
この大学に行きたいという希望は明確だが、学部がなかなか決められない方もいるでしょう。学部の選択は大学4年間の勉強だけでなく将来の仕事にも関係するため、慎重に検討する必要があります。
今回は、自分にピッタリな学部を選ぶ方法についてご紹介します。



目次
大学の学部が決まらないのはなぜ?よくある3つの原因

希望する大学は決まったが学部が決まらない場合、その要因の一つは将来のイメージが具体的でないことです。中でも、よくある原因として次の3つが挙げられます。
将来やりたいことが見つかっていない
大学の学部選択は、将来の職業にかかわってきます。
しかし、将来やりたいことが見つかっていなければ、必要な学びもわからないため、学部を決められません。
逆に「やりたいこと=一生の仕事」と重くとらえ過ぎている場合も、将来のイメージが定まらず、決断が難しくなります。
各学部で何を学ぶのか具体的にイメージできていない
高校までの勉強は、「英語」「数学」「社会」のように教科ごとに分かれていました。しかし、大学では「文学部」「工学部」「理学部」といった学部に分けられます。
そのため、今まで学んできた教科や分野がどの学部の内容に当てはまるのかを理解していなければ、どの学部を選べばよいのか判断ができません。
このような方は、学部で学ぶ内容と教科の関連性を理解していくことが必要です。
偏差値や周囲の意見に振り回されている
「偏差値が高いから」「親に言われたから」という理由で大学を決めている方も、学部選択が難しくなります。自分が学びたいことが置き去りにされているため、決められません。
まずは、大学で自分が何を学びたいのかをはっきりさせる必要があります。
学部が決まらないときの後悔しない選び方

学部選択に迷う場合には「自分が学びたい内容が学べるか」をもとに考えていく方法がおすすめです。後悔することがないように、次の4点を実践してみましょう。
好きなこと・興味があることを書き出す
学びたいことが明確でない場合には、勉強に限らず趣味や最近のニュースなど、好きなことや興味があることをリストアップしてみましょう。興味のある学習分野を見つけやすくなります。
まずは将来の職業などは考慮せずに、学びたいと思える内容を扱う学部を見つけることが大切です。
「絶対にやりたくないこと」を消去法で外す
「やりたいこと」はわからなくても、「これはやりたくない」と思うことは意外とあるかもしれません。やりたくないことを除外していけば、確実に選択肢を絞ることができます。
ただし、イメージだけで判断せずに、詳しく調べることが大切です。調べているうちに、やりたくないことだけでなく、やりたいことが明確になる場合もあるでしょう。
大学のシラバスを実際に確認する
大学のシラバスを見れば、それぞれの学部でどのような授業が開講されているかがわかります。
具体的な授業名を見て関心のある授業が多い学部では、自分の興味や関心がある分野を学べると考えられます。
その学部で取得できる資格や卒業後の進路を調べる
大学での学びは、将来の職業にも影響します。何を学びたいかが明確でない場合には、進路や取得可能資格から決める方法もあります。
例えば、医療系の職業を目指すなら、専門資格の受験資格を得られる学部を選びましょう。公務員を志望しているなら、進路実績の多い法学部や経済学部が検討対象です。
取得可能資格や就職実績は、大学公式ホームページなどで確認できます。
「やりたいことがない」ならこれ!おすすめの判断基準

学部を決める方法として、興味や関心、学びたいことから選択する方法をご紹介しましたが、「まだやりたいことがない」という方もいるでしょう。そのような方が学部を決める方法をご紹介します。
汎用性の高い「経済・法・文」などの学部を選ぶ
現時点でやりたいことがない場合には、経済学部や法学部、文学部を選ぶという方法があります。これらの学部は比較的進路の柔軟性が高く、卒業生はさまざまな業界で活躍しているため、将来の選択肢が広がるでしょう。
1、2年次に広く学べる「リベラルアーツ・教養学部」を検討する
大学では学部別のカリキュラムが設けられることが一般的ですが、近年、リベラルアーツ・教養学部という学部も増えています。大学入学時には学部を選択せずに幅広く学び、3年次以降に学部や専攻を決定する方式です。
大学によってシステムは異なりますが、リベラルアーツ・教養学部では学部の枠を超えた履修ができる点は大きな魅力といえます。さまざまな分野に触れるうちに、自分の将来も明確化できるでしょう。
得意科目や「文理選択」から逆算して決める
これまで取り組んできた勉強で得意とする科目や、文系・理系から学部を選択する方法もあります。例えば数学を得意としていれば理系学部に、英語や国語などが得意なら文系学部が選択肢になります。
得意分野やこれまでの学びに沿って選択することで、大学でも無理なく学びを深められる可能性が高いでしょう。
まとめ
志望学部が決まらない背景には、将来やりたいことや就きたい職業と学部の関係がよくわからない、学部での学びに対する理解が不足しているといったことがあります。
まずは将来やりたいことをもとに、必要な分野を学べる学部を選ぶとよいでしょう。
やりたいことがない場合には、リベラルアーツ・教養学部に進むのも有効です。幅広い学びの中から、関心や興味のある分野を発見できます。
失敗しない予備校選びは相談会・説明会参加が重要!
大学受験に向けて、予備校を検討している方もいるでしょう。
予備校は合否を左右すると言われるほど大切で、口コミやWebサイトの情報だけで判断してしまうのは危険です。予備校が実施する相談会や説明会に参加し、学習環境や指導方針が自分に合っているか、サポート体制は十分かを自分の目で確認しましょう。
予備校は1ヵ所を見るだけでは判断が難しいものです。複数の予備校を比較検討することをおすすめします。
以下の記事では、予備校の相談会・説明会への参加方法について解説しています。




