杏林大学の受験対策!難易度や合格に向けての勉強法を解説

  公開日:2022/01/28


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杏林大学は、東京都三鷹市に本部を構える私立大学です。1970年の開校時に設置された医学部を中心に、保健学部、総合政策学部、外国語学部を加え、現在4学部を擁します。大学名となった「杏林」とは、中国の故事で「名医」を指すとのこと。人格に優れた良き医師など、社会に貢献できる人材育成を目指しています。

この記事では、杏林大学の入試の特徴や難易度、倍率、合格するための効率的な勉強方法をご紹介します。杏林大学の受験を考えている方、勉強しているのに成績が伸び悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事に記載されている情報は2022年1月28日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

 

杏林大学の入試問題で問われる能力

初めに、杏林大学が求めている人物像と、入試の特徴について解説します。

 

杏林大学はどのような人材(学生)を望んでいるのか

杏林大学は、建学の精神として「眞善美の探究」を掲げています。「眞善美」とは、次のような目標を表しています。

【眞】真実・真理に対して謙虚であるとともに、自ら進んで学び、研究する
【善】他人に対してやさしく、思いやる心を持った人格を自ら築き上げて人のために尽くす
【美】真理に対し謙虚に学ぶ姿勢を持ち、他人を尊重し、自らの身を持するのに厳しく、美しいものを美しいと感じる感性を磨くよう努めれば、自然に美しい立派な風格のある人間に成長していく
参照:杏林大学ホームページ 建学の精神

このような「眞善美の探究」から国際的な人材育成を目指す杏林大学では、アドミッション・ポリシーとして「本学の理念・目的を理解し、その達成に真摯に取り組む意欲のある人材を求めている。」としています。

アドミッション・ポリシーの項目の一つ「求める学生像・資質」は、以下のとおりです。

(1)求める学生像、資質
(1-1)高い倫理観と豊かな人間性を備え、社会人として求められる基礎的な能力や知見を身につけ、社会において積極的に活躍する強い意志と意欲を持つ人
(1-2)他者の考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするために、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を持つ人
(1-3)柔軟な思考力と知的探究心を持ち、判断力や表現力を駆使して自発的に問題解決につなげる意欲を持つ人
(1-4)広い視野や国際感覚、国際協調の精神を身につける意欲を持ち、グローバル社会・地域社会において、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を持つ人

引用:杏林大学ホームページ 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

この他にも(2)求める学習成果、(3)入学者選抜の基本方針について、詳細な内容が定められています。全文は杏林大学ホームページ 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)で確認できますので、受験を考えている人はご一読ください。

 

杏林大学入試の特徴

杏林大学で導入されている選抜方法は、一般選抜を中心に多彩な内容となっています。ただし学部により実施方法が異なるためご注意ください。

  • 一般選抜
    すべての学部で行われる選抜方法ですが、実施内容は学部により違いがあります。
    外国語学部・総合政策学部は、前期日程・後期日程があり、前期日程は2日間のうち試験日は自由に選べるほか、2日受験して併願も可能です。
    保健学部は前期・後期はありませんが、試験日が3日あり、自由選択で併願可能です。
    医学部も前期・後期の設定はなく、1次試験受験後、合格者のみ2次試験(小論文・面接)を受験します。
  • 大学入学共通テスト利用選抜
    大学入学共通テストの成績で合否判定を行う方法です。基本的に大学独自の試験はありませんが、医学部のみ共通テストの成績を1次試験とし、合格者に対して2次試験があります。
  • 総合型選抜(AO入試)
    独自課題や書類審査など、学部ごとに定められた方法で選抜を行います。すべての学部が対象です。
  • 学校推薦型選抜
    医学部以外で行われている選抜方法です。
  • その他
    帰国子女選抜、社会人編入学・転入学選抜、編入学・転入学選抜(公募制)があります。実施学部については、募集要項でご確認ください。

 

杏林大学入試の概要


ここからは、杏林大学の入試概要を解説します。

 

出願資格について

杏林大学の出願資格は選抜方法により異なるため、ここでは一般選抜での出願資格をご紹介します。

一般選抜の出願資格は次のとおりです。

  1. 高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者あるいは入学年3月卒業見込みの者
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者あるいは入学年3月31日までに修了見込みの者
  3. 学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者あるいは入学年3月31日までにこれに該当する見込みの者

参照: 2022年度 杏林大学 学生募集要項(PDF)

なお、上記3番で出願する場合の詳細な内容や、一般選抜以外で出願する場合の出願資格は、2022年度 杏林大学 学生募集要項(PDF)で確認可能です。

 

試験科目や合格要件

ここからは、杏林大学一般選抜の試験科目や配点をご紹介します。一部学部・学科を抜粋して取り上げますので、その他の学部・学科については募集要項でご覧ください。

なお、以下のデータはすべて2022年1月28日現在のものです。

 

外国語学部 前期日程

教科 科目・選択範囲 配点(2科目・英語重視型) 配点(3科目型)
英語(必須) コミュニケーション英語I、Ⅱ、Ⅲ
英語表現I、Ⅱ
200 100
国語 【国語総合(近代以降)】 100

※5科目から1科目選択

200

※5科目から2科目選択

地歴公民 【世界史B】
【日本史B】
【政治・経済】
数学 【数Ⅰ・A】
合計 300 300

 

医学部

教科 科目・選択範囲 配点(3科目型)
1次試験
英語(必須) コミュニケーション英語I、Ⅱ、Ⅲ
英語表現I、Ⅱ
100
数学(必須) 数Ⅰ・A、数Ⅱ・B、数Ⅲ 100
理科 【物理基礎・物理】
【化学基礎・化学】
【生物基礎・生物】
より2科目選択
150
合計 350
2次試験
小論文 非公開
面接 非公開

 

出願者数や合格者数のデータ

杏林大学の出願者数や合格者数は以下のとおりです。なお、ここで取り上げるのは2021年度一般選抜の結果です。

学部 募集人数 出願者数 受験者数 合格者数 志願倍率 実質倍率
外国語 100 767 703 190 7.7 3.7
総合政策 76 744 679 172 9.8 3.9
保健 321 4250 3986 1173 13.2 3.4
98 2280 2197 171 23.2 12.8

出典:入試データ・過去問題 | 杏林大学

 

各科目の試験問題の特徴や難易度

杏林大学対策には、試験問題の特徴や傾向を把握しておくことが大切です。ここでは、一般選抜の試験問題の特徴を、科目を抜粋してご紹介します。

 

英語

杏林大学の英語は、医学部を例に挙げると、試験時間60分、大問4つで構成されています。マークシート方式での出題です。

医学部の英語では、大問1が文法・語彙力問題(短文完成など)、大問2が対応文読解問題(会話文の空所補充など)、大問3が正誤問題、大問4が長文読解という流れが定番。試験時間が限られているなか、語彙力が試されるといわれる長文読解に、どの程度時間を取れるかがカギとなります。

その他の学部の英語は、文法、整序問題、長文読解が出題され、標準レベルでクセもないといわれます。基礎をいかに押さえているかが大切です。

 

数学

大問4つで構成されており、試験時間は60分、マークシート方式です。医学部では数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲから出題され、微分・積分が頻出といわれますが、幅広く網羅的に出題されます。私立難関大レベルの問題にも取り組み、解答の時間配分や誘導の方法などをしっかり身に付け、着実に点数を上げることを考えましょう。

医学部以外の数学は、大問3つでマークシート方式。2次関数が頻出とされます。

 

杏林大学入試の難易度

杏林大学の入試の偏差値は40.0~65.0です。学部別では、医学部では共通テスト得点率86%・偏差値65.0、外国語学部では共通テスト得点率67~71%・偏差値42.0~50.0などとなっています。
出典:大学受験パスナビ 杏林大学

 

杏林大学に合格するための勉強方法


ここからは、杏林大学に合格するための勉強方法をご紹介します。

 

杏林大学に入るには、何をすればいい?

杏林大学の入試は一般選抜が中心で、大学入学共通テストを利用した選抜方法も、各学部で利用できます。また、総合型選抜など、多彩な入試方法が用意されています。例年、似たような構成で出題されやすく、出題傾向はしっかり把握しましょう

私立大学で試験科目が少ないため、受験生は過去問などから志望する学部・学科で求められる学習内容をつかみ、絞り込んで勉強して入試に臨みます。つまり、1つのミスが合否を分ける事態になりがちです。

つまり、基礎を徹底するのはもちろん、どれだけミスなく解き切るかが問われます。

 

受験期の過ごし方

受験期の高校3年生をどのように過ごすかによって、合否の確率が変わるといっても過言ではありません。やみくもに勉強するのは、あまりにも効率が悪いものです。本番までの年間を通じた長期的なスケジュールを立てて、受験勉強を開始しましょう。

  • 春(4〜6月):徹底して基礎を身に付けましょう。教科書の内容を中心に学習し、苦手分野の洗い出しをする時期でもあります。単語帳や用語集を使った暗記ものは少しでも早く取りかかり、反復練習するのがコツです。
  • 夏(7〜9月):苦手分野を徹底して克服しましょう。長期休暇中は、集中的に苦手分野の学習に取り組み、成績アップにつなげます。「一日に問題集を10ページ進める」など、短いスパンでスケジュールを組むのもおすすめです。
  • 秋(10〜12月):大学入学共通テストの対策を開始しましょう。共通テストをターゲットにした基礎固めや応用力を磨くことは、私大入試対策にも役立ちます。
  • 冬(1月〜):過去問を集中的に学習し、演習を積みましょう。過去問は時間配分に気をつけながら、ミスなく問題を解くようにし、最後の仕上げをします。

 

予備校で勉強する場合

独学で受験勉強に取り組むことは、継続する意志と情報収集力がないと、かなり厳しい戦いになります。しかし「予備校にさえ通っていれば安心」とも言い切れません。

その理由は、集団授業にあります。大手予備校ともなれば、一度に多数の生徒が同じ授業を受講するのが日常的です。講師の授業を受け身で聞いて、理解できた気になっている場合もあり、使える知識として定着しない心配があります。

また集団授業の特性上、苦手分野が取り残される危険性もあります。授業で理解できなかったところは、後から質問に行くなど積極的に取り組まないと、思うような学習の効果が上がらないかもしれません。

 

四谷学院のカリキュラムのご案内

予備校の授業に起こりがちな欠点をカバーしてくれるのが、四谷学院の「ダブル教育システム」です。ダブル教育システムで取り入れている「2つのポイント」をチェックしてみましょう。

 

科目別能力別授業

大抵の予備校では、志望校やテストの総合得点でクラス分けします。そのため、苦手科目の授業についていけなかったり、得意科目の授業が物足りなかったりする「科目ごとのレベルの不一致」が起こりがち。

四谷学院の科目別能力別授業は、科目と能力の2つでクラス分けするのが特徴です。つまり科目ごとに自分に合ったレベルの授業が受けられる仕組み。自分のレベルに合った授業を受けられるので、無理なく理解が進み、効率的に成績向上を目指せます。

 

55段階個別指導

科目別能力別授業で得た理解を、解答力につなげるのが55段階個別指導です。

55段階個別指導では、過去の入試問題を徹底分析して作られた55テストを受験し、理解に穴があるところ、考え方が不完全なところ、表現が不適切なところを段階的にチェック。解答力が身についているかを確認しながら、級を進めていきます。中学レベルから東大レベルまでの55段階を、スモールステップで無駄なく学べるよう体系化して指導しています。

 

杏林大学入試は丁寧に解く力が重要!

【杏林大学の入試概要】

  • 一般選抜が中心で、大学入学共通テストを利用する選抜方法など多彩な入試方法がある。
  • 難易度は標準~やや難。

【杏林大学の入試データまとめ】

  • 一般選抜の学部での実質倍率は3.4〜12.8倍。

【勉強方法まとめ】

  • 素直な問題が多いとされるので、教科書や用語集を丁寧に学習するのがおすすめ。
  • 時間が足りなくなる科目が多く、過去問で時間配分の練習をしておく。

杏林大学の難易度は、標準からやや難レベルですが、医学部は高倍率になりやすく、ハイレベルな戦いになりがちです。基礎を徹底したうえで、いかにミスを少なくして問題を解くかが重要になってきます。そこでおすすめなのが、四谷学院の「ダブル教育システム」。

自分の学習レベルに合った授業で、効率的な成績向上が望めます。気になる方はぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2022年1月28日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。


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