
こんにちは!四谷学院の奥野です。
学習院大学は1877年創立の伝統ある私立大学で、東京都豊島区目白に位置しています。5学部17学科を擁し、文理融合や学生と教員が対等に議論する少人数教育を重視している校風が特徴です。また、政界をはじめとして、数々の著名人を輩出しています。
この記事では、学習院大学の難易度や入試の特徴、倍率、合格するための効率的な勉強方法などをご紹介します。学習院大学合格を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事に記載されている情報は2025年4月15日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。



目次
学習院大学の概要
学習院大学は1847年に京都で開講した公家の学問所を起源とし、1877年に東京で華族学校として再創立されました。明治天皇の勅諭によって受け継いだ、学問所の「学習院」という名前は現在まで続いており、歴史と伝統を表しているといえるでしょう。
学習院大学は法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部の5学部を擁し、人文科学から自然科学まで幅広い学問を展開しています。約70%の授業が30人以下で行われ、学生と教員が密に交流できる少人数教育を推進しているのが特徴です。これにより、興味・関心のある分野を深く学べるでしょう。
また、東京都豊島区目白に構えている緑豊かなキャンパスは「目白の杜」と呼ばれ、知的好奇心を刺激する学びの場となっています。
大学名:学習院大学
設立年:1877年
学生数:8,924名(2024年5月1日時点)
所在地:
〒171-8588
東京都豊島区目白1丁目5-1
X(旧Twitter):@Saku_Gakushuin
YouTubeチャンネル:SakuGakushuin
学習院大学の学部別偏差値と難易度(レベル)
Benesseの「マナビジョン」のデータによると、学習院大学の偏差値は57~71で、大学入学共通テストの得点率は74~85%です(2025年4月15日時点)。
学部ごとの偏差値は以下のとおりです。
| 学部 | 偏差値 |
| 法学部 | 67~70 |
| 経済学部 | 66~68 |
| 文学部 | 63~71 |
| 理学部 | 57~61 |
| 国際社会科学部 | 67~68 |
参照:学習院大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報
学習院大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学
ここでは、学習院大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学について、一部の学部を抜粋してご紹介します。
■偏差値の近い大学「法学部」
上智大学 法学部(偏差値69~73)
中央大学 法学部(偏差値66~73)
明治大学 法学部(偏差値67~72)
■偏差値の近い大学「文学部」
同志社大学 文学部(偏差値68~72)
立教大学 文学部(偏差値64~71)
明治大学 文学部(偏差値67~72)
■偏差値の近い大学「理学部」
関西学院大学 理学部(偏差値54~61)
北里大学 理学部(偏差値52~59)
法政大学 理工学部(偏差値57~61)
学習院大学入試の特徴
学習院大学の入試は、大まかに以下の3つに分けられます。
- 一般選抜
- 学校推薦型選抜
- 総合型選抜
一般選抜
一般選抜には、以下の3種類があります。
- コア試験
- プラス試験
- 大学入学共通テスト利用入学者選抜
プラス試験は、他学部のコア試験日に同じ問題によって選抜が行われる入試方式です。
例えば、文学部心理学科のコア試験の科目は「国語」「外国語」「地理歴史・公民・数学(選択)」の3科目ですが、理学部のコア試験と同日に実施される文学部心理学科のプラス試験なら、「数学」「英語」「理科」の3科目で受験できます。
プラス試験のメリットは、希望学部のコア試験とプラス試験の両方を受験して合格の可能性を少しでも広げられることや、文理の枠を超えたチャンスを活かして得意科目での合格を目指せることです。
ほかにも、数学科は「数学」「英語」の2科目で受験できる、物理学科は「数学」「理科」の2科目で受験できるなどのメリットがあります。
大学入学共通テスト利用入学者選抜は、大学入学共通テストの成績のみを用いて合否を判定する入試方式です。
それぞれの入試方式の実施学科や具体的な試験科目など、詳しくは大学公式ホームページの一般選抜をご確認ください。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜には、指定校と公募制の2つがあります。指定校は書類選考と口頭試問で選抜を行い、公募制は学部によって書類選考、小論文、筆記試験、面接などで選抜を行います。
詳しくは、大学公式ホームページの学部入試をご確認ください。
総合型選抜
総合型選抜には、AOや外国高等学校出身者及び帰国生徒対象の選抜、外国人留学生対象の選抜、社会人対象の選抜、編入学などがあります。
詳しくは、大学公式ホームページの学部入試をご確認ください。
学習院大学の入試科目別の出題範囲とその対策
学習院大学合格を目指して入試対策をするなら、試験問題の特徴や傾向をしっかりとつかんでおくことが大切です。ここでは、学習院大学の一般選抜(コア試験・プラス試験)における試験問題の特徴について、科目を抜粋してご紹介します。
英語の対策と勉強法
法学部・経済学部・文学部・理学部の英語試験の構成は、長文問題が2題、短いパッセージの穴埋め問題が1題、語彙・熟語・語法に関する問題が2題、会話応答問題1題、穴埋め式英作文1題で、試験時間は90分です。
長文は年度によって題材が異なり、新聞雑誌記事からの文章や論文調のもの、エッセイ調のものなど、さまざまなタイプが出題されます。過去問や問題集を使っていろいろな長文に慣れておくとよいでしょう。
穴埋め問題については、単純に語彙・熟語・語法に関する知識が求められるだけではなく、前後関係を理解して初めて正答がわかる問題になっています。
会話応答問題と英作文問題があることから、英語を読む力だけではなく、英語を書く力、話す力も求められるでしょう。
高校3年間で学習した範囲内で十分対応可能ですが、幅広い基礎知識を漏れなくしっかりと身につけておく必要があります。
数学の対策と勉強法
数学の試験問題は大問4つの構成で、試験時間は60~90分です。記述式で、全体的に正答率はあまり高くなく、難易度は高めといえるでしょう。
学部によっては数学Ⅲも出題範囲に含まれ、微分・積分が頻出分野となります。応用レベルの問題も出されるので、基礎問題から発展問題まで演習を重ねておきましょう。計算量が多いことから、計算ミスにも要注意です。
また、難易度の高い証明問題も頻出傾向にあるため、数学的帰納法や背理法を使いこなせるようにしておきましょう。先生に添削してもらうなどして、わかりやすくて見やすい答案を作成できるようにしておいてください。
国語の対策と勉強法
国語の試験は現代文と古文(文学部はさらに漢文)で、大問は2~4つ、試験時間は60~90分です。奇抜な出題や難問はなく、基本的な知識や理解力を問う内容になっています。
現代文では文学・哲学・時事問題など、さまざまなテーマの論説文が出されるため、日頃から日本語の文章に触れる機会を増やすとよいでしょう。
また、漢字の読み書きは必ず出題されます。熟語・慣用句の問題も頻出傾向にあるため、専用の問題集などで理解をしっかり深めておきましょう。
古文・漢文については、基礎知識や内容理解を必要とする問題で構成されています。教科書レベルの知識をきちんと身につけておけば、十分に対応できるでしょう。
学習院大学試験の概要
ここからは、学習院大学試験の概要について解説します。
出願資格について
学習院大学が定めている2025年度一般選抜(コア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用入学者選抜)の出願資格は以下のとおりです。
以下の1、2又は3(1)~(8)のいずれかに該当する者
1.高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者又は入学年の3月31日までに卒業見込みの者
2.通常の課程による12年の学校教育を修了した者又は入学年の3月31日までに修了見込みの者
3.学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者で、次の(1)~(8)までのいずれかに該当する者
(1)外国において、学校教育における12年の課程を修了した者若しくは入学年の3月31日までに修了見込みの者又はこれらに準ずる者で文部科学大臣の指定したもの
(2)文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した者又は入学年の3月31日までに修了見込みの者
(3)専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者又は入学年の3月31日までに修了見込みの者
(4)文部科学大臣の指定した者
(5)高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者(同規則附則第2条の規定による廃止前の大学入学資格検定規程による大学入学資格検定に合格した者を含む。)又は入学年の3月31日までに合格見込みの者で、入学年の3月31日までに18歳に達する者
(6)学校教育法第90条第2項の規定により大学に入学した者であって、高等学校卒業程度認定審査規則による高等学校卒業程度認定審査に合格した者
(7)学校教育法第90条第2項の規定により大学に入学したものであって、学習院大学において、大学における教育を受けるにふさわしい学力があると認めたもの
(8)学習院大学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、入学年の3月31日までに18歳に達するもの
なお、上記3の(8)に該当する方は、指定期日までに大学のアドミッションセンターに申し出る必要があります。
最新情報については、大学公式ホームページの学部入試をご確認ください。
入試日と出願の受付期限
ここでは、2025年度の一般選抜(コア試験・プラス試験)の日程についてご紹介します。
| 学部 | 試験区分 | 出願期間 | 試験日 |
| 法学部 | コア試験 | 2025年1月7日(火)~1月22日(水) | 2025年2月10日(月) |
| プラス試験 | 2025年2月6日(木) | ||
| 経済学部 | コア試験 | 2025年2月6日(木) | |
| プラス試験 | 2025年2月11日(火) | ||
| 文学部 | コア試験 | 2025年2月9日(日) | |
| プラス試験 | 2025年2月7日(金) | ||
| 理学部 | コア試験 | 2025年2月7日(金) | |
| プラス試験 | 2025年2月9日(日) | ||
| 国際社会科学部 | コア試験 | 2025年2月11日(火) | |
| プラス試験 | 2025年2月10日(月) |
参照:学習院大学 令和7(2025)年度 一般選抜募集要項 コア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用入学者選抜(PDF)
入試科目や配点
ここでは、学習院大学の一般選抜(コア試験)における入試科目と配点をご紹介します。
<法学部>
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 英語 | 「英語コミュニケーションⅠ+英語コミュニケーションⅡ+英語コミュニケーションⅢ+論理・表現Ⅰ+論理・表現Ⅱ+論理・表現Ⅲ」 | 150点 |
| 国語 | 「現代の国語+言語文化+論理国語+古典探究」(漢文は含まない) | 100点 |
| 地理歴史 公民 数学 | 「歴史総合+日本史探究」、「歴史総合+世界史探究」、「地理総合+地理探究」、「公共+政治・経済」、「数学Ⅰ+数学Ⅱ+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列)+数学C(ベクトル)」のうち1科目を選択 | 100点 |
<経済学部>
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 国語 | 「現代の国語+言語文化+論理国語+古典探究」(漢文は含まない) | 120点 |
| 外国語 | 「英語コミュニケーションⅠ+英語コミュニケーションⅡ+英語コミュニケーションⅢ+論理・表現Ⅰ+論理・表現Ⅱ+論理・表現Ⅲ」、「ドイツ語」、「フランス語」のうち1科目を選択 ※フランス語のみディクテーション(書き取り)を含む | 150点 |
| 地理歴史 公民 数学 | 「歴史総合+日本史探究」、「歴史総合+世界史探究」、「地理総合+地理探究」、「公共+政治・経済」、「数学Ⅰ+数学Ⅱ+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列)+数学C(ベクトル)」のうち1科目を選択 | 120点 |
<文学部>
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 国語 | 「現代の国語+言語文化+論理国語+文学国語+古典探究」 | 150点 |
| 外国語 | 「英語コミュニケーションⅠ+英語コミュニケーションⅡ+英語コミュニケーションⅢ+論理・表現Ⅰ+論理・表現Ⅱ+論理・表現Ⅲ」、「ドイツ語」、「フランス語」のうち1科目を選択 ※フランス語のみディクテーション(書き取り)を含む | 150点 |
| 地理歴史 公民 数学 | 「歴史総合+日本史探究」、「歴史総合+世界史探究」、「地理総合+地理探究」、「公共+政治・経済」、「数学Ⅰ+数学Ⅱ+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列)+数学C(ベクトル)」のうち1科目を選択 | 100点 |
<理学部>
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 数学 | 「数学Ⅰ+数学Ⅱ+数学Ⅲ+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列、統計的な推測)+数学C(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)」 | 150点 |
| 英語 | 「英語コミュニケーションⅠ+英語コミュニケーションⅡ+英語コミュニケーションⅢ+論理・表現Ⅰ+論理・表現Ⅱ+論理・表現Ⅲ」 | 150点 |
| 理科 | 物理学科:「物理基礎+物理」 化学科:「物理基礎+物理」、「化学基礎+化学」のうち1科目を選択 数学科・生命科学科:「物理基礎+物理」、「化学基礎+化学」「生物基礎+生物」のうち1科目を選択 | 150点 |
<国際社会科学部>
| 教科 | 科目 | 配点 |
| 英語※1 | 「英語コミュニケーションⅠ+英語コミュニケーションⅡ+英語コミュニケーションⅢ+論理・表現Ⅰ+論理・表現Ⅱ+論理・表現Ⅲ」 | 150点 |
| 国語 | 「現代の国語+言語文化+論理国語+古典探究」(漢文は含まない) | 100点 |
| 地理歴史 公民 数学 | 「歴史総合+日本史探究」、「歴史総合+世界史探究」、「公共+政治・経済」、「数学Ⅰ+数学Ⅱ+数学A(図形の性質、場合の数と確率)+数学B(数列)+数学C(ベクトル)」のうち1科目を選択 | 100点 |
※1 問題指示文は英語表記
参照:学習院大学 令和7(2025)年度 一般選抜募集要項 コア試験・プラス試験・大学入学共通テスト利用入学者選抜(PDF)
出願者数や合格者数のデータ
学習院大学の出願者数や合格者数は、以下のとおりです。なお、ここでご紹介するのは2024年度の一般選抜におけるデータです。
| 学部 | 試験区分 | 出願者数 | 合格者数 | 倍率 | |
| 法学部 | 法学科 | コア | 1,776 | 529 | 3.4 |
| プラス | 292 | 74 | 3.9 | ||
| 共通 | 486 | 121 | 4.0 | ||
| 政治学科 | コア | 1,341 | 402 | 3.3 | |
| プラス | 229 | 45 | 5.1 | ||
| 共通 | 229 | 66 | 4.5 | ||
| 経済学部 | 経済学科 | コア | 2,410 | 632 | 3.8 |
| プラス | 344 | 54 | 6.4 | ||
| 共通(4科目) | 425 | 42 | 10.1 | ||
| 共通(6科目) | 441 | 176 | 2.5 | ||
| 経営学科 | コア | 2,042 | 433 | 4.7 | |
| プラス | 232 | 44 | 5.3 | ||
| 文学部 | 哲学科 | コア | 386 | 111 | 3.5 |
| 共通 | 227 | 50 | 4.5 | ||
| 史学科 | コア | 794 | 249 | 3.2 | |
| 共通 | 400 | 153 | 2.6 | ||
| 日本語日本文学科 | コア | 892 | 233 | 3.8 | |
| 英語英米文化学科 | コア | 586 | 162 | 3.6 | |
| 共通 | 235 | 107 | 2.2 | ||
| ドイツ語圏文化学科 | コア | 195 | 72 | 2.7 | |
| 共通 | 122 | 52 | 2.3 | ||
| フランス語圏文化学科 | コア | 182 | 80 | 2.3 | |
| 共通 | 79 | 51 | 1.5 | ||
| 心理学科 | コア | 568 | 121 | 4.7 | |
| プラス | 12 | 5 | 2.4 | ||
| 教育学科 | コア | 410 | 100 | 4.1 | |
| プラス | 10 | 6 | 1.7 | ||
| 共通 | 372 | 146 | 2.5 | ||
| 理学部 | 物理学科 | コア | 446 | 104 | 4.3 |
| プラス | 97 | 15 | 6.5 | ||
| 化学科 | コア | 334 | 107 | 3.1 | |
| 共通 | 106 | 36 | 2.9 | ||
| 数学科 | コア | 389 | 94 | 4.1 | |
| プラス | 159 | 34 | 4.7 | ||
| 生命科学科 | コア | 408 | 84 | 4.9 | |
| 共通(4科目) | 372 | 76 | 4.9 | ||
| 共通(6科目) | 308 | 81 | 3.8 | ||
| 国際社会科学部 | 国際社会科学科 | コア | 1,265 | 266 | 4.8 |
| プラス | 384 | 106 | 3.6 | ||
| 共通 | 190 | 53 | 3.6 | ||
| 合計 | 20,245 | 5,372 | 3.8 | ||
学習院大学の受験料と学費目安
学習院大学の入学検定料は、コア試験・プラス試験ともに、1学部出願につき35,000円です。ただし、法学部・経済学部・文学部のコア試験では、Web出願時に同じ学部の中で第二志望学科の選択ができます。その場合の検定料も、変わらず35,000円です。
また、大学入学共通テスト利用入学者選抜の入学検定料は、1学科・方式出願につき18,000円です。
入学検定料以外の費用としては、以下のようなものがあります。
| 文系 | 理系 | |
| 入学金 | 200,000円 | 200,000円 |
| 授業料(第1期分) | 約458,000~578,000円 | 約665,000円 |
| 施設設備費 +研究実験費等 | 約322,000~354,000円 | 約382,000~462,000円 |
※2026年度の場合
学習院大学卒業後の進路
学習院大学では、社会の変化や就活に対応するために、大規模ガイダンスや小規模講座の開催、オンデマンド視聴動画など、さまざまな方法で学生の就職をサポートしています。その結果、2024年度の就職内定率は97.9%と高い数字を記録しました。
就職先として最も多い業界は運輸・通信業で、次いでサービス業、金融・保険業となりました。また、起業を選ぶ学生のほか、理学部を中心に学習院大学大学院や他大学大学院に進学する学生も見られます。
学習院大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ
学習院大学への進学を検討している方は、オープンキャンパスや入試説明会に積極的に参加するとよいでしょう。キャンパスライフをリアルに感じられ、モチベーションも高まるはずです。
2025年度のオープンキャンパスは、以下の日程にて来場型とオンラインでの開催が予定されています。
| 日程(来場) | 開催内容(予定) |
| 8月1日(金) 8月2日(土) | [7/21(月)10:00参加登録・来場予約開始予定] 模擬講義・学科見学、教職員個別相談、学生企画 など |
| 10月18日(土) (午後のみ) | [10/6(月)17:00参加登録・来場予約開始予定] 模擬講義・学科見学、教職員個別相談、キャンパスツアー など |
| 10月19日(日) | [10/6(月)17:00参加登録・来場予約開始予定] 学生企画、在学生個別相談、キャンパスツアー など |
| 日程(オンライン) | 配信内容(予定) |
| 7月下旬~8月末 | 入試情報、在学生voice、学科の学び紹介 など |
| 10月上旬~11月上旬 | 入試情報、在学生voice、学科の学び紹介 など |
来場予約や視聴申し込みの詳細は、学習院大学受験生応援サイト「intro!」にてご確認ください。
学習院大学に合格するための勉強方法

ここでは、学習院大学に合格する確率を高める効率のよい勉強法をご紹介します。
学習院大学に入るにはどのような対策をすればいい?
学習院大学の偏差値は57~71であり、入試難易度はやや難しいレベルといえます。合格のためには、しっかりと対策を練ることが大切です。教科書を丁寧に読み込み、演習を繰り返して、基礎レベルの知識はしっかりと身につけておきましょう。
また、過去問も積極的に活用し、頻出問題の分野やパターンを把握することも大切です。多くのライバルがいることが想定されるため、学習院大学の入試対策として予備校に通うことも検討するとよいでしょう。
受験期の過ごし方と勉強のコツ
受験期で最も重要なのが、高校3年生の1年間です。この1年をどう過ごすかによって合格の可能性は大きく変わるため、以下を参考にして1年間のスケジュールを立ててみましょう。
- 春(4~5月):春は基礎をしっかり固める時期です。教科書ややさしめの問題集を中心に丁寧に学習し、基礎力を身につけましょう。また、夏に向けて苦手分野の洗い出しも行います。
- 夏(6~8月):苦手分野に取り組み、克服する時期です。特に夏休みは集中して学習に取り組める期間なので、「週に問題集を○ページ進める」など短期的な計画を立てるとよいでしょう。
- 秋(9~11月):これまでに身につけた基礎力をベースに演習問題に取り組み、応用力を身につける期間です。併せて、入試レベルの問題集も繰り返し解き、これまで身につけた知識をアウトプットする訓練を行いましょう。
- 冬(12月~):過去問演習を中心に取り組む時期です。時間配分などを確認して、本番さながらに行いましょう。過去問を解いて終わりではなく、解答や解説を見て復習が必要な箇所がないか確認することも重要です。
学習院大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう
受験勉強を効率的に進めるなら、予備校に通うことをおすすめします。もちろん、独学でも受験勉強を進めることは可能です。しかし、1人で取り組む場合、モチベーションを維持する強い意志や情報収集能力がないと、かなり厳しい戦いになるといえるでしょう。
その点、予備校を利用すれば、受験のプロから的確なアドバイスがもらえたり、現状に適した学習計画を作成してもらえたりと、受験に関するさまざまなサポートを受けられます。
もちろん、「予備校に通っている」だけで安心してはいけません。大手予備校では、多くの生徒が一斉に同じ授業を受ける集団授業スタイルが一般的です。授業の質は高くても、集団授業では不明点を質問するタイミングがつかめず、わからないまま授業が進んでしまうこともあるでしょう。
また、講師の授業をただ聞いているだけで理解した気になってしまい、実際にはあまり学習効果が得られなかった、というパターンもあります。
四谷学院のカリキュラムのご案内
予備校の授業にありがちな欠点をカバーするのが、四谷学院の「ダブル教育」です。四谷学院では、科目別能力別授業と55段階個別指導の2つを柱にした独自の学習システムで、効率的に実力を伸ばすことができます。
科目別能力別授業
多くの予備校では、志望校別や入塾時のテストでクラス分けが行われます。しかし、この方法では「苦手科目の授業についていけない」「得意科目の授業は物足りない」といった科目ごとのレベルの不一致が起こりやすくなります。
一方、四谷学院の「科目別能力別授業」は科目と能力でクラス分けを行うため、自分のレベルにマッチした授業を科目ごとに受けることが可能です。これによって無理なく理解が進み、効率的に成績アップを目指せます。
55段階個別指導
科目別能力別授業で身につけた理解力を、解答力へとつなげるのが55段階個別指導です。
55段階個別指導では、過去の入試問題を徹底分析して作られた55テストを通じて、理解の足りないところや不完全なところをチェックしつつ、段階的に難易度を上げていきます。スモールステップの積み重ねで、無駄なく着実に実力をアップできるでしょう。
学習院大学に合格するには丁寧に解く力が重要!
【学習院大学の入試概要】
- 一般選抜には、コア試験とプラス試験、大学入学共通テスト利用入学者選抜がある
- 難易度はやや難しいレベル
【学習院大学の入試データまとめ】
- 一般選抜における倍率は1.5~10.1倍。学部学科によって大きく異なる
【勉強方法まとめ】
- 基礎知識を必要とする問題が多いので、教科書や資料集を丁寧に読み込むことが重要
- 論述・記述問題は書き慣れるまで取り組み、予備校の講師や高校の先生に積極的に添削してもらうのがおすすめ
学習院大学に合格するためには、基礎知識の徹底が重要です。四谷学院の「ダブル教育」であれば、効率よく知識が定着し実践力を養えます。
勉強方法次第で、学習効率や合格の可能性は大きく変わるため、早い段階からしっかりと対策することが大切です。
※本記事でご紹介した情報は2025年4月15日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。
失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!
志望校合格を勝ち取るには、自分に合った予備校を選ぶことが大切です。気になる予備校があれば説明会・相談会に参加し、インターネットの情報だけでは確認できない実際の雰囲気や講師の質を確かめましょう。
以下の記事では、予備校の説明会・相談会に参加する際に確認すべきチェックポイントや、参加時の不安を解消する方法を解説しています。予備校選びで迷っている方は、ぜひご覧ください。




