知っておきたい予備校特待生制度の仕組み
最終更新日:2022/10/28
こんにちは、四谷学院の山中です。
今日は気になるけどなかなか聞ける機会がない、予備校のお金の話をします。
興味ない方も気になる方もそれぞれだと思いますが、あなたはどっち派でしょうか?
ちなみに、私は気になる派ですね。
自分の1年をかける大事な受験だから、やはり気になります。
ありふれている「予備校」の違いは?
いま、世の中には予備校がありふれていますよね。
「予備校っていっぱいあるけど、何が違うの?」とあなたも思ったことがあるのではないでしょうか?
確かに、何がどう違うのでしょう?
その「違い」として分かりやすい要素の一つに、「学費」が挙がってくるんじゃないかと思います。
なので、ここで一つ、学費について興味深い話をしたいと思います。
特待生制度とは?
お話するのは特待生制度についてです。
まず、「特待生制度とは一体なんだ?」という話ですが、簡単に言うと、難関大に合格する可能性が高そうな人、つまり頭の良い人は予備校の学費が免除されたり、安くなったりしますよというものです。
この特待生制度を取り入れている予備校は、とても多いです。ほとんどかもしれないですね。
「ふむ、確かになんか聞いたことあるぞ。」という感じではないでしょうか?
「友達のお兄ちゃんが、確か特待生だったな・・・。」なんて人もいるかもしれません。
特待生制度では、頭の良い人は学費がタダになります。しかも、「特待生用の特別な少人数クラス」が用意されていたりします。
さて、あなたはどう思いますか?
私は、実は特待生制度って少し不思議に思っています。
特待生の授業料を払っているのは誰?
だって、頭が良くないから予備校に通うんですよね?
言い方は悪いかもしれませんが、今のままでは合格できないから、学力を伸ばすために予備校に通うはずです。
「今は勉強ができるわけじゃないけど、行きたい大学があるから、これから学力を伸ばすぞ!」と思って予備校に通いますよね。
あなた以外の人だって、ほとんどの人がそう思っているはずで、あなたも、あなたのお友達も、きっとほとんどの人が学費を払う側の人のはずです。
そして、大教室での授業を受ける。先生がマイクで講義するような、大人数での授業かもしれません。
でも、初めから勉強できる特待生は「特待生ではない人が払ってくれる授業料」によって、「少人数で手厚い授業」が受けられる。
この事実を思うたびに、私はなんだかモヤモヤしてしまいます。
誰でも才能をもっている
四谷学院では特待生制度を設けていません。
四谷学院が大切にしているのは、「誰でも才能を持っている」ということです。
あなたの今の学力がどうであれ「あなたは才能を持っている」んです。
私たちが、特待生制度をつくっていないのは、みんな同じように可能性があるからで、スタート時点で学力が高い低いは合格に関係がないと考えているからです。
そしてその可能性を最大限引き出せるように、クラス授業は大人数では行いません。先生が生徒一人ひとりに目を配れるようになっています。55段階個別指導の方では、先生があなたを個別に指導します。
人それぞれやり方や考え方が違うように、予備校もそれぞれやり方や考え方が違います。
でも、はっきり言って予備校に通うにはお金がかかりますから、どうせなら、自分が通って成長できるところに通いたいですよね。
1年後「やったぞ!」と言えるために
予備校の学費とは、「あなたの未来」への投資です。
頑張ってアルバイトしながら予備校に通ったり、保護者の方に予備校に通わせてもらうなら、この投資を成功させたいですよね。
あなたはどんな予備校が、一番自分の役に立つと思いますか?どんな予備校が、あなたに合っていそうですか?
あなたが1年後、「やったぞ!」「良かった!」と言えるような選択をしてください。
おまけ 合格体験記
僕たちのスタッフの中で、偏差値をぐいっと上げて志望校に合格した経験がある先生がいます。
よければ、こちらも見てみてくださいね。

四谷学院には、早稲田合格への独自の方法論があります。
詳しくはホームページをご覧ください。

大学受験合格ブログ編集部
このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。
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