11月1日は古典の日

最終更新日:2018/12/05

※この記事は約2分で読めます。

こんにちは、四谷学院の岩佐です。

来たる11月1日は「古典の日」です。
みなさん知っていたでしょうか?
残念ながら(?)国民の祝日ではないので、初めて知ったという人も多いかもしれませんね。

いろいろある!〇〇の日

「〇〇の日」というと、その日付は語呂合わせで決められたものも多く見られます。

たとえば・・・
3月14日は「数学の日」です。
理由はわかりですよね?
円周率の「3.14」にかけています。

12月12日は「漢字の日」。
「いい字、一字」と読むそうです。
今年の漢字が発表される日です。

古典の日の由来は?

「古典の日」は語呂合わせで決まったわけではありません。
「古典の日」が定められた背景には、『源氏物語』が大きく関わっています。

『源氏物語』は平安中期に紫式部によって書かれたとされています。
正確に何年ごろに書かれたのかはわかっていないのですが、作者とされる紫式部が書いた『紫式部日記』に以下のような記述があります。

左衛門の督(かみ)、
「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」とうかがひ給ふ。

〈現代語訳〉
左衛門の督は
「失礼ですが、このあたりに若紫はいらっしゃいますか?」
とお聞きになった。

ここに出てくる「若紫」というのが『源氏物語』の登場人物「紫の上」のことなんです。
「若紫」については、古文の授業で習いましたよね?
光源氏が北山で若紫を垣間見る場面は、定番教材として多くの教科書に載っています。

この「若紫」と出てくる記述は『源氏物語』の存在を確認できる最古の記録で、寛弘5年(1008年)の11月1日。
だから古典の日は11月1日に制定されたんです。

古典の日は文学、音楽、美術、演劇、伝統芸能など、様々な分野の古典に親しむことを目的に制定されました。
これを機に古典に触れてみてはいかがでしょうか?

「古文が苦手・・・」
という方、ピンチはチャンスです。
苦手を克服できれば、あなたの大きな武器になりますよ。

詳しくはこちらのHPをご覧ください。

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