お茶大の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

  公開日:2020/06/12
最終更新日:2021/04/20


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お茶大の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

お茶の水女子大学は、日本に数多くある女子大のなかでも、名門中の名門。女子大の最高峰と言われるほど、難易度が高い大学としても知られており、憧れている受験生も多いでしょう。

しかし、お茶大に入るためにどのような対策をすればいいのか分からず、悩んでいる受験生もいるのではないでしょうか?

そこでこの記事では、お茶の水女子大学の求めている人材や難易度、受験方式や合格最低点、出願者などの各種データをご紹介します。また、記事の後半では、合格のための勉強方法も解説します。受験を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。

※本記事に記載されている情報は2020年6月12日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

 

お茶大で問われる能力と難易度

お茶大で問われる能力と難易度
日本初の官立女子高等教育機関であるお茶大は、135年もの歴史を誇る名門大学。少人数制だからこそ実現する高度な教育は、文理融合のリベラルアーツを基礎としているのが特徴です。

そんなお茶大に入るためには、まず、お茶大がどんな人材(学生)を求めているのか、どれくらいの難易度なのかを把握しておきましょう。

 

お茶大はどんな人材(学生)を求めているか?

お茶大は、以下の標語を掲げ、多くの優れた女性たちを輩出してきた大学です。

お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性にとって、 真摯な夢の実現の場として存在する。
引用元:お茶の水女子大学 大学憲章

その標語の通り、お茶大の学士課程カリキュラム・ポリシーには、卒業論文や卒業研究の必要性と共に、創造力と実践性を備えた高度な専門的能力や発信・交渉能力、領域横断的な視野、変化に対応する判断力を身につけることが記載されています。

知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。
引用元:お茶の水女子大学の教育とアドミッション・ポリシー

アドミッション・ポリシーに上記文言が記載されていることからも分かるように、主体的かつ積極的に学業に取り組んで、知識や広い視野を身につけられる人材を求めています。

 

お茶大の難易度は?

お茶大は、全国の女子大のなかで最も難易度が高いと言われており、「THE世界大学ランキング日本版2019」では、全国25位に位置しているほどです。少人数制教育を導入していることも、競争率を高くしている要因の1つです。

偏差値が60を超える学部もあり、最も難易度の高い生活科学部は62.5〜65にも及びます。

 

お茶大の入試概要

受験生にとって最も重要なのが、入試概要。どの受験方式を選択するか、どの学部を志望するかによって、目指す学力ラインや対策が異なります。

ここでは、受験資格や試験科目と合格要件、入試の合格者最低点、出願者数や倍率のデータなど、お茶大の入試概要についてご説明します。

※本記事に記載のデータは、2020年6月12日現在のものです。

 

受験資格について

お茶大の一般入試における受験資格は、以下の4つ。ただし下記に加えて、受験する年の共通テストで指定の教科、科目を受験する必要があります。

1.高等学校(中等教育学校を含む)を卒業した者、及び入学年の3月卒業見込みの者。
2.通常の課程による12年の学校教育を修了した者、及び入学年の3月までに修了見込みの者。
3.学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、18歳に達した者及び入学年の3月31日までに18歳に達する者
4.上記⑴⑵⑶に該当しない者について、大学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者で、18歳に達した者及び入学年の3月31日までに18歳に達する者

引用元:お茶の水女子大学 入学者選抜要項(令和2年度時点)

 

試験科目や合格要件

ここでは、お茶大の学部ごとの試験科目や配点をご紹介します。なお、ここでは一般入学試験の前期日程における個別学力検査の試験科目などについて解説します。

 

文教育学部

文教育学部の試験科目や配点は、以下の通り。ただし言語文化学科は数学を選択不可、芸術・表現行動学科は下記の試験科目に実技が追加されます。

教科 科目 出題範囲 配点
選択科目(どちらか1科目を選択) 国語 国語総合、現代文B、古典B 200

※芸術・表現行動学科 舞踏教育学 専修プログラムは100点

数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B
外国語 英語 コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 200

※芸術・表現行動学科 舞踏教育学 専修プログラムは100点

総合計 400

※芸術・表現行動学科 舞踏教育学 専修プログラムは200点

 

理学部

理学部の試験科目は、以下の通り。ただし、情報科学科は選択科目に数学が加わり、そこから2科目選択します。

また、物理学科は物理のみ選択可能、化学科は化学、生物学科は生物を選択したうえでさらに1科目選択します。学科によって試験科目や選択可能な科目が異なるので、注意してチェックしておきましょう。

教科 科目 出題範囲 配点
数学 数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B 100

※数学科はさらに専門科目で200点加わり、物理学科、情報科学科は200点の配点

 

理科(どれか1科目を選択) 物理 物理基礎・物理 100

※物理学科は200点

生物 生物基礎・生物
化学 化学基礎・化学
外国語 英語 コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 100

※物理学科は50点

 

総合計 500

※物理学科は450

 

 

生活科学部

生活科学部の試験科目は、学科ごとで異なります。受験する学科を決める参考にしてください。

<食物栄養学科、人間・環境科学科>

教科 科目 出題範囲 配点
数学 数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B 200
理科(どれか1科目を選択) 物理 物理基礎・物理 100

 

生物 生物基礎・生物
化学 化学基礎・化学
外国語 英語 コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 200

 

総合計 500

 

<人間生活学科、心理学科>

教科 科目 出題範囲 配点
選択科目(どちらか1科目選択) 国語 国語総合、現代文B、古文B 250
数学 数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B
外国語 英語 コミュニケーション英語Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 250

 

総合計 500

 

 

入試の合格最低点は?

目指す学力ラインを明確化するために、合格最低点も把握しておきましょう。なお、ここでご紹介するのは2020年度における一般入学試験の前期日程データです。

学部 学科 コース 配点 最低点
文教育学部 人文科学科 800 604
言語文化学科 800 600
人間社会科学化 800 611
芸術・表現行動学科 舞踏教育学 800 521
音楽表現 800 実技試験が総合判定の資料となっているため非開示
理学部 数学科 725 456
物理学科 700 464
化学科 950 698
生物学科 900 600
情報科学科 900 631
生活科学部 食物栄養学科 1000 767
人間・環境科学科 1000 736
人間生活学科 1000 759
心理学科 1000 753

出典:合格者合計点の平均ほか | お茶の水女子大学

 

出願者数や倍率は?

学部別の出願者数や合格者数、倍率などのデータは以下の通りです。なお、ここでは2020年度における、一般入学試験の前期日程データをご紹介します。

後期日程の場合は倍率が高くなる傾向にあり、人文学科や数学科などの人気学科は、約20倍になることも。後期日程で受験する方は、こちらをチェックしておきましょう。

学部 学科 コース 出願者数 倍率
文教育学部 人文科学科 80 2.50
言語文化学科 174 2.83
人間社会科学化 64 2.54
芸術・表現行動学科 舞踏教育学 45 3.92
音楽表現 10 2.40
理学部 数学科 60 4.77
物理学科 51 3.79
化学科 31 2.00
生物学科 36 2.28
情報科学科 59 2.61
生活科学部 食物栄養学科 98 3.19
人間・環境科学科 39 2.37
人間生活学科 83 2.59
心理学科 77 3.43

出典:令和2年度一般入試実施状況 | お茶の水女子大学

 

お茶大に合格するための勉強方法

お茶大に合格するための勉強方法
全国的にも珍しい国立の女子大であるお茶大について、ここまでアドミッション・ポリシーやデータなどを通じてご紹介してきましたが、「実際にどんな勉強をすれば合格できるのか?」を知りたいという方も多いでしょう。

そこでここでは、お茶大に合格するための勉強ポイントや受験期の過ごし方、予備校に通う際の注意点などを解説します。

 

お茶大に入るには、何をすればいい?

お茶大は女子大の最高峰とも言われているだけあって、入試問題の難易度は高いです。さらに得点率も高いため、難易度の高い問題であっても高得点を獲得しなければなりません。

記述式や論述など、自分の考えを書いたり解にいたる過程を分かりやすく書いたりする問題が多く出題されるため、問題演習などで知識の活用・応用を訓練しておく必要があります。

典型的な問題もある一方、独特な問題も出題される傾向にあるので、過去問は繰り返し解いておくのがおすすめです。

 

受験期の過ごし方

高校3年生の1年間は、受験において重要な期間です。ここの過ごし方によっては、大きく成績を伸ばすことも可能です。しかし、「どう過ごせばいいか分からない」「何をポイントにスケジュールを立てればいいか分からない」という方も多いでしょう。

そこでここでは、季節ごとにおすすめの過ごし方をご紹介します。

●春(4〜6月):基本を徹底しておこないましょう。易しめの問題集や青チャートなどを利用して、苦手分野のあぶり出しと基礎学力の向上を図ります。
●夏(7〜9月):長期休みでまとまった時間がとれる夏は、苦手分野を克服するのに最適な期間。春に見つけた苦手分野を集中的に潰して、基礎の総復習をしましょう。夏休み前に日々の学習計画を立てておくのがおすすめです。
●秋(10〜12月):問題演習をおこなう期間。共通テストの予想問題集や模試などを利用して、これまでに身に付けた知識のアウトプットの訓練をしましょう。
●冬(1月〜):共通テスト対策と同時並行して、個別学力検査の対策をおこないましょう。問題の傾向などを把握して、効率良く対策することが大切です。

 

勉強ポイント

各科目の勉強ポイントは、以下の通り。

●英語:お茶大の英語は、全問記述式。長文問題3つと英作文問題1つの4つの大問で構成されていることがほとんどなので、文法をしっかりと学習しておくことが大切です。長文問題の難易度は高めなので、速読力と正確性を身に付けることもポイントです。

●国語:現代文、古文、漢文が、それぞれ1つずつの計3つの大問で構成されています。古文、漢文の難易度はそれほど高くありませんが、用語などの知識が必要。現代文は評論であることが多く、意見論述があるのが特徴です。自分の考えを分かりやすく書けるように、練習しておきましょう。

●数学:共通問題の数学では、数学ⅠA、ⅡBの範囲から出題されることがほとんど。問題のレベルは標準程度ですが、だからこそ1つのミスが合否に大きく響きます。取りこぼしのないように点数をとれるよう、確実性を上げる勉強をしておきましょう。専門科目の数学は、数学Ⅲからの出題がほとんど。難易度もかなり上がるので、過去問演習を繰り返しおこないましょう。

●物理:物理学科の場合は力学、電磁気学、波動、熱力学の4分野からまんべんなく出題されますが、それ以外の学科の場合は力学と電磁気学、熱力学の3分野のみの出題です。記述式なので、答えにいたる過程も重視されるのが特徴。近似式も頻出しているので、問題演習や過去問演習で対策しておきましょう。

●化学:計算問題の比重が大きいのが特徴。ほかの大学入試ではあまり見られない問題もあるので、基本的な知識はもちろん、応用できる力を身につけておくことが重要です。解答は記述式で、論述問題もあります。

●生物:実験考察問題が中心。問題の情報量が多いので、いかに短い時間で与えられた情報を整理できるかが重要になります。こちらも難易度は高く、ほかの大学入試ではあまり見られない問題もあるので、過去問演習などで対策をおこないましょう。

 

予備校で勉強する場合

「受験期の過ごし方」の項で、高校3年生の1年間の過ごし方によって成績の伸びが大きく異なる、と述べましたが、「予備校に通っているから大丈夫」と思った方もいるのではないでしょうか?

しかし、予備校に通っているからといって、効率良く成績を伸ばせるわけでは必ずしもありません。

特に予備校で集団授業だけを受けている学生は要注意。授業を受けているだけで「理解したつもり」になっている可能性が高いからです。実際、集団授業は講師から生徒への一方通行なので、知識のインプットは図れても、アウトプットは難しいのです。

お茶大の入試では「知識のアウトプット力」が重要視されるので、予備校に通うだけではなく、自分でアウトプットの訓練をおこなう必要があります。

 

四谷学院のカリキュラムのご案内

お茶大に必要な「知識のアウトプット力」を養うために有効なのが、四谷学院のお茶大対策クラスです。科目別能力別授業と55段階個別指導の2つを組み合わせた「ダブル教育」で、効率良く学習できます。

ここでは「ダブル教育」の柱である科目別能力別授業と55段階個別指導についてご説明します。

 

科目別能力別授業

一般的な予備校でありがちなのが、模試などの総合得点でクラス分けをおこなっているケース。対して四谷学院では、科目と能力の2つでクラスを分けているのが特徴です。これにより自分の学習レベルにあった授業を受けられます。そのため、「苦手分野では付いていけない」「得意分野では暇をもてあます」といった心配がありません。

自分の学習レベルに合った授業を受けると、より早く深い理解が可能になり、自分のレベルを客観視することも可能。目標となるレベルもはっきりするので、効率良く学習できます。

 

55段階個別指導

上の項でも述べたように、集団授業は講師から生徒への一方通行。これは科目別能力別授業でも変わりありません。そこで四谷学院では、生徒の理解度に合わせた演習問題をおこなう「55段階個別指導」を導入しています。マンツーマンなので、講師が苦手分野やお茶大合格に足りない力を見つけ出して、生徒に合った演習をおこなえるのがポイントです。

演習で知識のアウトプットを繰り返すことで、確実な知識の定着と受験に必要な実践力を身につけられます。

 

まとめ

【お茶大の入試概要】
●知的好奇心と探究心があり、勉学意欲に富んだ人材を求めている
●共通テストのスコアと個別学力検査、学科によっては実技試験が課せられる
●学部によって多少異なるが、難易度は難しめ

【お茶大の入試データまとめ】
●合格最低得点率は60〜80%程度
●前期日程における倍率はどの学科も約3倍だが、後期日程だと3〜20倍と、学科によって大きく異なる

【勉強方法まとめ】
●記述や論述対策が必須
●難易度の高い問題や珍しい問題が出題されるので、知識の応用力を身につけておく

名門中の名門であるお茶の水女子大学は、難易度がとても高い大学です。倍率こそ高くありませんが、ハイレベルな戦いが予想されます。

お茶大に合格したい方は、ぜひ四谷学院への入学をご検討ください。効率的な教育効果を実感できる四谷学院の「ダブル教育」システムで、効率良く合格を目指しましょう。体験授業もあるので、お気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2020年6月12日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。


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