大学受験で重要な古典文学史とは?入試でよく出る文学作品のゴロ合わせも紹介!
最終更新日:2023/03/16
大学受験では、古典文学史に関わる出題もされますが、苦手にしている受験生も多いと思います。
必要なのはわかっているけど、全然覚えられない!
と苦しんでいる受験生もいますが、丸暗記しようとしていませんか?
古典文学史の覚え方
文学史を覚えるにはコツを押さえる必要があります。
文学史が出たら確実に得点できる!満点が取れるようにしっかり学んでいきましょう。
▼近代文学史はこちら


たとえば、「大鏡」は1111年だから覚えやすい。「方丈記」も1212年、「徒然草」は1331年で、これらも超重要かつ比較的覚えやすいよね。


たとえば、「大和物語」は「伊勢物語」の影響を受けて成立していて、「大和(現在の奈良県)」の名は「伊勢(現在の三重県)」に対する命名であると言われているんだ。だから伊勢→大和。また、姫君が継母からいじめにあうことで有名な「落窪物語」は「源氏物語」に影響を与えているし、「枕草子」にも言及が見える。


だから、栄花→大鏡→今鏡→水鏡→増鏡。


(古今集→後撰集→拾遺和歌集→後拾遺和歌集→金葉集→詞花集→千載集→新古今集)
なんて覚え方もあるから活用してみてねー。

古典文学史の不安を一掃!語呂合わせで楽に覚える
ゴロ合わせはイメージを膨らませるのにとても便利です。前後関係が分かると、中身の理解も深まりますから、「古典文学史なんてキライ」と毛嫌いせずにぜひチャレンジしてみてくださいね。
四鏡
四鏡は、「栄花物語」は後の歴史物語の下地。スタート!「栄花」だいこんみずまし
(1)大鏡 だい
(2)今鏡 こん
(3)水鏡 みず
(4)増鏡 まし
勅撰集
勅撰集は「この55(ご じゅう ご)の教室では金曜 しか 洗剤を新しくしない」
(1)古今集 この
(2)後撰集 ご
(3)拾遺和歌集 じゅう
(4)後拾遺和歌集 ご (の教室では)
(5)金葉集 きんよう
(6)詞花集 しか
(7)千載集 せんざい(を)
(8)新古今集 あたらしくしない
古典文学史が出題されたら確実に得点できるようにしっかり学んでいきましょう。

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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