
こんにちは!四谷学院の奥野です。
第一志望に落ちてしまい、浪人することが決まったら、志望校合格に向けてどのように勉強していくのか、戦略を立てる必要があります。
浪人生の中には、塾や予備校に通わずに自宅で学習する「宅浪」を選択する人もいます。宅浪には向き不向きがあり、向いていない人が宅浪を選択してしまうと結果に結びつかず後悔してしまうかもしれません。宅浪のメリットやデメリットを知り、宅浪するか慎重に検討しましょう。
この記事では、宅浪の概要や、「やめておけ」と言われる理由、宅浪に向いている人と向いていない人の違いを解説します。自身の特徴をふまえて、最適な学習方法を選択しましょう。



目次
宅浪とは
宅浪は自宅浪人の略称で、塾や予備校に通わずに浪人しながら大学を目指すことです。
塾や予備校に通わないことで費用を抑えられるというメリットがありますが、一方で、すべて独学で勉強しなければならず、結果に結びつきづらいというデメリットもあります。宅浪での受験合格は難易度が高いといわれており、安易に宅浪を選択するのは避けたほうがよいでしょう。
宅浪が「やめとけ」と言われる理由

宅浪はなぜ「やめておけ」と言われるのでしょうか。その理由を3つ解説します。
- わからない問題への取り組みが大変
- 受験に向けた準備をすべて自分で行う必要がある
- 孤独感が付きまとう
わからない問題への取り組みが大変
塾や予備校に通っている場合、わからない問題があれば塾や予備校の先生を頼れます。苦手な科目があれば、苦手であることを理解したうえで指導してもらえるため、前向きに学習に取り組めるでしょう。
しかし、宅浪の場合、わからない問題や苦手な問題があっても、自分で調べて勉強しなければなりません。誰かに聞くという手段がなく、問題解決に時間がかかり、勉強の進度が遅くなってしまうこともあるでしょう。
わからない問題や苦手な問題を避けてしまい、結果につながらなくなる可能性もあります。
受験に向けた準備をすべて自分で行う必要がある
受験対策をすべて自分で行わなければならないのも、宅浪のデメリットです。
塾や予備校なら、大学の入試傾向や過去問など、大学受験に関するさまざまな情報がそろっています。しかし、宅浪の場合は、大学受験に関する情報は自分で入手しなければなりません。
資料を集め、どのような対策を行うべきか検討し、受験日までのスケジュールを立て、定期的にスケジュールを見直す必要があります。これらを受験勉強と並行しながら行わなければならず、人によっては大きな負担になってしまうでしょう。
孤独感が付きまとう
宅浪をする場合、第三者と日常的に合うことがないため、自宅でひたすら勉強をする日々を送ることになります。
塾や予備校であればライバルと一緒に切磋琢磨するケースもあるでしょう。宅浪では、自分一人での戦いになり、塾や予備校に通うのに比べ、メンタルに負担がかかりやすい傾向があります。
宅浪が向いている人・向いていない人の特徴

宅浪には向き不向きがあります。向いている人・向いていない人の特徴を知り、向いていないと判断できれば、塾や予備校の活用を検討しましょう。
宅浪が向いている人の特徴
宅浪での合格を目指すには、徹底した自己管理が欠かせません。起床時間、勉強時間、スマートフォンの使用制限などを、誰に指示されなくてもルール化し、実行できる自己管理力が必要です。一日中誰とも話さなくても気にしないような、精神的な安定感も求められます。
また、自分の弱点を把握し、志望校合格から逆算して「今何をすべきか」を論理的に考える力も必要です。自分で考えて実行する力がある人は、宅浪に向いているといえるでしょう。
宅浪が向いていない人の特徴
自分で勉強する力がない人には、宅浪は向いていません。
宅浪は周囲の目がない分、ついダラダラしたり昼夜逆転したりしやすくなります。自宅にある漫画、ゲーム、SNSなどの誘惑を断ち切るのが苦手な人は、勉強がまったく進まないまま受験を迎えてしまうでしょう。
また、わからない箇所を放置してしまったり、自力で調べることに時間をかけすぎてしまったりする人も、宅浪には向いていません。勉強の効率が落ちてしまい、スケジュールどおりに学習が進まなくなってしまいます。
宅浪か予備校か迷ったら、予備校の相談会・説明会に参加しよう
宅浪にも予備校にもメリット・デメリットがあり、一概にどちらが優れているとはいえません。宅浪にするか予備校に通うのか迷ったら、自分で「宅浪」か「予備校」を決めず、受験のプロに相談するのがおすすめです。
多くの予備校では、生徒や浪人生向けに相談会や説明会を開催しています。現状の課題をプロに相談し、それをふまえて、「宅浪」にするのか「やはり予備校の通う」のかを判断するとよいでしょう。
予備校に相談に行く場合は、複数の予備校を訪れるのがおすすめです。複数の予備校を比較することで予備校ごとの特徴を把握しやすくなり、より親身になってくれる予備校を見つけられるでしょう。
まとめ
宅浪は選択の一つですが、合格に向けた戦略を自分で立てる論理的思考力や、一人で勉強し続ける精神力が必要です。お金がかからないという理由だけで宅浪を選んでしまうと、思ったように勉強が進まず、成績が上がらない可能性が高まります。
自分が宅浪に向いているのか向いていないのかをしっかりと検証したうえで、受験のプロに相談しながら宅浪すべきか、予備校を利用すべきか判断しましょう。


