大分大学の受験対策!難易度や偏差値、合格に向けての勉強法を解説

最終更新日:2023/11/17


※この記事は約14分で読めます。


こんにちは!四谷学院の奥野です。

大分大学は、国立学校設置法の公布により、1949年に設置された国立大学です。現在、以下の5学部が設置されています。

  • 教育学部
  • 経済学部
  • 医学部
  • 理工学部
  • 福祉健康科学部

この記事では、大分大学の入試の特徴や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法を紹介します。大分大学の受験を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2023年9月11日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて、必ずご確認ください。

大分大学の入試問題で必要とされる能力

まずは、大分大学が求めている人物像や入試の特徴、難易度について解説します。

大分大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか

大分大学は、教育目標とアドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)として、以下の内容を掲げています。

<大分大学の教育目標>

  1. 大分大学は,学生の立場にたった教育体制のもとで,広い視野と深い教養を備え,豊かな人間性と高い倫理観を有する人材を育成する。
  2. 大分大学は,ゆるぎない基礎学力と高度の専門知識を修得し,創造性と応用力に富んだ人材を育成する。
  3. 大分大学は,高い学習意欲を持ち,たゆまぬ探究心と総合的な判断力を身につけ,広く世界で活躍できる人材を育成する。

引用:大分大学 教育の目標・三つのポリシー【DP/CP/AP】

<大分大学のアドミッション・ポリシー>

  1. 幅広く,より深く学ぶための基礎的能力をもっている人
  2. 論理的に考え,文章や口頭で他者に伝えることができる人
  3. 知識を組み合わせて活用したり,多面的な観点から物事を考えたりすることができる人
  4. 思いやりの心をもち,他者と協力して行動することができる人
  5. 地域社会や国際社会に貢献しようとする意欲をもっている人
  6. 知的好奇心や主体的に学ぶ意欲をもって,目的に向かって努力できる人

引用:大分大学 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー:AP)

これらを見ると、大分大学では学力はもちろんのこと、人間性も重視していることがわかります。

大分大学では、このほかにカリキュラム・ポリシーやディプロマ・ポリシーも掲げています。詳しく知りたい方は大分大学ホームページの「教育の目標・三つのポリシー」をご覧ください。

大分大学入試の特徴

大分大学で導入されているおもな選抜方式は、以下の3つです。具体的な試験内容や評価ポイントは学部・学科によって異なるため、ここでは一部の学部を取り上げて紹介します。

一般選抜(前期・後期日程)

大分大学の一般選抜は、前期と後期の各日程で大学入学共通テストと個別学力検査、面接 などを総合して評価されます。

例えば教育学部では、大学入学共通テストで5~6教科7~8科目が利用され、個別学力検査の前期日程では教科試験とグループディスカッション、後期日程では小論文とグループディスカッションが課されます。

各学部・学科における一般選抜(前期・後期日程)の詳細は、大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項を確認してください。

学校推薦型選抜

大分大学の学校推薦型選抜は、大学入学共通テストの有無で以下の2種類に分けられます。

《学校推薦型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さない)》
対象学部・学科:経済学部、医学部(看護学科)、理工学部、福祉健康科学部

《学校推薦型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す)》
対象学部・学科:教育学部、理工学部(建築学プログラム)

学校推薦型選抜Ⅰでは、大学入学共通テストが免除されます。細かい内容は学部・学科によって異なりますが、小論文や面接、提出書類などにより評価されます。

学校推薦選抜Ⅱでは、大学入学共通テストや面接、提出書類などを総合して選抜が行われます。

各学部・学科における学校推薦選抜の詳細は、大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項を確認してください。

総合型選抜

総合型選抜も学校推薦型選抜と同じく、大学入学共通テストの有無により、以下の2種類に分けられます。

《総合型選抜Ⅰ(大学入学共通テストを課さない)》
対象学部・学科:経済学部、理工学部

《総合型選抜Ⅱ(大学入学共通テストを課す)》
対象学部・学科:教育学部、医学部、福祉健康科学部(理学療法コース、心理学コース)

総合型選抜Ⅰでは、大学入学共通テストと個別学力検査が免除され、面接や提出書類などをもとに評価されます。

総合型選抜Ⅱでは、大学入学共通テストのほかに、面接や提出書類などを総合して評価が行われます。

各学部・学科における総合型選抜の詳細は、大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項を確認してください。

大分大学の入試概要


ここからは、大分大学の入試概要を解説します。

出願資格について

大分大学の出願資格は、選抜方式ごとに異なるため、ここでは一般選抜(前期・後期日程)における出願資格を紹介します。

ほかの入試方式の出願資格については、大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項から該当するページをご確認ください。

一般選抜(前期・後期日程)に出願できるのは、次のいずれかに該当し、大学入学共通テストで必要な教科・科目を受験した者とされています。

  1. 高等学校(特別支援学校の高等部を含む。)または中等教育学校を卒業した者および入学年の3月に卒業見込みの者
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者および入学年の3月に修了見込みの者
  3. 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者および入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者
参照:大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項

また、医学部医学科地元出身者枠を志願する方の場合は上記に加え、次の要件も満たさなければなりません。

  1. 大分県内の小学校、中学校または高等学校を卒業し、大分県の地域医療に貢献したいという強い意志を有する者(入学年の3月に大分県内の高等学校卒業見込みの者を含む。)
  2. 卒業後、初期研修2年間を含む3年間を大分大学医学部附属病院あるいは大分大学が指定する医療機関等で臨床研修に従事することを確約できる者
参照:大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項

試験科目や配点

大分大学の試験科目や配点は、学部・学科によって異なります。

そのため、ここでは一例として経済学部総合経済学科(※1)と医学部医学科の一般選抜(前期日程)における、大学入学共通テストの試験科目・配点を紹介します。

ほかの学部・学科の試験科目・配点については、大分大学の令和6年度(2024 年度)入学者選抜要項をご確認ください。

なお、以下のデータはすべて2023年9月11日現在のものです。

※1:2024年4月より従来の4学科から、総合経済学科のみの1学科6コース体制に変更されます

経済学部<総合経済学科>

教科 科目 配点
国語 「国語」 100
地理歴史

公民

「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」
「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理,政治・経済」上記から2科目選択※2
100×2
数学 「数学Ⅰ・数学A」と
「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目選択
100×2
理科 ①「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」から2科目選択
②「物理」「化学」「生物」「地学」から1科目選択上記の①または②を選択
①50×2
②100
外国語 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択 200

※2:「地理歴史」における同一名称のA・B科目、「公民」における同一名称を含む科目同士の選択は不可

医学部<医学科>

教科 科目 配点
国語 「国語」 100
地理歴史

公民

「世界史B」「日本史B」「地理B」
「倫理,政治・経済」上記から1科目選択※3
50
数学 「数学Ⅰ・数学A」と
「数学Ⅱ・数学B」「簿記・会計」「情報関係基礎」から1科目
50×2
理科 「物理」「化学」「生物」から2科目選択 50×2
外国語 「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」から1科目選択 100

※3:「地理歴史」と「公民」の科目において2科目受験した場合は、第1解答科目の得点を合否判定に使用する。第1解答科目が大分大学の指定した科目でなかった場合は、出願資格を満たさないことになるため、第1解答科目は必ず大分大学が指定する科目から選択する

※最新の情報は必ず、大学公式ホームページにてご確認ください。

出願者数や合格者数のデータ

大分大学の出願者数や合格者数を紹介します。なお、ここでは紹介しているのは、2023年度入試における一般選抜(前期日程)のデータです。

学部 学科・専攻 出願者数(人) 受験者数(人) 合格者数(人) 合格倍率
教育学部 初等中等教育コース 142 102 77 1.3倍
特別支援教育コース 9 8 4 2.0倍
経済学部 経済学科
経営システム学科
地域システム学科
社会イノベーション学科
223 215 144 1.5倍
医学部 医学科 395 154 67 2.3倍
看護学科 70 68 40 1.7倍
先進医療科学科 生命健康科学コース 62 42 16 2.6倍
先進医療科学科 臨床医工学コース 41 30 13 2.3倍
理工学部 数理科学プログラム 553 513 15 1.9倍
知能情報システムプログラム 41
物理学連携プログラム 12
電気エネルギー・電子工学プログラム 39
機械工学プログラム 47
知能機械システムプログラム 18
生命・物質化学プログラム 41
地域環境科学プログラム 17
建築学プログラム 34
福祉健康科学部 理学療法コース 76 60 23 2.6倍
社会福祉実践コース 35 35 26 1.3倍
心理学コース 53 48 30 1.6倍

※最新の入試データは、大分大学の入試統計資料のページからご確認ください。

各科目の試験問題の特徴や難易度と対策

大分大学の入試対策をするために、試験問題の特徴や傾向をつかんでおきましょう。

ここでは、大分大学の一般選抜(前期日程)における、個別学力検査の試験問題の特徴を科目ごとに紹介します。

英語

英語の試験は、80分の記述式です。大問数は2~3題と、学部・学科によって異なります。

大問3題の構成では、英文和訳問題や語句の並べ替え問題、穴埋め問題などが出されます。
難易度は大問によって異なり、やさしめ~やや難しいレベルとされています。

問題の割合としては長文が多いため、長文を集中して読み解く力が必要です。

数学

大問3~4題の構成で、試験時間は理工学部が100分、その他の学部が80分の記述式です。

医学部では、「数学Ⅰ・数学A」から「数学Ⅲ」までが出題範囲ですが、なかでも微分積分や確率に関する内容が多い傾向があります。

理系数学は、ほかの地方国立大学の数学と比較するとやさしめですが、やや難易度が高い応用問題も出されます

一方で、文系数学では基礎的な内容が多く、応用力はあまり問われません。

物理

大問数4題の記述式です。試験時間は学部・学科によって異なり、医学部医学科はほかの科目と合わせて2科目で120分、理工学部と医学部先進医療科学科は1科目で90分です。

力学・電磁気・波動の分野からの出題が多く、基本から複雑な計算問題が必要な応用までバランスよく出題されています。
難易度は標準~やや難しいレベルといえるでしょう。

生物

大問数4題の記述式で、試験時間は90分です。各大問に長文があり、重要用語に関する問題や穴埋め問題、記述問題が出されます。難易度は標準レベルです。

記述問題には文字数制限があるため、過去問の形式を確認したうえで、問題演習にしっかり取り組む必要があるでしょう。

化学

大問数3題で、90分の記述式です。難易度は標準レベルといえます。

典型的な実験過程をテーマに問題が作られており、実験結果の理由の説明や化学反応式・化学式の記述を求められる内容になっています。

結果に至る過程に関する問題が多いため、日頃の学習で過程を十分理解できるようにしましょう。

大分大学入試の難易度・偏差値

Benesseの「マナビジョン」の2023年9月時点のデータでは、大分大学の偏差値は48~71、大学入学共通テストの得点率は54~82%とされています。
ここでは、各学部の偏差値を紹介します。

学部 偏差値
経済学部 55~56
教育学部 53~56
理工学部 48~53
医学部 53~71
福祉健康科学部 51~56

参照:マナビジョン「大分大学の偏差値」

大分大学に合格するための勉強方法


ここからは、大分大学に合格するための学習方法を紹介します。

大分大学に入るには、何をすればいい?

大分大学は、入試の難易度が標準~やや高めの大学です。

入試での出題形式や出されやすい分野はある程度決まっていますが、年度や教科によっては出題傾向が変わる可能性はあります。

合格するためには、標準レベルの問題を確実に解答できるようにしたうえで、過去の出題傾向にとらわれすぎず、配点が高く優先順位の高い科目・分野から対策を進めることが大切です。

受験期の過ごし方

高校3年生の1年間は、大分大学の合格に向けての重要な期間で、計画的な学習と努力が合否を左右します。下記を参考にスケジュールを立て、目標に向かって進んでいきましょう。

  • 春(4~5月):基礎学力の定着に集中する時期です。この時期に基礎をしっかり固めれば、ほかの受験生と差をつけられます。
  • 夏(6~8月):夏は苦手分野を克服する大切な期間です。この時期に大分大学の偏差値に届いている科目は応用力を高め、偏差値に届いていない科目は基礎力を高めることを意識して勉強を進めましょう。
  • 秋(9~11月):2学期は学力を応用レベルにまで高めるため、問題演習に時間を割きましょう。大分大学の過去問を解いて、力試しをしてみてください。その際はただ解くだけではなく、間違えた理由などを考えることが大切です。
  • 冬(12月~):過去問を活用して、入試対策を進めましょう。この時期は、知識の増加よりも応用力の向上に注力し、最後の仕上げを行います。

予備校で勉強する場合

予備校の集団授業では、個人に合わせた指導がしづらく、苦手分野で取り残される可能性があります。

そのため、自分の苦手分野や理解できなかったところは積極的に質問し、自主的に学習を進める姿勢が必要です。

自分に合った学習計画を立てて、予備校を効果的に活用しましょう。

四谷学院のカリキュラムのご案内

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科目別能力別授業

四谷学院では一般的な予備校と異なり、科目と能力の2つでクラス分けされます。

これにより、自分のレベルに合った授業を受けられ、理解力を高めることができます。質問しやすいアットホームな雰囲気で、集中して学習できるでしょう。

55段階個別指導

55段階個別指導は、科目別能力別授業で得た理解力を、解答力につなげるための学習方法です。

理解が不十分な部分を受験コンサルタントに個別指導してもらうことで、自分のペースで学習できるため、得意科目は先に進めつつ、苦手科目はじっくりと学力をつけられます。

大分大学入試は丁寧に解く力が重要!

【大分大学の入試概要】

  • 学力はもちろんのこと、人間性も重視している大学
  • 入試方式は、一般選抜(前期・後期日程)、学校推薦型選抜、総合型選抜の3つ
  • 試験の難易度は標準~やや難しい

【大分大学の入試データまとめ】

  • 2023年度入試の一般選抜前期日程の合格倍率は、1.3~2.6倍

【勉強方法まとめ】

  • 記述問題が多いため、過去問をもとにして対策していくのがおすすめ
  • 入試ではハイレベルな戦いになりやすいため、基礎を徹底したうえで、応用問題を解く力をつけることが大切

大分大学の入試対策としておすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育」です。

自分の学習レベルに合った授業で、効率的な理解力・解答力の向上が望めるため、気になる方はぜひお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2023年9月12日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会参加が重要!

予備校選びは、大学受験の合否に大きな影響を与えます。インターネットで確認できる情報だけでは限りがあるため、実際に説明会に参加して、自分に合った予備校を選びましょう。

以下の記事では、予備校の説明会について詳しく解説しています。
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大学受験予備校「説明会」の参加の仕方と確認ポイント


大学受験合格ブログ編集部

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