就職しやすい経済学部が人気!経済学を学ぶメリットと就職先

最終更新日:2023/03/31

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志望校の学部選びは、好きな科目や興味のある分野を選ぶことが一般的でしょう。しかし、大学卒業後の進路を見据え、就職しやすい学部を選ぶ受験生が増えているのです。今回は、就職しやすい学部として人気の「経済学部」に焦点を当て、経済学を学ぶメリットと主な就職先について詳しく解説します。

経済学部は何を学ぶ?

経済学とは、お金の流れや、お金と社会の関わりや影響について学ぶ学問です。
働いて稼いだお金を使って生活する人々、従業員に給与を払う企業、税金を資金とする政府を、経済学では「経済の三主体」とし、人とお金の動きを分析します。それによって、経済の動向を予測したり、今後の対策を協議したりすることが可能になります。景気の見通しや年金問題、外国人労働者受け入れによる経済効果など、お金に関する問題解決には経済学が欠かせないのです。

経済学部では、ミクロ経済学・マクロ経済学を中心に、お金の動きを数理的に分析する「理論経済学」、理論経済学を応用した「応用経済学」、経済にまつわる「思想と歴史」という学問を主に学びます。財政、金融論、労働経済、地方財政などの専門分野、論理的思考や数学、統計学などの理数科目を学ぶことも経済学部の特徴です。

就職に有利になる経済学部のメリット

経済学部生が就職で有利になる理由は、経済学が仕事と密接に関係しているためです。そこで、就活の場面でメリットといえる点は、以下の4つが挙げられます。

ビジネス感覚が身に付く

お金の流れと社会の動きに加え、物やサービスの需要と供給を学ぶことから、利益を生み出すビジネス感覚を学生のうちに身に付けることができます。経済学は企業で働くうえで即戦力となる知識なので、ほかの学部の学生と比べると評価が高くなると考えられます。

文系でも数学ができる

経済学は数学の知識が求められるため、ほかの文系学部よりも数学に強くなるというメリットがあります。ビジネスにおける数学の強さとは、問題が解けるという意味ではなく、お金に関係する数学的な思考力や計算力のことです。企業で働くことはお金と密接に関係しているため、企業側も経済学部に対して好印象を持つ傾向があります。

幅広い業種で活躍できる

企業を経営して利益を得るというお金の流れは、業種によって変わることはありません。つまり、経済学を身に付けている学生は、さまざまな業種で活躍できる可能性があるのです。企業にとって必要不可欠な経理部門や財務部門では、お金の流れを理解している経済学部卒の学生を求める傾向があります。就職先企業の選択肢が広くなるという点は、就職で有利になる大きな理由の1つです。

資格が取得できる

お金に関する資格を学生の内に取得できるのは、経済学部の学生ならではのメリットでしょう。たとえば、税理士、公認会計士、ファイナンシャルプランナー、証券アナリストなど、仕事に直結する資格が多いのが特徴です。

経済学部生の主な就職先

就活の世界で人気が高い経済学部生ですが、実際のところ、どのような就職先を選ぶのでしょうか?そこで、主要な業界と就職先を5つご紹介します。

金融業界

経済学と密接に関係している金融業界は、多くの経済学部生が就職を目指す傾向にあります。メガバンク、証券会社に加え、生保や損害などの保険会社が主な就職先です。メガバンクや証券会社は高収入というイメージがあることから、経済学部以外の学部生にも人気があります。

商社

多くの学生が憧れる就職先である商社は、経済学部生が多く就職しています。世界の資源や商品を扱うため、世界規模のお金の流れに関する知識を活かせる仕事です。世界を股にかけて仕事をするため、英語を含めた外国語のコミュニケーション能力が求められます。語学に自信がある経済学部生なら、商社の仕事は自分の知識と能力をフル活用できるでしょう。

メーカー

自動車やIT機器、家電、食品といったメーカー業界は、多くの経済学部生が就職する業界の1つです。同じ大学の先輩社員が多い企業では、OB・OG訪問を頼みやすいので、内定につながりやすいというメリットがあります。メーカーでは経理部門のほかに、物の需要と供給の知識を活かせるマーケティング部門の人気が高いようです。

公務員

経済学は民間企業だけでなく、公務員でも活躍することが可能です。

国家公務員では、難関大学は国家公務員一種を受験してキャリア官僚に、中堅では国家公務員二種を受験し、官僚の補佐となる準キャリア官僚になるケースが見受けられます。国政専門官、財務専門官など、大学で学んだ知識を活かし、経済分野のスペシャリストになることも可能です。

また、根強い人気がある地方公務員は、試験問題にミクロ経済学やマクロ経済学が出題されることが多く、経済学部生が有利になることも要因といえるでしょう。

サービス業

多くの業種があるサービス業界では、IT関連、流通関連、旅行会社などに就職するケースが多いようです。経済学の知識はどの企業でも活かせるからこそ、就職先は興味のある分野にするという手もあります。

経済学部は幅広い就職先を狙える!

経済学部が就職で有利になる理由は、経済学の知識を仕事に活かせることで、即戦力として期待されるからです。さまざまな業界や業種で活躍できるので、就職先の選択肢の幅が広がることも経済学部生ならではのメリットでしょう。専門性の高さも就活のアピールになりますが、経済学は業界・業種を問わない適応力の高さが魅力です。

しかし、経済学部は総合大学に必ずある学部だからこそ、志望校選びに迷うこともあるでしょう。四谷学院はプロの受験コンサルタントがいるので、受験に関する相談ができることに加え、きめ細かな完全個別指導により、志望校のレベルアップも可能です。経済学部の合格に大いに役立つ、四谷学院で受験対策をしてみてはいかがでしょうか?

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