過去問の復習に時間がかかりすぎる…その日のうちに全部終わらせるべき?

受験生の悩み
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こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。

過去問演習を始めると、「思っていた以上に時間がかかる」と感じる人も多いのではないでしょうか。

本番と同じ制限時間で1年分を解いて、採点する。
さらに間違えた問題を解き直し、わからなかった単元まで復習する。

ここまで丁寧に取り組もうとすると、

「過去問を解くだけで1日が終わってしまう」
「復習までその日のうちにやる時間がない」
「全部終わらせないと、過去問を解いた意味がない?」

と悩むこともありますよね。

結論から言えば、過去問の復習をすべてその日のうちに終わらせる必要はありません。

大切なのは、解きっぱなしにしないこと。
そして、「過去問を解く時間」だけでなく、復習する時間まで含めて予定を立てることです。

今回は、過去問の復習に時間がかかりすぎるとき、当日はどこまで進めればよいのか、翌日以降に回してよいものは何かを確認していきます。

過去問を解いたあと、その日のうちに復習を全部終わらせるべきか悩む受験生向けの記事イメージ

過去問は「解いて終わり」ではない

過去問演習の目的は、点数を確認することだけではありません。

実際の入試問題を通して、

どの問題で点を落としたのか
時間配分に問題はなかったか
知識不足なのか、解き方に原因があるのか

といった課題を見つけることが重要です。

そのため、過去問を解いたあとの復習は絶対に欠かせません。

ただし、「復習が必要」=「その日のうちに全部終わらせなければならない」ではありません。

1年分を本番と同じ時間で解けば、それだけでもかなりの時間を使います。
そこからすべての問題を丁寧に見直そうとすれば、1日で収まらないこともあるでしょう。

無理にその日のうちに完結させようとして、過去問演習そのものが負担になってしまっては本末転倒です。

当日は「採点+振り返り」まで進めよう

復習を翌日に回すとしても、採点と簡単な振り返りまでは、できるだけ当日のうちに済ませておきましょう。

まずは採点をして、何点取れたのかを確認します。
そのうえで、間違えた問題だけでなく、迷いながら答えた問題にも印をつけておくのがおすすめです。

また、

時間が足りなかった
知識を思い出せなかった
問題文を読み違えた
解き方はわかっていたのに計算を間違えた

など、なぜ点を落としたのかも簡単に振り返っておきましょう。

過去問を解いた直後なら、「この問題で迷った」「ここで時間を使いすぎた」といったことも覚えています。
一方、翌日以降になると細かな部分を忘れてしまいやすいため、解き直しまで終わらなくても、どこに課題があったのかだけは当日に確認しておくことが大切です。

時間のかかる解き直しは翌日に回してOK

じっくり取り組む必要がある復習まで、無理にその日のうちに終える必要はありません。

解説を読みながら難しい問題を解き直したり、忘れていた単元を教科書や参考書で確認したり、関連する問題を問題集でもう一度解いたりする作業は、どうしても時間がかかります。

こうした復習は、翌日に回しても問題ありません。
過去問を解き終えたあと、疲れた状態で急いで済ませるよりも、あらためて時間を確保した方が集中して取り組めるでしょう。

ただし、後回しにしたまま放置するのは避けたいところです。

翌日に回すのであれば、「明日の18時から数学の過去問を復習する」というように、いつやるのかまで決めておきましょう。

「翌日に回す」のと「後回しにする」のは、似ているようで違います。

過去問演習では当日に採点や失点原因の確認を行い、難問の解き直しや弱点復習は翌日に回してよいことを示した図

すべての問題に同じ時間をかける必要はない

過去問の復習に時間がかかりすぎる人は、すべての問題に同じように時間をかけていないか、一度確認してみてください。

たとえば、単純な計算ミスと、まったく解き方が思いつかなかった問題では、必要な復習は異なります。
正解した問題でも、たまたま答えが合っただけだったり、根拠が曖昧だったりするなら、詳しく確認しておいた方がよいでしょう。

反対に、十分理解したうえで正解できた問題まで、毎回一から解き直す必要はありません。

過去問の復習では、「次に同じような問題が出たときに得点できるか」を基準に優先順位をつけてみましょう。

全部を完璧に復習しようとして1年分に何日もかけるよりも、失点につながった問題や、理解が曖昧だった問題を優先して復習する方が効果的です。

「過去問を解く日」だけを予定に入れない

復習まで手が回らなくなる原因は、過去問そのものではなく、予定の立て方にあるかもしれません。

たとえば、「土曜日に過去問を1年分解く」とだけ予定を入れていると、解き終えた時点でかなり時間を使っています。

そこで最初から、

土曜日:過去問を解く・採点・振り返り
日曜日:間違えた問題の解き直し・弱点の復習

というように、復習まで含めて予定を組んでおきましょう。

土曜日に過去問を解いて採点と振り返りを行い、日曜日に解き直しと弱点復習を行う2日間の学習スケジュール例

過去問1年分の勉強は、「問題を解くだけ」で終わりではありません。
試験時間だけでなく、復習にかかる時間まで見込んでおくことが大切です。

まとめ|1日で終わらせることにこだわらなくていい

過去問の復習がその日のうちに終わらなくても、焦る必要はありません。

当日は、採点と簡単な振り返りまで済ませておきましょう。
時間のかかる解き直しや弱点補強は、翌日に回しても大丈夫です。

ただし、翌日に回す場合は、そのまま忘れてしまわないよう、復習する日時まで決めておきましょう。

過去問演習で大切なのは、「1日で全部終えられたか」ではありません。
そこで見つかった課題を次の勉強につなげ、同じような問題が出たときに得点できるようにすることです。

過去問を解く時間だけでなく、復習する時間まで含めて1セットと考えてみてください。

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大学受験合格ブログ編集部F

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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