こんにちは。四谷学院 受験コンサルタントチームの相川です。
入試直前期になると、多くの受験生が「もう時間がない」「今から何ができるのだろう」と焦りを感じます。

しかし、その“焦り”こそが一番危険な落とし穴なのです。
直前期のわずかな判断ミスが、本番のコンディションや得点に大きく影響することもあります。
今回は、入試直前期に絶対にやってはいけない5つのことを整理し、最後までブレずに実力を発揮するための心構えをお伝えします。
この記事を読むことで、
- 焦って新しい教材に手を出すリスク
- 生活リズムを崩すことで集中力や判断力が落ちる
- SNSなどの情報に振り回され、勉強の流れが途切れる
など、直前期に陥りやすい落とし穴を避けることができます。
さらに、やるべきことを絞り、精神面や生活リズムを整える方法も具体的に確認していきますよ。
直前期の過ごし方を確認しておくことで、焦りを抑え、本番で実力を発揮できる状態を作れます。
では、具体的に「入試直前期に絶対やってはいけない5つのこと」を見ていきましょう。
目次
入試直前期に絶対やってはいけないこと
① 新しい参考書・問題集に手を出す
不安を感じやすい直前期は、「この参考書も良さそうかも…」と目移りしやすい時期でもあります。
しかし、このタイミングで新しい教材に手を出すのは逆効果です。
- 最後までやりきれず、不安が増す
- 既存の教材が中途半端で終わる
- 課題が散らばり、どこに力を入れるべきか分からなくなる
直前期の正解は、「今までの教材を信じて仕上げること」です。
やったことのある問題を確実に取れる状態にすることが、最も得点につながります。
② 生活リズムを崩す(夜更かし・昼夜逆転)
「追い込みたいからこそ、つい夜遅くまで机に向かってしまう……」というのはよくある話。
しかし、生活リズムの乱れは、直前期に最も避けたいリスクです。
- 集中力や判断力が落ちる
- 当日に眠くなる可能性が出てくる
- 体調不良で本来の実力が出せない
今のうちに起床・食事・勉強開始の時間を本番に合わせておき、「本番の試験時間に合わせた生活リズム」を作ることが最優先です。

③ SNSや動画に気を取られ、他人と比較する
短い息抜きのつもりが、気づけば長時間。
さらに、他の受験生の投稿を見て、焦りが募るのも直前期によくあることです。
- 不安が増し、メンタルが不安定になる
- 勉強の流れが途切れる
- 睡眠の質が落ちる
この時期はあえて情報を絞り、「自分のペース」に集中する環境づくりが大切です。
④ 計画を詰め込みすぎる
「やらなければいけないことが多いから一気にやってしまう!」という気持ちは立派ですが、直前期に詰め込みすぎるのは逆効果です。
- どれも中途半端で終わってしまう
- できなかった部分ばかり気になり、不安が増す
- 質より量の勉強になり、実力が安定しない
直前期はむしろ、やるべきことを3つ以内に絞ることがポイントです。
量を増やすよりも、深く確実に仕上げることが圧倒的に得点へ結びつきます。

⑤ 過去問を「解きっぱなし」で終えてしまう
直前期の定番である過去問演習ですが、解くだけで終わらせるのは避けるべきです。
- 間違いを分析できない
- 同じミスを繰り返す
- 苦手分野がそのまま残る
大事なのは、解き直し → 原因分析 → 同様の問題演習で補強 という流れです。
直前期の伸びを生む王道パターンで、得点力アップにつなげましょう。
まとめ:入試直前期に絶対やってはいけない5つのこと

入試直前期こそやるべきことを明確に
入試直前期は、新しいことを無理に増やすよりも、「やるべきことを絞る」ことで、パフォーマンスを安定させることができます。
焦って無理に詰め込む必要はありません。
生活リズムを整え、教材を絞り、苦手分野を丁寧に潰していけば、学力は確実に仕上がっていきます。
また、直前期は精神面の管理も非常に大切です。
SNSなどの情報に振り回されず、自分のペースを守ることで、集中力や判断力も本番に向けて最大化されます。
少しずつでも確実に、自分の力を積み上げていくことが、志望校合格につながります。
この時期は、「小さな成功の積み重ね」が大きな自信になる時期でもあります。
今日やったこと、できるようになったことを一つずつ確認し、手応えを実感してください。
焦らず、慌てず、自分のペースを大切に。
あなたの努力は必ず実を結び、本番でしっかりと力を発揮できる日が訪れます。
最後まで自分を信じて、着実に進んでいきましょう。
「直前期に何をやるべきか迷って不安…」そんなあなたへ
入試直前期は、不安になってしまうのも当然です。
「これまでの努力が報われるかな…」「ちゃんと結果を出せるだろうか…」
特に、これまで努力をしてきた人ほど、心配が募りやすいものです。
不安なとき、人はつい余計な行動をしてしまいがちです。
「新しい教材を試してみようかな」「いつもより遅くまで勉強しよう」と考えてしまうこともあるでしょう。
しかし、その結果、生活リズムが乱れたり、学習の優先順位が分からなくなったりします。
この悩みを解消する一番の方法は、「やるべきことを絞る」ことです。
四谷学院では、受験直前期の過ごし方や、志望校合格への最短距離を一緒に確認していきます。
合格のプロである受験コンサルタントと一緒に、やるべきことの優先順位を明確にし、学習計画や生活リズムを整えていきましょう。
「直前期の過ごし方が不安…」「どの教材を仕上げればいいかわからない」
そんな悩みも、まずは個別相談会で整理できます。
不安が減り、次に取るべき行動がはっきりすると、自信を持って受験本番に臨めます。
また、冬期講習やお正月特訓など、学習イベントを活用するのも、目の前の勉強に集中する最適な方法と言えるでしょう。


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