【マーチ?旧帝大?日東駒専?】大学群(大学グループ)をレベル別にわかりやすく教えて!

大学受験情報
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こんにちは!四谷学院 受験コンサルタントチームの伊達です。

志望校や大学選びの時期になると、レベルの近い大学がひとくくりにされているのをよく耳にしますよね。

関東であれば「MARCH」「日東駒専」「大東亜帝国」、関西なら「関関同立」「産近甲龍」「摂神追桃」など、様々なグループが存在します。
最近では、人気の変動や新設学部の影響を受けて、新しく耳にするようになった大学群もあります。

もちろん、各大学にはそれぞれ独自の個性や特長があります。
しかし、就職実績や世間からの評価を意識しながら志望校を絞り込んでいく際に、こうした「大学群のレベルや立ち位置」が気になってしまうのもまた事実ですよね。

そこで今回は、全国にたくさんある主要な大学群(大学のグループ分け)について、【2026年最新版】のトレンドや偏差値・難易度の目安を交えながら、どこよりもわかりやすくお伝えしていきます!

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私立大学のグループ分け

現在、日本にある私立大学は約600校(大学全体の約4分の3)にのぼります。
これだけ数が多いと、一体どこを目指せばいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、まずは私立大学の主要なグループから順番に見ていきましょう。
それぞれの大学群の解説からは、各大学の特徴や入試難易度をさらに深掘りした個別記事もチェックできるようになっています。

※目標偏差値は大学や学部によって異なります。気になる大学の数値は、必ず個別で調べましょう。
※目標偏差値は「2026年度入試 受験校決定PERFECT BOOK」を参照しています。模試により偏差値の基準は異なるため注意してください。

関東地方

早慶上智/早慶上理(そうけいじょうち/そうけいじょうり)

【目標偏差値:60台前半 〜 70台前半 程度】
※学部や入試方式により幅がありますが、最難関の看板学部では偏差値70を超える学力が求められます。

「早稲田大学」「慶應義塾大学」「上智大学」「東京理科大学」の4校で構成される、日本の私立大学の最上位グループです。
圧倒的な人気と知名度を誇り、関東圏のみならず全国のトップ層が合格を目指して競い合います。

理系学部が中心の東京理科大学を除外し、私立文系志望者を対象とする場合は「早慶上智」と呼ばれることも多いです。
(※東京理科大学にも経営学部がありますが、社会科目での受験はできません)

【最新の受験トレンド】

近年の早慶上理の入試は、単なる知識の暗記では太刀打ちできない「思考力・表現力」を問う出題へのシフトが進んでいます。
また、上智大学を筆頭に「英検」などの英語外部検定試験のスコアが合否を大きく左右する入試方式が増えているため、高1・高2からの早期対策が合格の鍵を握ります。

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MARCH/GMARCH(まーち/じーまーち)

【目標偏差値:50台後半 〜 60台後半 程度】
※大学や学部・学科、入試方式によって偏差値に大きな幅があります。

「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」「中央大学」「法政大学」という、首都圏を代表する5つの名門私立大学の頭文字をとった大学群です。
古くから非常に人気が高く、ここに「学習院大学」を加えた「GMARCH(ジーマーチ)」という呼び方も広く定着しています。

受験生や保護者の方からも『今の成績だと難しいかもしれないけれど、なんとしてもMARCHレベル以上の大学に行きたい!』という声を毎年よく耳にします。
多くの受験生から目標とされることの多いボリュームゾーンです。

【最新の受験トレンド】

近年のMARCHは入試方式の多様化が著しく、青山学院大学や立教大学を筆頭に、大学入学共通テストの併用や独自の思考力テスト、英検などの外部試験利用が必須となる方式が主流になっています。

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SMART(すまーと)

【目標偏差値:60台前半 〜 70台前半 程度】
※大学や学部により幅がありますが、いずれも全国屈指の難関校であり、高い学力が求められます。

「上智大学(英語名:Sophia University)」「明治大学」「青山学院大学」「立教大学」「東京理科大学」の5校の頭文字を合わせた、近年メディアや受験業界で注目されている新しい大学群です。

従来の「早慶上理」や「MARCH」という歴史的な枠組みを超えて、「現在の入試難易度が非常に近い、実力・人気ともにトップクラスの5校」を実態に合わせて再編した括りといえます。
まだ保護者世代には馴染みが薄いかもしれませんが、現在の受験リアルを映す言葉として少しずつ浸透してきています。

【最新の受験トレンド】

SMARTに属する大学は、いずれも「高度な英語力」や「思考力・記述力」を重視する最先端の入試改革を行っているのが共通点です。
特に上智・青学・立教では英語外部検定試験(英検など)のスコアや共通テストの併用が合否の鍵を握るため、従来の「私大3教科のマークシート対策」だけでは合格が難しくなっています。
早めの情報収集と、記述・論述まで見据えた本質的な学力アップが必要です。

成成明学/成成明学獨國武(せいせいめいがく/せいせいめいがくどっこくむ)

【目標偏差値:50台後半 〜 60台前半 程度】
※大学や学部・学科により幅がありますが、近年難化が進んでおり、上位学部はMARCHレベルに匹敵します。

「成蹊大学」「成城大学」「明治学院大学」の3校による「成成明学」に、「獨協大学」「國学院大学」「武蔵大学」の3校を加えた大学群です。

首都圏以外では少し馴染みが薄いかもしれませんが、いずれも長い歴史とブランド力を持つ伝統校です。
入試難易度の面では「MARCH」と「日東駒専」の中間に位置づけられることが多く、就職実績や評判も非常に高い実力派のグループです。

【最新の受験トレンド】

近年の「安全志向(確実に現役合格したい傾向)」や大学独自の魅力的なカリキュラムが評価され、伝統的なMARCHの併願校という枠を超えて第一志望とする受験生が増加しています。
特に武蔵大学の「独自のゼミ教育」や國學院大学の「文学・史学系」、獨協大学の「外国語・国際系」などは非常に人気が高く、学部によってはMARCH並みの難度になることも珍しくありません。
各大学が独自の入試方式(独自英語の廃止や全学部日程の拡充など)を展開しているため、早い段階からの過去問研究が必須です。

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日東駒専(にっとうこません)

【目標偏差値:50台前半 〜 60台前半 程度】
※近年は人気が高まっており、人気学部や入試方式によっては60以上の高い学力が求められます。

「日本大学」「東洋大学」「駒澤大学」「専修大学」という、関東地方を代表する大規模私立大学の頭文字を合わせた大学群です。
各大学ともに非常に多くの学生数を抱えており、全国的な知名度や就職実績、OB・OGのネットワークの強さも抜群です。

【最新の受験トレンド】

かつては「MARCHの併願校(滑り止め)」として位置づけられることが多かった日東駒専ですが、近年の受験生の根強い「現役・安全志向」や、各大学の積極的なキャンパス移転・学部新設により、「第一志望として最初からここを狙う」受験生が急増しています。
特に東洋大学の情報系や国際系学部などの躍進は目覚ましく、入試難易度がMARCHレベルに匹敵する学部も珍しくありません。
また、共通テスト利用入試のボーダーラインも高止まりしているため、一般選抜の独自試験対策(基礎〜標準レベルの徹底的なノーミス化)を早期から行うことが合格の絶対条件となっています。

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大東亜帝国(だいとうあていこく)

【目標偏差値:40台前半 〜 50台前半 程度】
※大学や学部・学科、入試方式によって幅がありますが、近年は人気が上昇しており、手堅い対策が必要です。

「大東文化大学」「東海大学」「亜細亜大学」「帝京大学」「国士舘大学」という、関東地方の有名私立5校で構成される大学群です。
「日東駒専」に次ぐグループとして全国的にも高い知名度を誇り、いずれも多くの学生が在籍する大規模な総合大学が並びます。

【最新の受験トレンド】

近年の「確実に現役合格を目指す志向」の高まりを受け、日東駒専などの上位校から受験生が流入しており、かつてに比べて「合格が簡単ではなくなっている」のが近年の大きなトレンドです。
各大学の入試問題は教科書レベルの「基礎・基本」が中心ですが、それゆえに高得点での争いになりやすく、ケアレスミスが命取りになります。
また、東海大学の文理融合型の改組や、大東文化大学の国際系など、時代に合わせた学部改編も活発に行われており、事前の入試情報のチェックと徹底した教科書レベルの穴埋めが合格への鍵となります。

そのほかのグループ(関東)

拓玉産大(たくたまさんだい)

【目標偏差値:40台後半 〜 50台前半 程度】

「拓殖大学」「玉川大学」「産業能率大学」「大正大学」の4校で構成される大学群です。
入試難易度の面では、おおむね「日東駒専」と「大東亜帝国」の中間に位置づけられています。

文東立松/文東立松産玉武(ぶんとうりっしょう/さんたまぶ)

【目標偏差値:50台前半 〜 50台後半 程度】

「文教大学」「東京経済大学」「立正大学」「二松学舍大学」の4校による括りです。
ここに、同レベル帯とされる「産業能率大学」「玉川大学」「武蔵野大学」を合わせて数えることもあります。

関東上流江戸桜(かんとうじょうりゅうえどざくら)

【目標偏差値:40台前半 〜 40台後半 程度】

「関東学園大学」「上武大学」「流通経済大学」「江戸川大学」「桜美林大学」の5校からなる大学群です。
全体の入試難易度としては、「大東亜帝国」よりやや控えめな位置づけとなっています。

関東中流(かんとうちゅうりゅう)

【目標偏差値:40台前半 〜 40台中盤 程度】

「関東学院大学」「東京国際大学」「中央学院大学」「流通経済大学」の4校をまとめた大学群です。

中東和平成立(ちゅうとうわへいせいりつ)

【目標偏差値:40台前半 〜 50台前半 程度】

「中央学院大学」「東京国際大学」「和光大学」「平成国際大学」「立正大学」の5校をまとめたグループです。
難易度の幅が比較的広く、語感の良さから生まれた括りとも言えます。

明明大工目(めいめいだいこうもく)

【目標偏差値:40台前半 〜 40台後半 程度】

「明星大学」「明海大学」「大正大学」「東京工芸大学」「目白大学」の5校からなる大学群です。

東京六大学(とうきょうろくだいがく)

【目標偏差値:60台前半 〜 70台前半 程度】(※東京大学を除く)

「慶應義塾大学」「法政大学」「明治大学」「立教大学」「早稲田大学」に、国立の「東京大学」を加えた6校です。
元々は大学野球のリーグ戦を行うために結成された歴史あるグループですが、現在ではほかのスポーツや文化系活動などでも幅広く交流が行われています。

四工大/東京理工系4大学(よんこうだい)

【目標偏差値:50台前半 〜 60台前半 程度】

「芝浦工業大学」「東京電機大学」「東京都市大学」「工学院大学」という、東京都内にキャンパスを構える理工系の4私大です。
単なる難易度での括りだけではなく、大学間での単位互換制度や学園祭の共催、共同の研究発表など、非常に横のつながりと交流が深い実力派の大学群です。

女子大御三家/茶津本東(じょしだいごさんけ/ちゃつぽんとん)

【目標偏差値:50台前半 〜 60台前半 程度】(※お茶の水女子大学を除く)

「津田塾大学」「日本女子大学」「東京女子大学」の3校は、関東の私立女子大の「御三家」として高いブランド力を誇ります。
ここに国立の「お茶の水女子大学」を含めたトップ4校を、それぞれの頭文字から「茶津本東」と呼ぶこともあります。

聖清白フ(せいせいしらふ)

【目標偏差値:40台後半 〜 50台前半 程度】

「聖心女子大学」「清泉女子大学」「白百合女子大学」「フェリス女学院大学」の4校からなる、伝統あるお嬢様系女子大のグループです。

関西地方

関関同立(かんかんどうりつ)

【目標偏差値:50台後半 〜 60台後半 程度】
※大学や学部・学科、入試方式によって幅がありますが、最難関の同志社大学などを筆頭に高い学力が求められます。

「関西大学」「関西学院大学」「同志社大学」「立命館大学」の4校で構成される、関西地方のトップ私大グループです。
関西大学と関西学院大学は地元の近畿地方出身者が多く、同志社大学や立命館大学は比較的全国から学生が集まる傾向にあります。

関西や西日本エリアだけでなく、全国的にも知名度や評価の高い大学群です。
関東の「MARCH」と近いレベル帯として考えられており、首都圏・近畿圏の枠を超えてどちらも出願校に組み込む受験生は少なくありません。

【最新の受験トレンド】

関東のMARCHと同様に、関関同立でも入試方式の多様化と英語外部試験(英検など)の利用拡大が加速しています。
特に立命館大学の「共通テスト併用方式」や、関西学院大学の「記述式を重視した独自入試」など、大学ごとに求める学力のカラーがはっきりと分かれるようになりました。
また、近年は同志社大学を筆頭に一般選抜の合格者数を絞り込む傾向が続いており、基礎の徹底はもちろん、志望校に特化した過去問対策をどれだけ早く始められるかが勝負を分けます。

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産近甲龍(さんきんこうりゅう)

【目標偏差値:50台前半 〜 60台前半 程度】
※近年は人気が非常に高まっており、人気学部や入試方式によっては60以上の高い学力が求められます。

「京都産業大学」「近畿大学」「甲南大学」「龍谷大学」の4校で構成される、関西地方を代表する有名私立大学群です。
「関関同立」に次ぐグループとして知られ、関東の「日東駒専」と比べられることが多くなっています。

【最新の受験トレンド】

かつては関関同立の併願校という位置づけが一般的でしたが、近年の現役・安全志向や、各大学の先進的な教育・キャンパス改革により、「第一志望として最初から産近甲龍を狙う」受験生が急増しています。
特に、志願者数で全国屈指の規模を誇る近畿大学の全学的な人気や、伝統的な文系学部に強みを持つ龍谷大学の難化傾向などは目覚ましく、関関同立と大きく変わらない難易度になることも珍しくありません。
入試の主流である「公募推薦入試(学校推薦型選抜)」の段階から激しい競争になるため、主要教科の「基礎〜標準レベル」を早期に完璧に仕上げておくことが合格の絶対条件です。

そのほかのグループ(関西)

摂神追桃(せっしんついとう/せっしんおうとう)

【目標偏差値:40台中盤 〜 50台前半 程度】

「摂南大学」「神戸学院大学」「追手門学院大学」「桃山学院大学」の4校で構成される大学群です。
関東の「大東亜帝国」と比べられることもあります。
近年は「確実に現役合格を目指す志向」から上位志望生の併願先として人気が高まっており、特に医療系や心理系などの看板学部は徹底した基礎対策が必要です。

外外経工佛(がいがいけいこうぶつ)

【目標偏差値:40台後半 〜 50台後半 程度】

「関西外国語大学」「京都外国語大学」「大阪経済大学」「大阪工業大学」「佛教大学」の5校からなる大学群です。
語学、経済、理工、教育・福祉といった特定の専門分野に抜群の強みを持つ実力派が集まっています。
全体の難易度は「産近甲龍」に次ぐ位置づけですが、関西外国語大学の国際系や、大阪工業大学の建築・情報系など、分野によっては産近甲龍を上回る高い難易度と人気を誇ります。

神姫流兵(しんきりゅうへい/じんきりゅうひょう)

【目標偏差値:40台前半 〜 40台中盤 程度】

「神戸国際大学」「姫路獨協大学」「流通科学大学」「兵庫大学」の4校をまとめた大学群です。
いずれも兵庫県内にキャンパスを構えており、地域に根ざした教育を展開しています。

東海地方

関東や関西とは異なり、東海地方は愛知県に私立大学が集中しているのが特徴です。
また、この地域は伝統的に「私大よりも国公立」と考える受験生や保護者が多く、私立専願の場合でも、県内だけでなく関東(MARCH)や関西(関関同立)の上位校を積極的に目指す傾向にあります。

東海地方のグループ

愛愛名中(あいあいめいちゅう)

【目標偏差値:40台後半 〜 50台後半 程度】

「愛知大学」「愛知学院大学」「名城大学」「中京大学」の4校で構成される、東海地方(中京圏)を代表する中堅私立大学群です。
関東の「日東駒専」、関西の「産近甲龍」に相当する位置づけで、地元での就職実績や知名度は抜群です。

南愛名中(なんあいめいちゅう)

【目標偏差値:50台前半 〜 60台前半 程度】

上記の「愛愛名中」から愛知学院大学を除き、東海地方の私大でトップの評価を受ける「南山大学」を加えた4校の括りです。
実質的な地域最難関グループとして扱われています。

名名中日(めいめいちゅうにち)

【目標偏差値:40台前半 〜 50台前半 程度】

「名古屋学院大学」「名古屋学芸大学」「中部大学」「日本福祉大学」の4校をまとめた大学群です。
全体の難易度は「愛愛名中」に次ぐ位置づけですが、名古屋学芸大学の医療・栄養系や、日本福祉大学の社会福祉など、全国的に評価の高い看板分野を持つ大学が集まっています。

SSK(えすえすけー)

【目標偏差値:40台中盤 〜 50台前半 程度】

「椙山女学園大学」「愛知淑徳大学」「金城学院大学」の3校を指す、伝統的な愛知県の女子大御三家(※愛知淑徳大学は現在共学化)の総称です。
文学・ライフスタイル系から、教育・医療系などの人気学科まで幅広く擁しており、地元でのブランド力や就職実績には根強いものがあります。

国公立大学のグループ分け

国公立大学のグループは、主に「入試難易度でまとめたもの」と、「同時期に設立された大学をまとめたもの(歴史や出自)」の2つに分かれます。
近年は受験の現場であまり使われなくなった呼び方も一部ありますが、各大学の「評価」や「伝統・ブランド力」の指標として、知っておいて損はないでしょう。

入試で必要な科目が多くなるほど目標偏差値は低い数値が出ます。
そのため、科目数が異なる国公立と私立の偏差値を単純比較しないよう、注意が必要です。

また、文系と理系では入試科目が異なるため、こちらも単純比較はできません。
あくまで他大学との比較ではなく、自分の志望校合格に向けて、模試での目標偏差値を設定する際などに参考にしてくださいね。

※目標偏差値は大学や学部によって異なります。気になる大学の数値は、必ず個別で調べましょう。
※目標偏差値は「2026年度入試 受験校決定PERFECT BOOK」を参照しています。模試により偏差値の基準は異なるため注意してください。

東京一工(とうきょういちこう/とうきょういっこう)

【目標偏差値:60台後半 〜 70台後半 程度】

「東京大学」「京都大学」「一橋大学」「東京工業大学(現・東京科学大学)」の4校は、国内でトップの大学群と言えるでしょう。
誰もが知る東大・京大に加え、それぞれ文系・理系の最高峰である一橋大・東工大は、古くから評価を受けてきた「難関4大学」とも呼ばれます。

【最新の受験トレンド】

東京工業大学は東京医科歯科大学と統合し、「東京科学大学」となりました。
近年は共通テストのボーダーが極めて高く、1次試験での失点が命取りになります。
※東京科学大学は、共通テストを第一段階選抜(足切り)の基準としてのみ利用
さらに2次試験(個別学力検査)では日本最高峰の記述力・思考力が求められるため、早期からの東大・京大・一橋・科学大に特化した高度な2次対策が必須です。

旧帝大(きゅうていだい)

【目標偏差値:60台前半 〜 70台後半 程度】

北海道大学」「東北大学」「東京大学」「名古屋大学」「大阪大学」「京都大学」「九州大学」と、帝国大学を前身とする7校は「旧帝大」と呼ばれています。
間違いなく最上位に位置づけられる大学群であり、『仙台で生まれたから東北大』『東海地方にいるから名古屋大』のように、地元に近い旧帝大を志す進学校の生徒は非常に多いです。

一方、どの旧帝大も文系・理系ともに豊富な学部が揃っていることから、自分の学びたい学問や研究室の充実度にフォーカスして志望校を選択することも可能です
しっかりと各大学のことを調べた上で進路検討を行いましょう。

【最新の受験トレンド】

地元でのブランド力や就職実績が圧倒的なため、現役志向の強まりとともに「地元の旧帝大」へ確実に合格したい層の競争が激化しています。
理系を中心に研究環境の評価が世界的に高く、文系・理系ともに共通テストの科目数が多いため、苦手教科を作らない全方位の基礎固めが合否を分けます。

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筑横千(つくよこち)

【目標偏差値:60台前半 〜 60台後半 程度】

波大学」「浜国立大学」「葉大学」の3校。
「東(京)一工」に次ぐ、人気が高い関東地方の国立大学と言えます。

【最新の受験トレンド】

都心へのアクセスが良く、研究環境も旧帝大に匹敵することから、首都圏の最難関私立(早慶上理)との併願先として非常に人気が高まっています。
共通テストの配点比率が高い学部が多く、記述対策だけでなく、1次試験での高得点キープが合格への必須条件です。

金岡千広(かねおかちひろ)

【目標偏差値:50台後半 〜 60台前半 程度】

沢大学」「山大学」「葉大学」「島大学」の4校。
帝国大学が存在しなかった北陸地方や中国地方のなかで、それに近い役割を担ってきた地方の有力な大学群です。

そのため、関東にある千葉大を外して「金岡広(かねおかひろ)」と表現されることもあります。

【最新の受験トレンド】

それぞれの地域における就職・ブランド力は旧帝大に次ぐ圧倒的な強さを誇ります。
入試は共通テストと2次試験(個別試験)の配点比率がバランスよく組まれている学部が多くなっています。
また、2次試験では旧帝大ほどの奇問は出ないものの、標準レベルの良問をミスなく解き切る高い記述力が求められるため、どちらの試験も取りこぼせない総合力が必須です。

そのほかのグループ

旧六医大(きゅうろくいだい)

【目標偏差値:60台後半 〜 70台中盤 程度(医学部のみ)】

「千葉大学」「金沢大学」「新潟大学」「岡山大学」「長崎大学」「熊本大学」の6校。
いずれも設立時は医学専門学校でしたが、のちに医科大学、そして現在のような総合大学へと昇格していきました。
旧帝大に次ぐ歴史のある大学であり、医学部の評価は特に高くなっています。

旧三商大(きゅうさんしょうだい)

【目標偏差値:60台前半 〜 70台前半 程度(経済・経営・商学部のみ)】

「一橋大学」「神戸大学」「大阪公立大学」の3校。
いずれも設立時は商業専門学校でしたが、のちに商業大学、そして現在のような総合大学へと昇格していきました。
商学部に限らず、人気の高い大学群です。

旧三工大(きゅうさんこうだい)

【目標偏差値:60台前半 〜 60台後半 程度(工学部のみ)】

「東京工業大学(現・東京科学大学)」「大阪工業大学(現在の大阪大学工学部)」「旅順工科大学(現在は閉鎖)」の3校。
現在はあまり呼ばれることのないグループです。

旧二文理大(きゅうにぶんりだい)

【目標偏差値:60台前半 〜 60台後半 程度】

「筑波大学」「広島大学」の2校。
2校のみのため、近年の受験ではあまり呼ばれることのないグループですが、いずれも人気の高い大学です。

TOCKY(とっきー)

【目標偏差値:60台前半 〜 60台後半 程度】

「筑波大学」「お茶の水女子大学」「千葉大学」「神戸大学」「横浜国立大学」の5校です。
「筑横千」にお茶の水女子大と神戸大を加えたグループで、実力・人気ともに「旧帝大」に次ぐ難関の国公立大学群として、近年特にまとめられることが増えました。

5S大学(ふぁいぶえすだいがく)

【目標偏差値:50台前半 〜 50台後半 程度】

「埼玉大学」「信州大学」「新潟大学」「静岡大学」「滋賀大学」の5校。
新潟大学の略称である「新大(しんだい)」を含め、各校の頭文字の「S」をまとめて「5S」と表現します。
いずれも各地域を代表する有力な国立大学で、地方国立大のなかでも入試難易度やブランド評価が比較的高いため、地元だけでなく全国から受験生が集まる基準校となっています。

電農名繊/農繊名電(でんのうめいせん/のうせんめいでん)

【目標偏差値:50台後半 〜 60台前半 程度】

「電気通信大学」「東京農工大学」「名古屋工業大学」「京都工芸繊維大学」の4校です。
いずれも東京・名古屋・京都という都市部に位置する、理系(理工・農学)に特化した専門性の高い国立大学群です。
一般的な知名度以上に企業からの評価や就職実績が極めて高く、入試難易度や倍率も旧帝大に迫るほどの数字となっています。

STARS大学(すたーずだいがく)

【目標偏差値:40台後半 〜 50台中盤 程度】

「佐賀大学」「鳥取大学」「秋田大学」「琉球大学」「島根大学」の5校です。
各大学の頭文字を合わせた通称で、共通テストの得点負担や二次試験の難易度が比較的厳しすぎない、地方の国立大学としてまとめられています。
現役で国立大へ進学したい受験生にとっては、重要な選択肢となります。

北北秋琉室(ほくほくしゅうりゅうしつ)

【目標偏差値:40台中盤 〜 50台中盤 程度】

「北見工業大学」「北海道教育大学」「秋田大学」「琉球大学」「室蘭工業大学」の5校です。
STARS大学と同程度の入試難易度ですが、こちらは北海道・秋田・沖縄という立地面から、1つのグループとしてまとめられることがあります。
室蘭工業大や北見工業大など、特定の専門分野を少人数で深く学べる環境が整っているのが特徴です。

駅弁大学(えきべんだいがく)

【目標偏差値:40台中盤 〜 50台前半 程度】

旧帝大などの旧制大学とは別に、第二次世界大戦後に各都道府県に新設された国立大学の総称です。
「急行列車が止まって駅弁が売られるような、地方の主要駅近くにある国立大学」ということから名付けられた歴史的な俗称であり、現代ではあまりポジティブな意味合いでは使われません。
「各県にある標準的な地方国立大学全般」を指す言葉として認識しておけば良いでしょう。

大学群 まとめ

大学群偏差値目安表2026

今回はさまざまな大学群について確認しました。
大まかなレベル帯のイメージを把握して、これからの志望校選びの参考にしてみてください。

ただし、国公立大学と私立大学では入試に必要となる科目数が大きく異なるため、模試の偏差値だけで単純に難易度を比較することはできません

ほかにも、各地方で独自に呼ばれているグループ名はいくつか存在します。
ここで最も大事なのは、「大学群という情報を正しく使う」ことです。

今回紹介してきた大学群は、大学側が公式に設定しているものではありません。
あくまで予備校が受験指導の上で呼びやすいように名付けたものや、ネットなどで自然発生的に生まれたものです。
そのため、これらの括りを極度に信頼し、振り回されてしまうのは避けましょう。

また、目安となる目標偏差値も入試のトレンドによって毎年変わります。
数字や通称のイメージだけにこだわるのではなく、本当に自分に合った大学を見つけることが何よりも大切です。

なんとなくの評判だけで志望校を決めるのではなく、必ず気になっている大学については個別に最新の情報を集めましょう。
自分が少なくとも4年間、あるいはそれ以上の学生生活を送る環境なのですから、真剣に悩んで調べた時間が無駄になることは絶対にありません。

「まだ行きたい大学が絞りきれていない」「どの情報を信じて良いのかわからない…」と一人で悩みを抱えている人は、一度大学受験のプロに相談してみませんか?

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大学受験合格ブログ編集部S

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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