神戸大学の偏差値や難易度、入試科目別の受験対策とおすすめ勉強法を解説

受験生への学習アドバイス大学受験情報
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兵庫県神戸市に位置する神戸大学は、関西を代表する難関国立大学の一つで、1902年に創立されました。文系・理系ともに学問領域は幅広く、人文・人間科学系、社会科学系、自然科学系、生命・医学系の4つの学術系列のもと、11学部を擁しています。

国際交流に力を入れており、日本の玄関口としての伝統が息づく神戸の地に生まれた大学として、国際的・多文化的な環境で活躍できる人材の育成を目指しているのが特徴です。

この記事では、神戸大学の入試の概要や特徴、難易度、倍率、合格を勝ち取るための効率的な勉強方法などを解説します。

※本記事に記載されている情報は2025年5月20日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

神戸大学の概要

神戸大学は、1902年に設置された神戸高等商業学校を創立の起点としています。その後、文理学部・教育学部・法学部・経済学部・経営学部・工学部の6学部を擁する大学として、1949年に現在の神戸大学が設置されました。

神戸大学の特徴は、世界に開かれた国際都市神戸に立地する大学として、グローバルな人材育成に力を入れていることです。国際的で先端的な研究・教育の拠点になることを目指し、アドミッション・ポリシーでは以下の4つを求める学生像として掲げています。

  1. 進取の気性に富み、人間と自然を愛する学生
    〔求める要素:思考力・判断力・表現力、主体性・協働性、関心・意欲〕
  2. 旺盛な学習意欲を持ち、新しい課題に積極的に取り組もうとする学生
    〔求める要素:知識・技能、主体性・協働性、関心・意欲〕
  3. 常に視野を広め、主体的に考える姿勢を持った学生
    〔求める要素:主体性・協働性、関心・意欲〕
  4. コミュニケーション能力を高め、異なる考え方や文化を尊重する学生
    〔求める要素:知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働性〕
引用:神戸大学 神戸大学が求める学生像 (アドミッション・ポリシー)[学部] | 国立大学法人 神戸大学(Kobe University)

また、神戸大学は兵庫県神戸市に7つのキャンパスを持っています。

大学名:神戸大学
設立年:1902年
学生数:11,460名(2024年5月1日時点)
所在地:

  • 六甲台第1キャンパス(法学部・経済学部・経営学部)
    〒657-8501
    神戸市灘区六甲台町2-1
  • 六甲台第2キャンパス(文学部・理学部・農学部・工学部・システム情報学部)
    〒657-8501
    神戸市灘区六甲台町1-1
  • 鶴甲第1キャンパス(国際文化学部・国際人間科学部)
    〒657-8501
    神戸市灘区鶴甲1丁目2-1
  • 鶴甲第2キャンパス(発達科学部・国際人間科学部)
    〒657-8501
    神戸市灘区鶴甲3丁目11
  • 楠キャンパス(医学部医学科)
    〒650-0017
    神戸市中央区楠町7丁目5-1
  • 名谷キャンパス(医学部保健学科)
    〒654-0142
    神戸市須磨区友が丘7丁目10-2
  • 深江キャンパス(海事科学部・海洋政策科学部)
    〒658-0022
    神戸市東灘区深江南町5丁目1-1

公式ホームページ:国立大学法人 神戸大学(Kobe University)
X(旧Twitter):@KobeU_PR
Instagram:kobe_university
YouTubeチャンネル:神戸大学公式チャンネル[Kobe University]

神戸大学の学部別偏差値と難易度(レベル)

Benesseの「マナビジョン」のデータによると、神戸大学の偏差値は57~72で、大学入学共通テストの得点率は67~89%です(2025年5月20日時点)。

学部ごとの偏差値は以下のとおりで、学部によって差があります。

学部偏差値
文学部65~72
国際人間科学部62~70
法学部67~71
経済学部66
経営学部67
理学部60~68
医学部医学科69
保健学科58~64
医療創成工学科63
工学部62~67
システム情報学部63~67
農学部61~65
海洋政策科学部57~64
海事科学部

参照:神戸大学/偏差値・共通テスト得点率(入試難易度)【2025年度入試・2024年進研模試情報最新】|マナビジョン|Benesseの大学受験・進学情報

神戸大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学

ここでは、神戸大学と近い偏差値・難易度(レベル)の大学をいくつかご紹介します。

■偏差値の近い大学「文学部」
京都大学 文学部(偏差値72)
北海道大学 文学部(偏差値65~68)
明治大学 文学部(偏差値67~72)

■偏差値の近い大学「経済学部」
東北大学 経済学部(偏差値64~71)
横浜国立大学 経済学部(偏差値63~70)
立教大学 経済学部(偏差値66~70)

■偏差値の近い大学「経営学部」
横浜国立大学 経営学部(偏差値64~68)
東京理科大学 経営学部(偏差値61~70)
立命館大学 経営学部(偏差値64~71)

■偏差値の近い大学「医学部医学科」
千葉大学 医学部医学科(偏差値69~73)
大阪公立大学 医学部医学科(偏差値69)
東京医科大学 医学部医学科(偏差値68)

神戸大学入試の特徴

国立大学である神戸大学の選抜方法は、大学入学共通テストの受験後に、大学独自の個別学力検査を受ける「一般選抜」が主な方法です。このほかには、総合型選抜や学校推薦型選抜などを含む「特別選抜」があります。

一般選抜

一般選抜では、大学入学共通テストの結果と、大学独自の個別学力検査の成績を総合して合否を判定します。個別学力検査の内容は学部・学科・専攻によって異なり、一部の学部・学科・専攻では、さらに面接や小論文が課されます。

特別選抜

神戸大学の特別選抜は、おおまかに以下の5つに分けられます。

  • 総合型選抜
  • 「志」特別選抜
  • 学校推薦型選抜
  • 社会人特別選抜
  • 私費外国人(留)学生特別選抜

総合型選抜を実施しているのは、国際人間科学部発達コミュニティ学科、国際人間科学部環境共生学科、理学部生物学科、理学部惑星学科、医学部医学科で、『アクティブライフ受験』や『表現領域受験』などがあります。

試験内容は実施学科によって異なり、書類審査や筆記試験、実技検査、プレゼンテーション、面接、口頭試問、大学入学共通テストの成績など、さまざまな方法によって合否が判断されます。

神戸大学特有の「志」特別選抜は、高校での主体的な取り組みを評価する選抜方法です。大学入学共通テストを受験しなくても、出願できます。

例えば文学部の場合、第1次選抜では書類審査、模擬講義・レポート、総合問題が課され、最終選抜では小論文と面接・口頭試問が実施されます。

医学部保健学科看護学専攻の場合、第1次選抜では書類審査と模擬講義・レポート、総合問題が課され、最終選抜では課題提示・発表資料作成・プレゼンテーション、面接の結果から合否判定されます。

また、学校推薦型選抜は、国際人間科学部グローバル文化学科、経済学部、経営学部、医学部医学科(地域特別枠)、医学部保健学科作業療法学専攻、システム情報学部(仮称)(女子枠)で実施されます。

それぞれの詳細やそのほかの選抜方法については、神戸大学受験生ナビにて公開されている入学者選抜要項をご確認ください。

神戸大学の入試科目別の出題範囲とその対策

神戸大学の入試対策を進めるためには、試験問題の特徴や傾向をしっかりとつかんでおくことが重要です。ここでは、一般選抜(前期日程)の試験問題の特徴を、科目を抜粋してご紹介します。

なお、神戸大学では、一般選抜で課される試験問題の内容と出題意図を、神戸大学受験生ナビにて公開しています。神戸大学の受験を考えている方は、学習に活かせるようにぜひチェックしてください。

英語の対策と勉強法

神戸大学の英語の試験時間は80分です。記述式で、長文読解の大問が3つ、英作文の大問が1つの構成になっています。

長文読解では、基本的な文法・構文・単語・熟語の正確な理解を必要とする問題や、文章の流れ、情報の正確な読み取りを必要とする問題があり、偏りのない総合的な英語力が求められます。

英作文では、自分が知っている単語・表現・構文を駆使して、論理的かつ的確な文章表現を行う必要があります。自分の意見を英語で書くことが求められるため、英語の知識だけではなく、社会問題をはじめとするあらゆるテーマについて、関心を高めておく必要があるでしょう。

全体を通して、教科書や単語集、問題集を使って基礎的な語彙力・文法力を固めたうえで、過去問演習を繰り返す勉強方法が有効です。英作文では練習が大切なので、学校の先生や予備校の講師に添削してもらうとよいでしょう。

数学の対策と勉強法

神戸大学の数学の入試問題は文科系と理科系に分けられ、それぞれ異なる特徴があります。

数学(文科系)の試験時間は80分で、大問3つの構成です。ベクトルや微分積分、数列、確率が頻出で、典型的なパターンだけではなく、総合的な理解度と計算力を見る問題になっています。

難易度は高くありませんが、基礎をしっかりと身につけていないとつまずく可能性があるため、教科書レベルの知識をきちんと習得し、問題集と過去問に繰り返し取り組みましょう。

数学(理科系)の試験時間は120分で、大問5つが出されます。微分積分、複素数平面、ベクトル、極限など、数学Ⅲの範囲から多く出題されるのが特徴です。

また、証明問題や複数分野が融合した問題も見られます。こちらも難問・奇問はありませんが、計算量・論述量ともに多いため、正確な基礎知識と計算力、スピードが必要です。

国語の対策と勉強法

神戸大学の国語の試験時間は大半の学部が100分で、現代文・古文・漢文の大問が1つずつの構成になっています。

ただし、海洋政策科学部(文系科目重視型)は現代文のみで試験時間60分、経営学部は現代文と古文のみで試験時間80分です。

記述問題が中心で、現代文では長文を精読したうえで、論理の筋道を正確に読み取る力が求められます。また、語彙に関する一定水準の知識も欠かせません。

古文・漢文については、基本的な知識を必要とする問題が多く見られます。教科書や標準レベルの問題集を繰り返し解き、語彙・文法・文学史を正確に理解しておきましょう。

神戸大学試験の概要

次に、神戸大学試験の概要を見ていきましょう。
※記事に記載のデータは、2025年5月20日現在のものです。

出願資格について

神戸大学の一般選抜に出願資格があるのは、大学入学共通テストで指定された教科・科目を受験し、以下のいずれかに該当する方です。

(1)高等学校又は中等教育学校を入学年の3月までに卒業又は卒業見込みの者
(2)通常の課程による12年の学校教育を入学年の3月までに修了又は修了見込みの者
(3)学校教育法施行規則第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び入学年の3月31日までにこれに該当する見込みの者
参照:神戸大学 令和7年度 入学者選抜要項

出願資格についてより詳しくは、最新の入学者選抜要項をご確認ください。また、出願資格は選抜方法ごとに定められているため、一般選抜以外で受験する場合は、該当する最新の要項をしっかりとチェックしましょう。

入試日と出願の受付期限

入試日と出願期間は選抜方法によって異なります。ここでは、2025年度試験における一般選抜の日程をご紹介します。

区分出願期間試験日
前期日程2025年1月27日(月)~2月5日(水)2025年2月25日(火)
後期日程2025年3月12日(水)

参照:神戸大学 令和7年度 入学者選抜要項

入試科目や配点

ここからは、神戸大学における一般選抜(前期日程)の試験科目や配点について、学部を一部抜粋してご紹介します。そのほかの学部・学科の試験内容については、最新の要項でご確認ください。

なお、以下のデータはすべて2025年5月20日現在のものです。

<文学部>

試験区分教科科目配点
大学入学共通テスト国語『国語』100
地歴・公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から2つ選択
※『公共,倫理』と『公共,政治・経済』の組み合わせは不可
100
数学『数学Ⅰ,数学A』と『数学Ⅱ,数学B,数学C』65
理科『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』から2つ、又は『物理』『化学』『生物』『地学』から1つ選択65
外国語『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』から1つ選択100
情報『情報Ⅰ』20
合計6教科8科目又は7教科8科目450
個別学力検査国語国語150
数学数学(文系)75
外国語英語125
合計350
総計800

<理学部数学科>

試験区分教科科目配点
大学入学共通テスト国語『国語』125
地歴・公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から1つ選択40
数学『数学Ⅰ,数学A』と『数学Ⅱ,数学B,数学C』60
理科『物理』『化学』『生物』『地学』から2つ選択50
外国語『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1つ選択75
情報『情報Ⅰ』10
合計6教科8科目360
個別学力検査数学数学(理系)180
理科物理、化学、生物、地学から2つ選択150
外国語英語125
合計455
総計815

<医学部医学科>

試験区分教科科目配点
大学入学共通テスト国語『国語』80
地歴・公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』から1つ選択40
数学『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅱ,数学B,数学C』80
理科『物理』『化学』『生物』から2つ選択80
外国語『英語』『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』から1つ選択80
情報『情報Ⅰ』20
合計6教科8科目380
個別学力検査数学数学(理系)160
理科物理、化学、生物から2つ選択160
外国語英語160
その他面接
合計480
総計860

参照:神戸大学 令和7年度 入学者選抜要項

出願者数や合格者数のデータ

神戸大学の出願者数や合格者数は以下のとおりです。なお、ここで取り上げるのは2025年度の一般選抜(前期日程)の結果です。

学部出願者数受験者数合格者数実質倍率
文学部206203842.4
国際人間科学部7357072542.8
法学部3883761193.2
経済学部7176682342.9
経営学部7907352323.2
理学部3773611213.0
医学部7416762612.6
工学部1,1291,1033243.4
システム情報学部4023861153.4
農学部2962871262.3
海洋政策科学部3973871782.2

参照:神戸大学 令和7年度 入学試験状況(全日程)(PDF)

神戸大学の受験料と学費目安

神戸大学の検定料は17,000円、大学入学共通テストの検定料は18,000円(3教科以上受験の場合)です。また、神戸大学の入学料は282,000円、年間の授業料は535,800円です。

神戸大学卒業後の進路

神戸大学の2023年度学部卒業生の進路は、卒業者に対する就職者の割合が54.8%、進学者の割合は39.5%で、就職率は94.3%でした。企業への就職のほか市役所や県庁などへの就職も多く、業界としては金融業界、IT・通信業界がやや目立つ結果となりました。

神戸大学には、学生のキャリア発達を支援する「キャリアセンター」が設けられています。キャリア相談、ガイダンス・セミナー、インターンシップ情報の提供などを行い、学生の就職活動を全面的にサポートしています。

神戸大学が気になった人はオープンキャンパスや入試説明会へ

神戸大学への進学を検討している場合は、オープンキャンパスや入試説明会に参加することをおすすめします。

神戸大学の2025年度オープンキャンパスは、主に対面方式で開催される予定です。開催日程などの詳細は学部ごとに異なるため、神戸大学受験生ナビのオープンキャンパスのページをチェックしてください。

※2025年5月20日現在、2025年度オープンキャンパスの詳細は未定

神戸大学に合格するための勉強方法

ここからは、神戸大学に合格するための勉強方法について見ていきましょう。

神戸大学に入るにはどのような対策をすればいい?

神戸大学は、大学入学共通テストの配点が高い傾向があるので、まずは大学入学共通テストで確実に得点することが、合格への第一歩となります。

一方で、個別学力検査は難問や奇問がほとんどありません。神戸大学を受験する方々は、過去問などから出題傾向などをつかんで対策をしているため、わずかな取りこぼしが合格を左右するでしょう。教科書や標準レベルの問題集を繰り返し解いて基礎を固め、苦手科目をしっかりと克服しておくことが大切です。

受験期の過ごし方と勉強のコツ

高校3年生の受験期をどう過ごすかで、志望校に合格できるかが決まります。ただし、やみくもに机に向かっているだけでは効率が悪いでしょう。大切なのは、1年間のスケジュールを立てて計画的に学習を進めていくことです。

具体的なスケジュールは、下記を参考にしてください。

  • 春(4~5月):春は基礎を固める時期です。教科書の内容を繰り返したり、難易度の低い問題集を丁寧に解いたりして、基本的な問題は確実に解答できるようにしておきましょう。同時に、苦手分野の確認も行います。
  • 夏(6~8月):基礎固めを継続しつつ、苦手分野に集中して取り組みます。まとまった勉強時間がとれる夏休みは、苦手克服のチャンスです。また、自分の立ち位置を確認するために、模試を受けてみるのもよいでしょう。
  • 秋(9~11月):基礎力をベースに演習問題に取り組みます。使用する問題集も入試レベルのものにして、個別学力検査を意識しつつ、これまで身につけた知識をアウトプットする訓練も行いましょう。
  • 冬(12月~):冬からは、間近に迫った大学入学共通テスト対策に力を入れます。その後は個別学力検査対策に集中し、過去問をメインにして学習に取り組みましょう。過去問は解いて終わりではなく、解説をしっかりと読み、知識に穴がないか確認しながら進めてください。

神戸大学を目指すなら予備校を使って入試対策をしよう

受験勉強への取り組み方は人それぞれです。独学か予備校に通うか、迷っている方も多いでしょう。

独学で受験勉強を進める場合に注意したいのは、モチベーションの維持です。加えて、1人で受験勉強を進めていると、受験に関する有益な情報を得られない可能性もあります。

したがって、より効率的に神戸大学合格を目指す場合には、予備校を利用するのがおすすめです。

予備校には受験のプロがいるため、必要なときに的確なアドバイスや情報を得られるでしょう。また、現状の学力をもとに適した学習計画を作成してもらえたり、悩み相談にのってもらえたりと、さまざまなサポートを受けられます。

とはいえ、「予備校に通っているから大丈夫」という油断は禁物です。

大手予備校によく見られる大人数の授業の場合、理解が追いつかないうちに授業が先に進んでしまうことは珍しくありません。

また、講師の授業をただ聞いているだけで理解した気になってしまい、想定以上の学習効果が得られないというケースもあります。

四谷学院のカリキュラムのご案内

予備校の集団授業で起こりがちな「授業についていけない」「なかなか成績が伸びない」という欠点をカバーし、志望校合格へと導くのが、四谷学院独自の学習システム「ダブル教育」です。

ここでは、ダブル教育の柱である「科目別能力別授業」と「55段階個別指導」をご紹介します。

科目別能力別授業

多くの予備校では、志望校別や入塾テストの結果などでクラス分けを行いますが、授業レベルと能力を合わせるためには、このようなクラス分けだと不十分だといえます。

例えば、国語の場合は「現代文は得意だけれど古文と漢文は苦手」など、科目ごとに得意不得意があるケースが少なくないからです。

それに対し、科目別能力別授業では、クラス分けを科目ごとの能力に沿って行います。それによって、すべての科目で自分の能力に合った授業を受けることが可能です。

また、科目別能力別授業は大人数のクラスではないので、アットホームな雰囲気で、質問がしやすいことも特徴です。

55段階個別指導

55段階個別指導は、入試に必要な知識を55段階のレベルに分けて、プロの講師が個別に指導する仕組みです。達成感を味わいながら1つずつ級をクリアしていくことで、学習意欲が引き出されます。

毎回の指導では小テストが行われ、答案は講師がその場で添削します。論述問題に解答するための記述力は、この添削によって着実に高めることが可能です。

神戸大学に合格するには丁寧に解く力が重要!

【神戸大学の入試概要】

  • 偏差値は57~72
  • 大学入学共通テストの配点が高い傾向があり、基礎力や記述力が求められる
  • 難関国立大学だが難問奇問は出されないので、わずかな取りこぼしが合格を左右する

【神戸大学の入試データまとめ】

  • 神戸大学試験の倍率は約2.2~3.4倍(2025年度一般選抜・前期日程)

【勉強方法まとめ】

  • 教科書レベルの基礎力を身につけ、記述力を高めることが必要
  • 過去問を繰り返し、傾向をしっかりと把握しておく

神戸大学合格を真剣に考えている方は、四谷学院への入学をぜひご検討ください。四谷学院の「ダブル教育」なら、自分のレベルに合った授業で効率的に成績をアップさせることができます。気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介した情報は2025年5月20日現在のものです。最新の情報は大学公式ホームページにて必ずご確認ください。

失敗しない予備校選びは説明会・相談会参加が重要!

志望校に合格するには、自分に合った予備校を選ぶことが大切です。気になる予備校があれば、積極的に説明会・相談会に参加し、インターネットやパンフレットの情報だけではわからない、校舎や講師の雰囲気を確認しましょう。

以下の記事では、予備校の説明会・相談会に参加する際に確認すべきポイントや、参加時の不安を解消する方法を解説しています。予備校選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

予備校の入学説明会って何をやるの?どうやって参加する?

大学受験合格ブログ編集部A

このブログは、大学受験予備校の四谷学院の「受験コンサルタントチーム」「講師チーム」「受験指導部チーム」が担当しています。 大学受験合格ブログでは、勉強方法や学習アドバイスから、保護者の方に向けた「受験生サポート」の仕方まで幅広く、皆様のお悩みに役立つ情報を発信しています。

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