて話せるようになります。

  • 志望理由は「きっかけ+学びたいこと+将来像」で構成
    自身の経験をもとに、学びたいことや将来の目標へとつなげることで、話に一貫性が生まれます。

  • 活動実績は「結果よりも過程」を語る
    どんな経験でも、考え方や工夫を伝えられれば評価につながります。

  • 質問の意図を読み取る練習をする
    自分の体験を交えて答えることで、具体的で納得感のある受け答えができます。

  • 大学研究を“面接用メモ”にまとめておく
    授業・ゼミ・教員・学内サポートなど、関心の深さが伝わる情報を整理しておくと安心です。

  • 「逆質問」で主体性を示す
    大学での学びを前向きに想像している姿勢を示すと、好印象につながります。

面接は、あなた自身をアピールする大切なチャンスです。
今回のポイントを踏まえて準備を重ねれば、緊張しても落ち着いて受け答えができ、自信をもって面接に臨めるはずです。

「面接で自分の考えをうまく伝えられるか不安…」そんなあなたへ

推薦入試や総合型選抜の面接では、「何を話すか」よりも「自分の考えや経験をどう伝えるか」が合否を左右します。
ただ、「準備はしたけれど、緊張してうまく答えられるか心配…」そんな声もよく耳にしますね。
人前で自分の考えを話す経験が少ないと、いくら事前に準備をしていても、うまく伝えることができないかもしれません。

ですが、安心してください。
四谷学院では、面接練習もバッチリ行えます。

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大学受験合格ブログ編集部F

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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