こんにちは、四谷学院 受験コンサルタントチームの藤川です。
志望校に向けて勉強を続けていても、「今の学力で合格できるのだろうか」「何をどれくらい勉強すれば届くのだろう」と不安になる受験生は少なくありません。
模試の判定を見ても、具体的に何が足りないのかわからない。
毎日勉強していても、志望校に近づいている実感を持てない。
こうした悩みは、合格までの距離を具体的に把握できていないことから生まれます。

この記事では、模試や過去問を使いながら、現在の学力と志望校との差を確認する方法を解説します。
目次
模試の判定だけでは合格までの距離はわからない
模試のA判定やE判定は、現在の学力を知る目安になります。
しかし、判定だけを見ても、合格までに何が足りないのかはわかりません。
同じE判定でも、英語だけが大きく足を引っ張っている受験生もいれば、すべての科目で少しずつ点数が不足している受験生もいます。
判定が同じだからといって、合格までの課題も同じとは限らないのです。
判定ではなく失点の中身を見る
模試を受けた後は、総合判定だけでなく、科目ごとの得点や分野別の正答率を確認しましょう。
特に重要なのは、なぜ点数を落としたのかを考えることです。
知識が不足していたのか、解き方を理解できていなかったのか、計算ミスをしたのか、時間内に解き終わらなかったのかによって、必要な対策は変わります。
模試は、現在地と課題を把握するための資料です。
判定だけで一喜一憂せず、得点の内訳まで確認してください。
合格までに必要な点数を確認する
志望校との差を具体的に把握するには、まず合格に必要な得点と現在の得点を比べます。
公表されている合格最低点や合格者平均点を参考にしながら、本番で目指す得点を決めましょう。
ただし、合格最低点は年度や問題の難易度によって変わります。
最低点と同じ点数ではなく、ある程度余裕を持った目標点を設定することが大切です。
合計点だけでなく科目ごとの差を見る
目標得点が決まったら、過去問などに挑戦し、現時点で取れる得点と比べましょう。
たとえば、英語・数学・国語がそれぞれ100点満点で、各科目の目標を70点とします。
現在の得点が英語50点、数学60点、国語70点なら、英語は20点、数学は10点不足している状況です。
一方で、国語はすでに目標に達しています。
合計では30点不足していますが、すべての科目を同じように勉強する必要はありません。
この場合は、目標との差が最も大きい英語を優先するのが自然です。

このように、目標得点と現在の得点を科目ごとに比べると、どの科目に時間を使うべきかが見えやすくなります。
実際には、志望校の科目ごとの配点も確認して判断しましょう。
科目別・分野別に課題を整理する
科目ごとの得点差がわかったら、次はその差がどこから生まれているのかを確認します。
「英語が苦手」「数学ができない」という大まかな整理だけでは、具体的な勉強方法は決まりません。
たとえば英語であれば、語彙、文法、英文解釈、長文読解、英作文などに分けて考える必要があります。
長文問題で点数を取れない場合でも、原因が読解力にあるとは限りません。
単語の意味がわからず内容を正確に読み取れていない場合もあれば、一文ごとの構造を正しく捉えられていない場合もあります。
数学も同様です。
特定の単元を理解できていないのか、典型問題の解き方が身についていないのか、計算ミスが多いのかによって、必要な対策は変わります。
ほかにも、国語なら現代文・古文・漢文、理科や社会なら知識問題・計算問題・論述問題・資料読解というように、分野ごとに確認していきましょう。
「その科目が苦手」で終わらせず、どこで、なぜ点数を落としているのかまで整理することが重要です。
志望校の入試傾向から優先順位を決める

自分の課題がわかったら、次に志望校の入試傾向と照らし合わせます。
苦手な分野をすべて同じように勉強するのではなく、入試で得点につながる部分から優先して対策しましょう。
配点と頻出分野を確認する
同じ大学でも、学部や入試方式によって科目の配点は異なります。
たとえば、英語が苦手で、志望校でも配点が高い場合、その対策を後回しにはできません。
また、自分の苦手分野が志望校で繰り返し出題されているなら、早めに取り組む必要があります。
反対に、苦手だからという理由だけで、ほとんど出題されない分野に多くの時間を使うと、より重要な対策が遅れてしまうでしょう。
受験に必要な科目を完全に放置するのは避けるべきですが、配点と頻出分野を把握しておけば、学習の優先順位を決めやすくなります。
過去問は課題を見つけるために使う
過去問を解いて目標点に届かなかったときに、「この点数では合格できない」と落ち込むだけでは、次の勉強につながりません。
確認すべきなのは、合格するために得点しておきたい問題を正解できたか、基礎的な問題で失点していないか、時間内に最後まで解けたかという点です。
志望校特有の形式に対応できていないのであれば、形式に慣れるための演習が必要です。
特定の分野で失点が続いているのであれば、その分野を基礎から見直す必要があります。
過去問の点数だけで、現時点の合否が決まるわけではありません。
志望校が求める力と、今の自分に足りない力を照らし合わせるために使いましょう。
定期的に得点差をチェックする
志望校との差は、一度把握したら終わりではありません。
勉強を進めた後は、模試や過去問を使い、目標点との差が縮まっているかを確かめましょう。
英単語を覚えたのであれば、長文の中でも意味を判断できるようになったかを確認します。
数学の問題集を進めたのであれば、解答を見ずに自力で解ける問題が増えたかを振り返ります。
勉強時間が増えていても、得点や正答率に変化がなければ、学習内容や優先順位を見直さなければなりません。
何時間勉強したかだけではなく、何ができるようになったのか、目標まであと何点必要なのかを定期的に確かめることが大切です。
まとめ|志望校との差を知りたい方は四谷学院にご相談ください
志望校との差を把握するには、模試の判定だけでなく、合格に必要な得点と現在の得点を比べることが大切です。
その差を科目別・分野別に整理し、配点や出題傾向と照らし合わせることで、優先して取り組むべき課題が見えてきます。
ただし、模試や過去問の結果に加え、入試までの残り期間などを総合的に判断し、学習の優先順位を決めるのは簡単ではありません。
「今のままで志望校に届くのか不安」
「どの科目から対策すればよいかわからない」
「過去問の結果を今後の勉強にどう生かせばよいかわからない」
このような悩みがある方は、四谷学院にご相談ください。
四谷学院では、一人ひとりの学力や志望校、入試科目、学習状況に合わせて、合格までに必要な対策を一緒に整理します。
現在地と今後の課題を明確にし、志望校合格に向けた学習を進めていきましょう。






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