こんにちは。四谷学院の片野です。
10月11月は、AO入試の出願ラッシュです。
私たち四谷学院の受験コンサルタントは、生徒の志望理由書を見たり、面接練習をしたり
・・・という機会が増えてきました。
そこで今日は「志望理由書」についてお話をします。
志望理由書とは?
「志望理由書とは大学へのラブレターである。」
この記事タイトルは、四谷学院の先輩の名言(迷言?)です。
「え?どういうこと?」
と思いましたか?
・・・文字通り通りなんです。
ちょっと一緒に考えてみてください。
このうち3パターンで一番もらってうれしいラブレターはどれでしょうか?
(2)私は優しくて気が利くので、あなたの恋人にぴったりです!
(3)あなたと遊園地に遊びに行ったとき、映画の話をしましたね。
とても話が合って楽しくて、あなたを好きになりました!
どうでしょうか?
ラブレターをもらえるだけでうれしいというのは置いておいて。
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答えは出ましたか?
唯一の正解があるわけではないのですが、③を選ぶ人が多いのではないでしょうか?
なぜか。
それは③だけが具体的なエピソードをもとに好きな理由が述べられているからです。
エピソードを語ることの効果
順に見ていきましょう。
容姿も性格も褒められるとうれしいものです。
でも・・・
「容姿端麗で優しい人であればだれでもいいのかな?」
と思ってしまいそうですね。
私のどこが好きかわかりません。
まるで、自分を売り込むセールストークみたいですよね。
とても話が合って楽しくて、あなたを好きになりました!
遊園地で遊んだという具体的な思い出から、一緒にいて楽しいという好きな理由を導けています。
特別感が出ますよね。
大学への志望理由書もこれと同じで、特別感が大事なのです。
語れるエピソードを見つける
では、上の3つにあてはめて、志望理由書をみましょう。
(2)私はコミュニケーション力があって積極的な人間なので、貴学にぴったりです。
(3)貴学のオープンキャンパスに参加したとき聞いた海外留学のカリキュラムがとても魅力的でした。
留学を希望している自分にとって一番合っていると思いました。
という感じになります。
志望理由として、(3)が一番特別感が出ませんか?
初めて書いた志望理由書では、(1)や(2)のアピールが圧倒的に多く見られます。
「その大学じゃないといけない理由が足りないよ!」
と指摘をします。
その上で、語れるエピソードを一緒に考えます。
大学が求めるのは「絶対うちの大学に入りたいと思っている生徒」です。
大学の雰囲気やカリキュラムを自分なりにしっかり調べて、
絶対行きたいんだという熱意と、自分はどういうところがその大学に合っているのかのアピールが必要です。
そして、大学側に「この生徒に会ってみたいな」と思わせる志望理由書を書きましょう。
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