千葉大の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

  公開日:2020/06/19


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千葉大の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説
多くの国立大学のなかでも人気の千葉大学。国立大学では珍しく園芸学部や看護学部などがあり、その学部の多様性から、「千葉大に行きたい」と思っている受験生は多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、千葉大の求めている人材や難易度、入試概要などをご説明します。また、記事の後半では千葉大合格のための勉強方法もご紹介するので、千葉大受験を考えている受験生の方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2020年6月19日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

 

千葉大で問われる能力と難易度

千葉大で問われる能力と難易度
国公立大学のなかでも、レベルの高いイメージのある千葉大。そんな千葉大だからこそ、求められる学生像などもレベルが高いのでは?と考える方もいるでしょう。

そこでここでは、千葉大の求める人材(学生)や受験難易度をご紹介します。

 

千葉大はどんな人材(学生)を求めているか?

千葉大の理念は、「つねに、より高きものをめざして」。その理念に基づき、千葉大は入学者の受け入れ方針を定めています。求めている人材として挙げているのは、以下の3つ。

1.現代社会を生きていく人間として欠くことのできない国際的、倫理的、知的な素養を備え、さらに向上させていこうとする熱意を持つ人
2.本学での修学について強い好奇心、関心を持ち、問題について自発的に探求し、問題解決の能力を高めていこうとする意欲を持つ人
3.本学入学後の修学に必要な基礎学力として十分な知識・実技能力を持つ人
引用先:千葉大学入学者受入れの方針

以上から、学力的な面はもちろん、主体的に学習や物事に取り組める人物を求めていることが分かるでしょう。

 

千葉大の難易度は?

日本で難易度の高い大学といえば旧帝大、というイメージを抱いている人が多いですが、その旧帝大に次いで難易度が高いといわれているのが千葉大です。その難易度は、「THE世界大学ランキング日本版2020」で23位に位置していることからもわかります。
偏差値は学部によって大きく異なり、50〜70程度です。

 

千葉大の入試概要

ここでは、受験資格や試験科目と合格要件、入試の合格者最低点、出願者数や合格者数など、千葉大の入試概要についてご説明します。

※記事に記載のデータは、2020年6月19日現在のものです。

 

受験資格について

千葉大の定める受験資格は、以下の通り。

入学年の1月実施の大学入学者選抜大学入試センター試験で各学部・学科・課程・コース・分野等が指定する教科・科目を受験した者で、大学入学資格を有するもの又は入学年の3月までに有する見込みのもの
引用先:千葉大学一般入試学生募集要項(令和2年度時点)

ここでの「大学入学資格を有するもの」とは、高等学校を卒業した者や通信課程で12年の学校教育を修了した者などを指します。また、「大学入試センター試験」とありますが、2021年度以降は「大学入学共通テスト」に変わります。

 

試験科目や合格要件

千葉大の学部ごとの試験科目や配点は、以下の通り。なお、ここでは個別学力検査の前期日程における試験科目などについて解説します。

 

国際教養学部

国際教養学部には通常型入試と特色型入試があり、どちらかを選択します。ちなみに、以下は通常型入試の試験科目です。特色型入試は小論文と面接のみの試験となるので、注意しましょう。

科目 出題範囲 配点
国語か理科(どちらか1科目を選択) 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 300
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択
数学か地歴(どちらか1科目を選択) 数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B 300
世界史B、日本史Bから1つ選択
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300

 

文学部

文学部は、選ぶコースによって試験科目が異なります。以下でそれぞれチェックしておきましょう。

<行動科学コース>

科目 出題範囲 配点
国語 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 200
数学 数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B 150
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 200

<歴史学コース、国際言語文化学コース、日本・ユーラシア文化コース>

科目 出題範囲 配点
国語 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 200

※日本・ユーラシア文化コースは300

地歴 世界史B、日本史Bから1つ選択 200

※日本・ユーラシア文化コースは300、国際言語文化学コースは150

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 200

※日本・ユーラシア文化コースは300

 

法政経学部

法政経学部の試験科目は以下の通り。

科目 出題範囲 配点
国語 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 300
数学 数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B 300
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300

 

教育学部

教育学部の試験科目は、以下の通り。面接や適性検査があるのが特徴です。専門適性検査の内容は学科によって異なるので、詳しくはこちらをご覧ください。

<小学校コース、国語科教育分野、社会科教育分野、家庭科教育分野、特別支援教育コース、乳幼児教育コース>

科目 出題範囲 配点
国語 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 300
数学 数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B 300

※国語科教育分野、社会科教育分野は200

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 200
面接・専門適性検査 200

※国語科教育分野、社会科教育分野は300

<数学科教育分野、理科教育分野、技術科教育分野>

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B 500

※理科教育分野、技術科教育分野は200

理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択(理科教育分野は2つ選択) 100

※理科教育分野は200ずつ、技術科教育分野は150

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 200

※技術科教育分野は150

専門適性検査 200

※技術科教育分野は500

<音楽科教育分野、図画工作・美術科教育分野、保健体育科教育分野>

科目 出題範囲 配点
実技 400

※音楽科教育分野は500

国語か数学(どちらか1科目選択) 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 200

※音楽科教育分野は150

数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 200

※音楽科教育分野は150

専門適性検査 200

<英語教育コース>

科目 出題範囲 配点
国語か数学(どちらか1科目選択) 国語総合、国語表現、現文A・B、古典A・B 200
数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B
ライティング 英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ 200
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 400
専門適性検査 200

<養護教諭コース>

科目 出題範囲 配点
理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択 300
保健体育 保健 300
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300
面接 100

 

理学部

理学部の試験科目は以下の通りです。

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B 600

※物理学科は300、化学科と地球科学科は250、生物学科は150

理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から1つ選択

 

● 物理学科:物理基礎・物理、化学基礎・化学から1つ選択

● 化学科:化学基礎・化学が必須で、もう1つを他から選択

● 生物学科:生物基礎・生物が必須で、もう1つを他から選択

● 地球化学科:いずれかから2つ選択

150

● 物理学科:物理300・化学100

● 化学科:化学300・選択科目150

● 生物学科:生物350・選択科目250

● 地球科学科:200ずつ

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 150

※物理学科・化学科・生物学科は200、地球科学科は250

 

工学部

工学部の試験科目は、以下の通り。

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B 300
理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学 300

※建築学コース、機械工学コース、電気電子工学コース、情報工学コースは物理が200で化学が100

それ以外のコースは150ずつ

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300

 

園芸学部

園芸学部の試験科目は、以下の通り。ただし食料資源経済学科の数学には数学Ⅲが含まれず、理科もありません。

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B 300

※食料資源経済学科は450

理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物、地学基礎・地学から2つ選択 300
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300

※食料資源経済学科は450

 

医学部

医学部の試験科目は、以下の通り。

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B 300
理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ選択 300
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300
面接 100

 

薬学部

薬学部の試験科目は、以下の通り。

科目 出題範囲 配点
数学 数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、数学A・B 150
理科 化学基礎・化学 100
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 150

 

看護学部

看護学部の試験科目は、以下の通り。

科目 出題範囲 配点
理科 物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物から2つ選択 500
外国語 コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ 300
面接 100

出典:千葉大学一般入試学生募集要項(令和2年度時点)

 

入試の合格最低点は?

千葉大の合格最低点は、以下の通り。なお、ここでご紹介するのは、2020年度の個別学力検査の前期日程における合格最低点です。

学部 学科・コース 配点 合格最低点
国際教養学部 国際教養学科(通常型) 1350 916
国際教養学科(特色型) 1350 933
文学部 人文学科 行動科学コース 1000 632
歴史学コース 1050 708
日本・ユーラシア文化コース 1350 843
国際言語文化学コース 1000 680
法政経学部 法政経学科 1350 765
教育学部 小学校コース 国語科、社会科、算数科、理科、教育学、教育心理学、ものづくり選修 1450 684
中学校コース 国語科教育分野 1450 合格者が10名未満のため非開示
社会科教育分野 1450
数学科教育分野 1450
理科教育分野 1450
技術科教育分野 1450
小中専門教科コース 音楽科教育分野 1450
図画工作・美術科教育分野 1450 667
保健体育科教育分野 1450 759
家庭科教育分野 1450 605
英語教育コース 1450 919
特別支援教育コース 1450 673
乳幼児教育コース 1450 774
養護教諭コース 1450 895
理学部 数学・情報数理学科 1350 781
物理学科 1350 763
化学科 1350 807
生物学科 1350 800
地球科学科 1350 733
工学部 総合工学科 建築学コース 1350 767
都市環境システムコース 1350 738
デザインコース 1350 730
機械工学コース 1350 742
医工学コース 1350 770
電気電子工学コース 1350 717
物質科学コース 1350 727
共生応用化学コース 1350 734
情報工学コース 1350 745
園芸学部 園芸学科 1350 619
応用生命化学科 1350 745
緑地環境学科 1350 626
食料資源経済学科 1350 798
医学部 医学科 一般枠 1450 984
医学科 地方枠 1450 943
薬学部 850 573
看護学部 看護学科 1350 790

出典:令和2年度一般入試合格者の平均点,最高点,最低点

 

千葉大に合格するための勉強方法

千葉大に合格するための勉強方法
ここまで千葉大の入試に関するデータなどをご紹介してきましたが、受験生にとって最も気になるのは「どんな勉強をしたらいいか」ということではないでしょうか?

そこでここでは、千葉大に合格するためにおすすめの、受験期の過ごし方や勉強ポイントをご紹介します。

 

千葉大に入るには、何をすればいい?

旧帝大に次ぐ難易度を誇るだけあって、千葉大の入試問題は難易度が高めです。しかし、奇問が出題されるわけではないので、基礎がしっかり身についていれば解くことはできます。確実に点数がとれる問題を落とさないよう、丁寧に解く力も身につけておきましょう。

また、効率的に合格を目指すために重要なのは、志望する学科で最も配点の高い科目を、重点的に学習することです。どの点数配分で合格ラインを目指すのかを決めてから、今足りていない力を逆算してみましょう。

 

受験期の過ごし方

受験前の1年間は、合否の可能性を大きく変える期間です。この期間をどう過ごすかで、合格に大きく近づくこともあれば、その逆もあり得ます。効率良く合格を目指すために、以下を参考にして1年間の大まかなスケジュールを立てましょう。

● 春(4〜6月):春は基礎学習に努めましょう。基礎を網羅的に固めることで、自分の苦手分野を発見できますし、共通テスト対策にも繋がります。英単語や文法、慣用句などの暗記も、この時期に重点的におこないましょう。

● 夏(7〜9月):夏休みは受験において最も大切な期間。集中して学習に取り組み、苦手分野を克服しましょう。1日の勉強時間や問題集のページ数など、事前に決めておくことで効率的に学習できます。

● 秋(10〜12月):共通テスト対策をおこないましょう。共通テスト対応の問題集を解いたり模試を受けたりしましょう。

● 冬(1月〜):二次試験対策を集中的におこなう期間です。追い込み期間なので、過去問や難易度が高い問題演習に取り組み、応用問題の対策を万全にします。

 

勉強ポイント

各科目の勉強ポイントは、以下の通り。

● 英語:長文問題が2題、英作文が1題の計3問。年によってはかなり長い長文問題が出題されるので、読むスピードを身につけておく必要があります。問題自体はベーシックなものが多いので、文法や用語を重点的に学習しましょう。

● 国語:学部によって大問数や試験時間が異なるので要注意。記述問題が多い傾向にあるため、先生にチェックしてもらうなどして、記述力を身につけましょう。

● 数学:文系数学と理系数学で問題が異なり、文系数学では二次関数や図形、場合の数、理系数学では確率と数Ⅲの微分積分が頻出問題です。ある程度解くスピードが必要になるので、過去問や問題集で演習を繰り返しましょう。

● 社会:日本史、世界史ともに論述問題があります。歴史の用語だけではなく、その背景までしっかりと押さえておきましょう。また、歴史の流れだけでなく、世界の出来事との相関性もポイントです。

● 理科:化学は記述式がほとんどです。答えにいたる過程も重視されるので、伝わる解答を作れるようにしましょう。物理は解くスピードが重要です。過去問演習で時間配分を練習しておきましょう。生物は、遺伝子・DNAが頻出。グラフの読み取りなどの「知識の応用」が必要になります。

 

予備校で勉強する場合

「予備校に通っていれば安心」となんとなく感じている受験生は多いでしょう。しかし、予備校で授業を受けているだけで万全、というわけでは必ずしもありません。

特に集団授業では「分かったつもり」になっていることが多く、いざ問題演習をしてみると全く歯が立たない……なんてこともあり得ます。

予備校はあくまで知識を与えてくれるだけで、定着や応用力は自分で養う必要があります。予備校のテキストに加えて、試験の頻出問題や過去問などを取り入れて、主体的に学習するようにしましょう。

 

四谷学院のカリキュラムのご案内

上記でご紹介した予備校の弱点を克服するためにおすすめなのが、四谷学院独自の「ダブル教育」システム。自分の学力にあったレベルのクラスで授業を受け、徹底的に知識の定着と応用力を鍛えます。

そんな「ダブル教育」システムの2本の柱が、以下の2つです。

 

科目別能力別授業

科目別能力別授業とは、科目と能力の2つでクラス分けをして、自分の学習レベルに合った授業を受けられるシステムのこと。総合得点でクラスが分けられる一般的な予備校と異なり、「授業についていけない」「授業が簡単すぎる」という事態に陥ることはありません。

自分のレベルに合った授業を受けることで、より効率の良い学習ができるようになっています。

 

55段階個別指導

実は、集団授業だけで知識の定着は図れません。集団授業は「知識のインプット」に特化しているからです。

入試で問われているのは実践力なので、55段階個別指導では「知識のアウトプット」を徹底的におこないます。マンツーマンで「理解と実践」という作業を繰り返すので、知識の定着や応用ができるようになり、千葉大の入試に必要な力も着実に身につけられます。

 

まとめ

【千葉大の入試概要】
● 向上心が強く、積極的に勉学に取り組める人材を求めている
● 共通テストのスコアと個別学力検査のスコアはもちろん、学科によっては面接や専門適性検査を合わせて合否判定
● 学部によって多少異なるが、難易度は高め

【千葉大の入試データまとめ】
● 合格最低得点率は50〜65%程度
● 前期日程における倍率は1.5〜5.5倍と、学科によって大きな差がある

【勉強方法まとめ】
● 解くスピードが要求される科目が多いので、過去問で時間配分の練習をしておく
● 難問でも基礎がしっかり身についていれば解けるので、基礎を徹底しておく

千葉大学は、国立大学のなかでも珍しい学科を要することで人気の大学。そんな千葉大に合格したい方は、ぜひ四谷学院への入学をご検討ください。

四谷学院独自の「ダブル教育」システムは、千葉大合格に必要な知識と実践力を身につけることができます。体験授業もあるので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2020年6月19日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。


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