共通テスト地理B 問題の傾向と対策 | 大学入学共通テストポイント解説

最終更新日:2024/01/09

※この記事は約3分で読めます。

この記事では、共通テストの「地理B」について具体的な内容と、試験に向けて有効な対策法を解説していきます。

出題内容

地理B
第1問 自然環境と自然災害
第2問 資源と産業
第3問 都市と人口
第4問 地誌
第5問 地域調査

配点

大問5問構成です。

試験時間

共通テスト「地理」の試験時間は60分です。

共通テスト地理の特徴

共通テスト「地理」は、大問5問60分のテストなので、単純に割り算をしたら、60分÷5問、1問あたり12分で取り組むことになります。
しかし、大問5の地域調査の分野は少し多めに時間をかけてじっくり考える必要がある問題です。そのため、4問までをできる早く解き、残った時間は大問5に使うのが良いでしょう。

得意不得意の分野に応じ、過去問演習をしながら、自分にとって最善の時間配分を事前に決めておくことを強くお勧めします。

共通テスト地理の攻略法

共通テストの地理対策として「地理用語を丸暗記しても効果は薄い」ということを、受験生には知ってほしいと思います。共通テストでは、いわゆる一問一答形式の問題は出題されません。
大切なのは原理や背景を基にして答えを出すという勉強法です。最低限の地理用語は覚える必要がありますが、常に「「なぜそのようになっているのか?」を考えながら勉強していきましょう。

また、共通テストはマークシート式です。せっかく正解がわかっていても、マークミスをしてしまうと「0点」となります。マークがずれていないか必ず見直しをしましょう。すべてマークし終えてから確認をするのではなく、大問ごとにマークミスをチェックするとすぐに修正することができます。

共通テスト対策「これだけはやめて!」

解けない問題があったら、そこに時間をかけすぎないことが重要です。わからない問題はいったん飛ばして、次の問題に取り組みましょう。時間が余ったら再度、すぐに取り組めるように問題文には後から解くしるしを忘れずにつけてください。また、マークミスをしないように留意しましょう。

高1高2の共通テスト対策

前述の「共通テスト地理の攻略法」に記載したように、共通テスト地理において一番大切なのは、地理用語を丸暗記することではなく、それぞれの地理的現象の背景にあるものをあぶりだすことです。「なぜそうなるのか」を理解することで、正解を芋ずる式に導くことができるようになります。そのため、学校や塾で地理の授業を受けているとき、常に「なぜ」を念頭に置きながら地理を学ぶように心がけましょう。

過去問題の活用

共通テスト「地理」の過去問演習に取り組む際に、特に意識すべきことは「時間を短縮」です。
地理の問題には多くの資料が提示され、それを読んで答えなければなりません。しかし、それを逐一、丁寧に読んでいくと時間が足りなくなってしまうことも…。制限時間が気になる受験生も多いことでしょう。しかし、実は資料をすべて読まなくても解ける問題もあります。例えば、「本文だけ読んで答えが出ないような場合には、資料にも目を通してみる」というのも1つの取り組み方です。共通テストの出題のコツをつかむことでスピードアップが可能ですので、過去問にしっかり取り組みましょう。

ただし、過去問に取り組むのは地理的現象をきっちりと理解した後です。理解することなく大量に過去問に取り組んでも効果が薄いです。まずは、原理や背景をしっかりと自分で頭の中で説明できるようになってから過去問に取り組むようにしましょう。

大学受験合格ブログ編集部

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