忘れっぽい人でも暗記が得意になるコツ②

この記事は約3分で読めます。


こんにちは。四谷学院の奥野です。

前回は、暗記が得意になるコツとして、自分に合った覚え方を見つけることの重要性を紹介しました。
暗記が得意になるコツ①

今回はその続き、暗記が得意になるコツ②についてお話ししていきます。

エビングハウスの忘却曲線

生徒から、こんな質問もされることがあります。
「覚えても忘れてしまう場合はどうすれば良いですか?」

ここでキーワードとなるのが「エビングハウスの忘却曲線」というものです。

簡単に言うと、人間は覚える生き物であると同時に、忘れる生き物でもあるということです。
例えば、今日英単語を10個覚えるとします。
覚えてから1時間後に10個覚えているかの確認をします。

すると、
なんと半分以上忘れているのです!
10個覚えたのに、1時間で5個以上忘れます。
さらに経過して、明日には、どのくらい記憶に残っているでしょう?
忘却曲線に沿って考えるのであれば、答えは2~3個ですね。
人間が覚えたことは、1日経つと74%忘れているということです。

覚えなおす

覚えようとしているのに、そのそばから抜けていく。
では、どうすれば良いのでしょう?

そう。抜けたものを再度記憶に入れなおせば良いのです。
つまり、「覚えなおす」

ですが、ここで重要なことがあります。
それは、忘れたことを「いつ自覚するか」です。

「あれ、これこの前やったはずなのに、思い出せない!」
暗記に苦戦している人の大半は、本番(テスト)の時に初めて、忘れたことを自覚します。
それでは点数をとれるはずもないですよね。
となると、もっと早くから忘れたことを自覚して、覚えなおす作業に移らないといけません。

間違った覚え方

英単語を例にとって説明します。

●生徒がよくやる間違い
・個数やページ数を決めて、毎日先へと進めていく
・単語帳を一周したら、また最初からやり直す
個数やページ数を決めるのはいい事です。何も決めずにやると、単語だけに時間を費やしてしまうことになりかねません。
問題は、「毎日先へと進めていく」です。
つまり、昨日までに覚えた英単語は、単語帳を一周するまで全く振り返らないということになります。

先ほどの忘却曲線を思い出しましょう。
昨日やったはずの単語でさえ半分が抜けているんですよ?
一周するまで覚えなおさないなんて、まさに自殺行為です。

理想的な暗記法

ここで、理想的な暗記法を簡単にまとめてみましょう。

●忘れる前提で覚える暗記法
・昨日覚えた分の再確認の時間を取る(忘れたことを自覚)
・忘れていたものは再度覚える(覚えなおし)
・その上で新しいものを覚える
・翌日もその繰り返し
・1週間程度で、その週に覚えたものを一通り再確認する

今暗記で苦戦しているみなさんも、ぜひ暗記のコツ①と共に、この暗記法を実践してみてくださいね。

暗記が得意になるコツ①

タイトルとURLをコピーしました