【大学受験】現代文解法テクニック!脱文挿入問題の解き方
最終更新日:2023/03/18
大学入試「現代文」の問題を解く際に、「次の脱落文を挿入するのに最も適切な箇所を選びなさい」という問題を解いた覚えのある受験生も多いかと思います。
これがいわゆる脱文挿入問題です。
今回はこの脱文挿入問題について解説していきます。
脱文挿入問題の解き方

生徒
自分は私大志望なんすけど、現代文で、あの「脱文挿入問題」ってあるじゃないですか。脱文が示されて「どの段落の最後にあるべきか?」とかってやつです。いつも解くのにすんごい時間がかかっちゃって、しかも外しちゃうんすよー。どうすればいいですか?

先生
現代文の本文を読む時に気を付けていることは何?

生徒
やっぱ、筆者が一番言いたいことは何かなってことすね。最終段落に書かれていることとか?

先生
うん、それは正しい。でも、それだけじゃ脱文挿入問題を素早く解くことは難しいんだ。

生徒
ですよね~

先生
脱文挿入問題はなんとなくで解いていると、ひどく時間がとられてしまう。だから、時間短縮のためには普段から本文全体の展開を意識しながら読むこと。何がどういう順番で書いてあるのかを記憶しようと意識しながら読むことが大切なんだ。

生徒
またまた。人間にはできませんよ、そんなこと…。

先生
もちろん、一字一句というわけじゃない。意味段落と思われるまとまりごとに簡単な小見出しをつけておいたり、話題を代表するキーワードに丸を付けておいたりする、という方法もあるよね。

生徒
たしかに。

先生
そうすると、本文を読み終わった段階で、だいたいどの辺にどんな話題が書かれていたか、が思い出せるようになる。そうすれば、脱文を見たときに、「あ、この内容は本文のあの辺りで言及されていた話題だな」と素早く本文の該当箇所に戻ることができるようになるんだ。

生徒
な、なるほど…、本文全体の展開を意識して読むっすね。
次回からやってみます!
次回からやってみます!
現代文の得点アップのコツ!
こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

大学受験合格ブログ編集部
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