【生物】ミツバチの「社会」年寄りのミツバチは巣の外でハードワーク!?

最終更新日:2021/09/01

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の山中です。
今日は、「生物」の分野から、興味深い話をご紹介します!

ミツバチの“社会”

8の字ダンスで有名なミツバチは、シロアリとともに社会性昆虫の代表種です。

1つの巣は数万匹の働きバチ(ワーカー)と1匹の女王バチからできています。
この働きバチは全てメスで、様々な仕事を分担しています。
仕事内容は巣の掃除や建築、敵からの巣の防衛、花粉や水を集める採餌活動などです。これらの仕事は適当に分担されているわけではなく、若いハチは巣内での仕事、年寄りのハチは巣外での仕事をします。

いったいなぜなのでしょうか?
若さなど関係なく、みんなで仕事を分担するほうがより多くの仕事をこなせそうに思いますよね?

実はこの理由は・・・
巣外の仕事は巣内の仕事に比べて外敵や悪天候などの危険が多く、巣に帰れずに死亡する可能性が高いため、残りの寿命が短い年寄りのハチがその仕事をすることで巣全体のコストを小さくするためと言われています。

面白いことに、これらの仕事の分担は女王バチが命令しているわけではなく、個体間のコミュニケーションを通してそれぞれのハチが何をするべきかを判断し、巣全体としてうまく機能しています。

生物の一生の中で最も大切なことは、自分の遺伝子を次世代に残すことです。
そのためには過酷な自然環境を生き抜く必要があり、生き抜くための特徴を生物は持っています。一見どういう意味をもつのかわからない特徴も、実は私たちが気付かないところでその生物の生存に役立っていて、そうした特徴をもつ生物が生き残り、進化してきたのです。

受験生の皆さん、勉強は楽しんだ人勝ちです。
受験生物では確かに暗記しないといけない部分も多く、気持ち的に苦しいと感じることもあるかもしれません。ただそれ以上に、
「この仕組みってどうなっているんだろう?」
「なぜこんな仕組みになっているんだろう?」
という好奇心を大切に勉強していきましょう!

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